【調査概要】
調査期間:2024年8月23日~2024年8月26日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:20~70代の男女(年賀状のやり取りをしている方)
有効回答人数:200名
新年の挨拶の欠礼を伝える「喪中はがき」について、実は正しいマナーが知られていないことも多いようです。
今回フタバ株式会社では、200名を対象に、喪中はがきの正しいマナーに関するアンケート調査をクイズ形式で行いました。
調査を通じて、喪中はがきの大切さと正しいマナーについてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
喪中はがきを出す範囲を正しく理解している人は68%
はじめに、「喪中はがきを出す範囲について、一般的なマナーとして正しいと思うものを選択してください。」とお聞きしました。
アンケート結果では、68%と多くの人が「1親等・2親等」が喪中はがきを出す範囲として正しく回答しています。
「1親等・2親等」には父母や配偶者、子、兄弟姉妹などが含まれ、一般的なマナーとしても喪中はがきを出す正しい範囲です。
一方で、約30%は喪中はがきを出すべき範囲についての理解が十分ではないことがわかります。
みなさんは喪中はがきをどの範囲まで出す?
続いて、「あなたなら喪中はがきをどの範囲まで出しますか?」と質問し、実際にはどの範囲まで出しているのかお聞きしました。
アンケート結果から、喪中はがきを出す範囲としては「1親等・2親等」を選んだ人が61.0%と最も多く、一般的なマナーに沿った対応をしている人が多いことがわかります。
親や配偶者、子ども、兄弟姉妹、祖父母など、比較的近い親族に対して喪中はがきを出すべきだと感じている人が多いのでしょう。
一方で、「1親等のみ」を選んだ人が19%、「1親等・2親等・3親等」を選んだ人が20%と、同程度の割合で存在しています。
家族や親戚との関係性に合わせて、喪中はがきを出している人もいるようです。
喪中はがきが届いた場合の対応を正しく理解している人は97.5%
次に、「喪中はがきが届いた場合の対応について、一般的なマナーとして正しいと思うものを選択してください。」という質問をしました。
喪中はがきが届いた場合は寒中見舞いを出すと丁寧ですが、何もしなくても問題ありません。
アンケート結果では、「何もしない」が54%、「寒中見舞いを出す」が43.5%と、一般的なマナーを守っている人がほとんどでした。
喪中はがきが届いた際の世間的なルールとして、年賀状を控えるべきという認識が広く浸透しているようです。
また、「年賀状を出す」と答えたのはわずか2.5%と少ないですが、マナー上NGではありません。(喪中はがきは相手からの年賀状を断るものではないため。)
喪中はがきが届いた際に何もしない人が多数
前の質問で、喪中はがきが届いた場合の対応について正しく認識している人がほとんどでしたが、実際にはどのように対応しているのでしょうか。
続いて、「あなたなら喪中はがきが届いたらどう対応しますか?」とお聞きしたところ、「何もしない」が138名と全体の約7割にのぼりました。
丁寧な対応としては「寒中見舞いを出す」ことが広く認識されていますが、実際には「何もしない」という選択が主流であるようです。
また、その他の回答として「かなり近しい人にのみ寒中見舞いを出す」「はがき以外の方法で連絡をする」「お線香を送る」「相手を気遣うメッセージを伝える」という対応もありました。
喪中の人に年賀状を出す行為について正しく理解している人は27.5%!
厳密に言うと喪中の人に年賀状を出す行為は、マナー違反にはあたりません。
これについて、「知っていた」と答えたのは55名と全体の27.5%にとどまり、72.5%は「知らなかった」と回答しました。
これは、喪中はがきが「年賀状を送らないでください」という意味で出されるという誤解が広まっていることによる影響です。
実際に、喪中はがきは送り手が新年の挨拶を控えることを知らせるためのものであり、年賀状の受け取りを拒否するものではありません。
しかし、時代の流れとともに「喪中の人に年賀状を出すのは不謹慎」と考える人が増え、その結果、年賀状を遠慮する風潮が一般化しました。
現在では、喪中の人に年賀状を出す行為はマナー違反ではないですが、遠慮するものという位置付けとなっています。
相手から喪中はがきが届いたとき、自分も喪中である場合はどうするべき?
ここでは、お互いが喪中のときの対応について調査した結果を紹介します。
「相手から喪中はがきが届いたとき、自分も喪中である場合は相手に喪中はがきを出す
必要があるかについて、一般的なマナーとして正しいと思うものを選択してください。」と質問したところ、68%が「出す」と回答し、32%が「出さない」と答えました。
この結果から、多くの人が、相手から喪中はがきが届いた際に自分も喪中である場合、相手に喪中はがきを出すべきだと考えていることがわかります。
これは、喪中はがきが「自身が新年の挨拶を控える旨を伝える手段である」と正しく理解していることや、相手への礼儀を重んじる姿勢が反映されていると言えるのではないでしょうか。
自分も相手も喪中の場合は、喪中はがきを出すのが丁寧
続いて、「自分も相手も喪中の場合、あなたならその相手に喪中はがきを出しますか?」とお聞きしたところ、「出す」と回答した人が64.5%と多い結果となりました。
正解としては「出す」と丁寧な対応とされますが、「出さない」こともマナー違反には該当しません。
これは、喪中はがき自体が必ず出さなければならない決まりはないためです。
どちらの選択も相手との関係性や状況に応じて対応するとよいでしょう。
喪中に年賀状が届いたときのベストな対応は「寒中見舞いを出す」
次に、「喪中に年賀状が届いた場合の対応について、一般的なマナーとして正しいと思うものを選択してください。」とお聞きしました。
結果、最も多く選ばれたのは、100名が選んだ「寒中見舞いを出す」です。
喪中に年賀状が届いた場合、寒中見舞いを送ることが一般的なマナーとして広く認識されていることがわかります。
次点で「何もしない」と答えた人も68名と多く、対応を省略する傾向も見られました。
しかし、喪中はがきは自身の年賀状の欠礼であり、相手からの挨拶を断るものではないため、「何もしない」は最も避けたい対応と言えます。
喪中に年賀状が届いた場合は、寒中見舞いを出す、もしくは電話やメールで直接連絡するなど、相手からの挨拶を無視しないよう心がけたいものです。
喪中に年賀状が届いたときに最も多い対応は「何もしない」
前のアンケートでは、年賀状が届いた場合の対応について、「寒中見舞いを出す」ことを正しいマナーとして認識している人が最も多い結果となりました。
しかし、「喪中はがきを出したにも関わらず年賀状が届いた場合、あなたならどう対応しますか?」という質問では、「何もしない」と答えた人が122名と過半数を占める結果となりました。
先述の通り、正しいマナーとしては「寒中見舞いを出す」が最も丁寧であり、難しい場合は「直接連絡する」のもよいでしょう。一方、「何もしない」は避けたい対応です。
喪中に新年の挨拶を受け取った場合でも、返信することを心がけましょう。
今回の調査から、喪中はがきに関するマナーについて意外と多くの人が誤解していることが明らかになりました。
故人と関係のあった人達を大切にするためにも、誰に喪中はがきを送るべきかや届いた場合の正しい対応など、失礼のないやりとりをしたいものですね。
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フタバ株式会社概要
【本社所在地】
〒466-0058 愛知県名古屋市昭和区白金二丁目4番10号
【代表者】
代表取締役 市川 隆史
【事業内容】
年の始まりに贈る心ふれあう年賀状印刷サービスの提供
慶びお祝い時に贈るお祝い袋(ポチ袋)の企画販売
感謝の気持ちを添えて贈るキャラクターグッズ(ギフト)の開発
大切な思い出を形にするフォトブック(写真整理アプリ)の提供
【設立】
昭和47年2月
【WEBサイト】
企業HP:http://www.futabanenga.com/
年賀状印刷:https://futabanenga.jp/
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