近年、外出自粛による在宅時間の増加や、運動機会の減少による健康意識の高まりから、普段の食生活に気を遣うことが増えました。それに伴い、デザート・スイーツの選び方にも変化が起きています。 今回、生活スタイルの変化が人々の食生活にどのような変化をもたらしているかについて、「チーズデザート市場」に焦点を当ててご紹介します。

詳細はこちら:https://prtimes.jp/a/?f=d21580-20210915-74818fdecdc57bda498f86531e9ad646.pdf
1.チーズ市場概況
1.伸長し続ける好調な国内チーズ市場国内のチーズ消費量は、2013年度から8年連続伸長、2015年度から6年連続
で過去最高を更新し続けています(※1)。
2010年度に約261千tだった消費量は、2018年度に初めて350千tを突破、2020年度には約360千tと、10年間
で約100千tも増加しました(※1)。
森永乳業においても、2020年度の家庭用チーズの売上は前年比約106%と拡大しています(※2)。
※1 農林水産省「令和2年度チーズの需給表」
※2 当社出荷金額ベース 2020年4月~2021年3月累計金額前年比

2.近年市場急拡大の「チーズデザート」市場

2020年度のチーズデザート市場は、前年比117%と伸長しています
(※3)。さらに、2021年4~7月においても前年同期比110%以上
にて推移しており、その勢いは止まる様子がありません。
森永乳業の「小さなチーズケーキ」シリーズと「もちもち6P」
シリーズにおいても、2020年度は市場と同等で前年比117%、
2021年4~7月でも前年を超える伸長を見せています(※4)。
※3 インテージSRI+ デザートチーズ市場/全国/
2020年4月~2021年3月 累計販売金額
※4 インテージSRI+ デザートチーズ市場/全国/
2021年4月~7月 累計販売金額
*いずれもデザートチーズ市場は当社定義
2.生活スタイルの変化と、チーズデザートの伸長
1.なぜチーズデザートの消費が増えているのか
・健康への配慮
在宅時間の増加により、在宅ワークや巣ごもりで過ごす休日の楽しみにおうちでの間食機会が増加した人は、
なんと2人に1人(※5)。同時に、運動機会の減少や心身のストレス増により、これまで以上に健康に気を遣う
人が増えました。
そのため、間食で食べるものにも変化が見られ、チョコレートやスナック菓子などを選ぶ人が減少しているのに
対し、乳製品は増加しています(※5)。その中でも、近年チーズの健康価値が注目されていることもあり、
チーズデザートが間食の選択肢に入ることが増えたと考えられます。
※5 出典:株式会社クロス・マーケティング「在宅期間中の間食に関する調査」2020年5月 n= 1,444
・季節や流行を取り入れた鮮度感のあるラインアップ
チーズデザートは、クリームチーズをベースにフルーツやあずきなど様々な素材を組み合わせて作っています。
クリームチーズの優しい甘さと爽やかな酸味には多くの食材がマッチするため、季節や流行に合わせて多彩な
フレーバーが発売されています。
お店の売り場で目を引くデザインや、思わず食べてみたくなる鮮度感のあるフレーバーが多いことも、市場の
伸長を後押ししています。

2.チーズデザートの魅力・人気の秘密
・スイーツ感覚で食べられるおいしさ
チーズデザートは、なめらかでクリーミーなクリームチーズを使用しており、クセのない穏やかな味わいが特長
です。組み合わせる素材の風味を引き立てやすく、フルーツやナッツ、チョコレートなど洋風の味わいから、
抹茶やあずきなどの和風の味わいまで、たくさんの種類を楽しむことができます。
一般的なチーズが苦手な方にとっても、チーズデザートはスイーツ感覚で食べやすい商品です。
・カロリー・糖質が低く、たんぱく質が豊富
チーズは低カロリー・低糖質の食品であるため、カロリー・糖質制限中でも罪悪感なく食べることができます。
さまざまな味わいがあり優しい甘みも感じられるため、ダイエット中のおやつとして最適です。乳製品である
ため栄養価は高く、たんぱく質も摂ることができます。
3.森永乳業のチーズデザート最新情報

森永乳業は、1992年に「クラフト 小さなチーズケーキ」を発売
しました。
当時は「ティラミス」や「三角形のケーキ型のチョコレート」の
ヒットなど、ケーキ感覚の菓子やデザートに人気が集まっていた
ことが開発のヒントになりました。
以来、森永乳業はチーズデザートのパイオニアとしてさまざまな
商品を発売してきました。
このたび、秋にぴったりの商品を2品発売します。

