「第3回サステナブル・リテイリング表彰」受賞施策が決定!

掲載日: 2024年09月19日 /提供:ダイヤモンド・リテイルメディア

ファミリーマート、コープさっぽろ、寺岡精工の施策が受賞!




流通小売情報専門の出版社ダイヤモンド・リテイルメディア(東京都千代田区、代表者平井俊之)は食品小売企業にもサスナビリティが求められる中、こうした動きを後押しし業界全体で盛り上げることを目的に、優れた施策を表彰する企画「サステナブル・リテイリング表彰」を2022年より実施している。厳正な審査のもと第3回の受賞施策が決定したため、発表する。
サステナブル・リテイリング表彰
サステナビリティを実現する食品小売企業の施策を募集し、集まった施策の中から専門家陣の選定によって受賞施策を決定し表彰する企画。2022年よりスタートし開催は今年で3回目。今年は11組織から14の施策が集まり、その中から下記の3つの賞を決定した。



選出・審査方法
専用フォームを通じて候補施策を募集(募集期間24年6月7日~7月19日)。
その後、選考委員会の審査によって3つの受賞施策を選出した。審査は、次の10項目により定量評価(該当項目の数や平均スコアなどから)。
「顧客・従業員・取引先・地域への波及、効果」「環境問題への貢献」「ダイバーシティ・人権への対応」「健康・福祉への貢献」「定量的な結果」「経済・業績への貢献」「新規性・アイデア性」「今後の拡張性」「企業間による連携」「食品小売業が取り組む意義」これらを審査項目として、絞り込んだ施策の中からディスカッションにより、最終的に受賞施策を決定した。

食支援ネットワーク賞

「ファミマフードドライブ」
株式会社ファミリーマート
ファミリーマートは2021年4月から「ファミマフードドライブ」を実施し、家庭で余った食品を店舗で回収し、こども食堂やフードパントリーに寄付している。この取り組みは全国の店舗ネットワークを活用し、食品ロス削減と地域の食支援に貢献。2024年7月時点で3716店舗が参加し、累計202トン以上の食品が寄贈された。多くの寄贈実績やCO2削減への効果を成果として定量的に測定し、社会への影響を客観的に示すことができているとして受賞に至った。
明るい未来支援賞

「資源回収から得た収益を組合員さんに循環させる子育て支援」
生活協同組合コープさっぽろ
コープさっぽろは、組合員を対象にリサイクル収益を活用する「循環型支援」を基にして、親子のふれあいや子供の成長の支援をめざしている。具体的な活動には、組合員への絵本提供、読み聞かせ活動、子や孫を持つ組合員や妊娠中の組合員への物資の支援が含まれる。自社のエコセンターで資源を回収し、CO2削減や収益を通じて子育て支援に役立てている点が評価され受賞に至った。
資源循環賞

「店舗と消費者が連携するペットボトルの資源循環」
株式会社寺岡精工
寺岡精工は、小売企業向けにペットボトル回収機「ボトルスカッシュ」シリーズを製造・販売している。この回収機は、累計で3億3000万本以上のペットボトルを回収した。小規模店舗にも設置可能なモデルを開発し、回収されたペットボトルが新たなボトルに生まれ変わる「ボトルtoボトル」のスキームを構築。消費者参加型のリサイクルを促進していることが評価され受賞に至った。



選考委員紹介(あいうえお順)
加賀田 和弘(小樽商科大学商学部 准教授)
加藤 孝治(日本大学大学院総合社会情報研究科 教授)
篠原 欣貴(立命館アジア太平洋大学国際経営学部 准教授)
宮川 宏(専修大学経営学部 准教授)
渡辺 林治(東京大学大学院医学系研究科 特任講師)
協力パートナー・後援
本企画にご賛同いただいた下記の団体、省庁に協力・後援いただいております。



問い合わせ先
株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア
サステナブル・リテイリング表彰 事務局 阿波
TEL:03-5259-5921

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