「ITで農業の“できる“をもっと。」をコンセプトに、生産者の課題解決や、スマート農業の利活用を促進する団体「できる.agri」は、11月2日 生産者の「のびしろ」や「強み」が分かる診断システム「農業の相談 by できる.agri」を発表いたします。 本サービスでは設問の回答に合わせて回答者の「強み」と「のびしろ」を診断。診断結果からそのままコンシェルジュへ相談することが可能です。生産者の課題に合わせた最適な課題解決方法を提案いたします。
「農業の相談 by できる.agri」は、経営、生産、販売各カテゴリに10問ずつある設問に回答することで、何が自身の「強み」で、何が改善の余地がある「のびしろ」なのかが分かる、生産者向けの診断システムです。
回答の点数に合わせて「経営」「生産」「販売」項目それぞれの診断結果を表示いたします。
▽「農業の相談 by できる.agri」 http://dekiru-agri.jp/nobishiro/
▽設問例
・(経営)入出金や経理に時間がかかりすぎている
・(生産)ITや機械設備で省力化を進めたいがよくわからない
・(販売)注文管理の負担が大きい
▽回答後のコメント事例
診断後は、診断結果からそのままできる.agriのコンシェルジュへ無料で相談することが可能です。
【コンシェルジュメンバー】
佐川友彦 阿部梨園マネージャー ファームサイド株式会社 代表
阿部梨園では参謀を務め、経営改善実例を「阿部梨園の知恵袋」として公開中。ファームサイド株式会社ではコンサルティングや講演活動などを行っている。
山岸直輝 株式会社MISOSOUP
農業プロデューサー
商品開発や販売企画を得意とする伴走型プロデューサー。ブランディングやデザインの力を農業に取り入れるプロジェクトを展開している。
岡山史興 70seeds代表&編集長
できる.agri発起人
2017年にできる.agriを立ち上げ。IT活用事例のWEBメディア 運営や、セミナーの開催、農家の熱意を形にする「できる.agriコミュニティ」の運営をおこなっている。
杉村侑大 ビジネスデベロッパー
アドテク企業、YouTuberマネジメント事務所等を経て、70seedsに参画。事業開発、プロジェクトマネジメントを担当し、これまでWEBメディア『70seeds』のリニューアル、できる.agriのリブランディング、規格フリー野菜専門八百屋『Non Standard Farm』の立ち上げなどを行っている。
【実施背景】
これまでできる.agriは、全国で会を実施し、直接生産者の方と関わる中で「フェーズに応じたITツールの選択方法が分からない」「そもそも自分の課題がどこにあるか分からない」「課題だと思っていたものが本当の課題ではなかった」といった意見をよく耳にしてきました。
これらの声に対する解決策として、少しでも多くの方が手軽に自身の「課題」「のびしろ」に気づけるよう、webコンテンツとして2020年7月に「のびしろ診断β版」を公開、利用いただいた方々からのフィードバックを元に改善・再設計に取り組み、本サービスの提供に至りました。
(画像:生産者のフェーズに合わせた支援の分類イメージ)
【「できる.agri 」プロジェクトについて】
できる.agriは、「ITで農業の“できる“をもっと。」をコンセプトに、参画企業24社とともに生産者の課題解決や、スマート農業の利活用を促進する団体です。農業の課題解決事例の発信や、全国各地でのセミナー開催、コミュニティ運営、「IT農業カオスマップ」などの情報開発・提供を通じて、生産者の方々にIT農業の可能性を広げています。また、参画企業とともに、IT活用やブランディング、生産者との協働プロジェクトなど、生産者のニーズに合わせてさまざまな支援に取り組んでいます。
【過去の活動】
IT農業カオスマップ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000026960.html