アスパラガス産業の有識者が一同に集う。アグリテックスタートアップのinahoが日本最大規模の「アスパラガスサミット2024」を開催

更新日: 2024年10月08日 /提供:inaho

AIを活用した自動野菜収穫ロボットを中心に生産者向けサービスを提供するinaho株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:菱木豊/大山宗哉)は、生産量が減少傾向にあるアスパラガス産業を盛り上げるべく、一般社団法人AgVenture Labと共催で「アスパラガスサミット2024」を開催します。



開催背景
2023年開催した同サミットが好評
2023年11月に産学連携による「アスパラガスサミット2023」を北海道の酪農学園大学にて開催し、現地参加66名・オンライン参加126名とアスパラガスに関するイベントとしては過去最大規模となりました。ご参加頂いた皆様よりご好評を賜りましたので、より多くの方にご参加いただきたく、この度第二回を東京にて開催する運びとなりました。
最新情報の流通に関する課題が多い
アスパラガスの生産量や作付面積は農家の高齢化問題に加え、従来の栽培方法に起因する収穫作業負担の重さを主要因として毎年減少の一途を辿っています。対策として期待される新たな栽培方法(例:枠板式高畝栽培※)は存在するものの、まだ十分な認知がされていません。また、アスパラガスに関わる生産者・メーカー・行政機関・研究者の皆様に話を伺うと、栽培方法から品種に対する認識に千差万別の考え方がある中で、「各々が持っているノウハウが共有されていない」という現状明らかになっています。
※枠板式高畝栽培:アスパラガスの連作障害を回避するための改植技術研究の過程で生まれた香川県発祥の栽培方法。畝を従来より高くし、栽植密度も低くする事で、身体的負担を減らし、管理作業などの効率化を図ることで、持続的かつ収益性も備えた生産活動が期待できる。

生産量の拡大に向けて情報交換を活性化
アスパラガス産業の関係者が一同に集まり、学び合う機会を創出します。地域の中で閉じてしまいやすいベストプラクティスや意見などの情報交換を活性化することで、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。 

inaho株式会社は自動野菜収穫ロボットを活用した人手不足と経営課題の解決だけではなく、イベントなどを通じて農業に関する最新情報やノウハウの流通を促進することで、業界全体の発展に貢献していきます。

  
開催概要
日時、開催場所(オフライン、オンライン同時開催)
日時:2024年11月29日(金)13:00~19:40 セミナー:13:00~18:30 懇親会:18:40~19:40(参加希望者のみ)
開催場所:AgVenture Lab(東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルヂング9階)
オンライン:zoom(参加お申し込み後、視聴URLをお送りします)
参加について
参加費:現地参加、オンライン参加共に無料
参加対象者:生産者、新規就農希望者、JA関係者、行政関係者、農業を学ぶ学生等、アスパラガス産業にご興味をお持ちの方など
人数制限:オフライン参加100名、オンライン参加500名限定
申込方法、期日
完全事前予約制:下記ボタンよりお申し込みください。
※一次申し込み期日:2024年10月31日
参加申し込み

開催内容
1. アスパラガス産業の有識者によるトークセッション
Session1:高畝栽培を知る
法人、個人、研究者など、様々な立場での枠板式高畝栽培についての取り組みを紹介

Session2:アスパラガスの栽培管理について考える
品種の特性や連作障害、高温対策など栽培管理に関する情報をご紹介

Session3:アスパラガスビジネス最前線
育てたアスパラガスをどうやって売るのか、ブランディング、販売方法、発送方法などをご紹介

Seesion4:アスパラガス栽培におけるスマート農業技術の活用
IoTセンシングによる環境管理や、ロボット活用の可能性、関連する法規制など、生産性向上に向けた業界の動きについて事例を踏まえて展開

2. トークセッション登壇者によるブース出展
3. 参加者との懇親会(参加希望者のみ)

共催
inaho株式会社/一般社団法人AgVenture Lab

Appendix
前回ご参加いただいた方のお声
- 様々な地域・立場の方と交流でき、とても有意義な時間を過ごすことができました
- 対面での情報交換ができ大変有意義であった
- 全国の事例が勉強になった。壱岐は元々興味があり行ってみたかったので、お話を聞けてよかった
- 全国のアスパラガス栽培についての取り組み事例を知ることができ、大変勉強になりました


前回のアスパラガスサミットの集合写真

日本の農業が抱える現状と課題
- 2015年に約150万人いたとされる農業人口が2030年には約半数となる約75万人にまで減少すると予想されている。(農林水産省「平成30年 農業構造動態調査報告書」
- 施設園芸農家数、面積ともに過去15年で約25%減少しているが、1戸当たりの施設面積は規模拡大が進んでいない。(農林水産省「農林業センサス」)
- 農業就業人口及び基幹的農業従事者の平均年齢は約67歳(農林水産省「農業労働力に関する統計」)
- 農業従事者年齢構成比率における49歳以下の割合は僅か約10%(農林水産省「2017年農業構造動態調査」)


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