株式会社タカミヤとの協業による先進的栽培技術を活用した大規模農業ハウスの実証実験を開始

掲載日: 2024年09月05日 /提供:ヤンマーホールディングス


右:ヤンマーグリーンシステム株式会社 代表取締役社長 中井 健二、左:株式会社タカミヤ アグリ事業部長 岡本 裕之氏


ヤンマーグリーンシステム株式会社(以下ヤンマーグリーンシステム)は、持続可能な農業を実現するための革新的な栽培技術の提供を目的に、株式会社タカミヤ(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:高宮一雅、以下タカミヤ)と協業し、大規模農業ハウスにおける高効率な作物栽培の実証実験を開始します。

近年、国内の食生活の多様化や食料生産人口の減少など、農業を取り巻く環境が厳しさを増しています。特に都市部においては、人口増加に伴い都市農業や太陽光を利用した大規模ハウスのニーズが高まっており、これに対応するための新たな農業技術が求められています。

ヤンマーグリーンシステムは、長年にわたる農業設備のノウハウを活かし、タカミヤが運営する「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK(以下、TAP)」にて、持続可能な農業の実現を目指した協業を行います。TAPは、農業従事者の普及・教育およびリスクを減らして就農できる環境を構築すべく運営している、農業における全てがわかる総合農業パークであり、ヤンマーグリーンシステムの栽培設備とタカミヤの農業用ハウスを組み合わせることで、農業分野における新たなソリューションを生み出します。
協業の意義
今回の協業では、タカミヤが展開する大規模農業ハウス内でヤンマーグリーンシステムの先進的な栽培設備を活用した実証実験が行われます。これにより、ハウス内で高度な環境制御を実現し、年間を通じて高品質な農作物の安定生産を目指します。ヤンマーグリーンシステムの栽培設備は、環境負荷を低減し、省力化を図るために設計されており、この協業により、生産性向上と品質安定化を実現します。

【ヤンマーグリーンシステム株式会社 代表取締役社長 中井 健二 コメント】
今回のタカミヤ様との協業により、当社の栽培設備を活用した太陽光利用型栽培施設の実現が期待できます。農業と食に関する価値観が変化する中で、生産者がより安全で効率的に農産物を生産できる施設ソリューションをタカミヤ様と共に提供していきます。

【株式会社タカミヤ アグリ事業部長 岡本 裕之氏 コメント】
今回、ヤンマーグリーンシステム様との協業により、両社の共通の想いである「持続可能な農業の実現」を体現することができると期待しています。
農業界に多くの課題が山積する中、日本が世界に誇れる安心、安全、高品質な農作物・農業を守り続ける責務があります。両社の強みを活かしながら、これまでにない変革を起こし、業界を強く・明るく・希望あるものへと共に変えていきます。

ヤンマーグリーンシステムについて
https://www.yanmar.com/jp/about/company/ygs/

タカミヤについて
 https://corp.takamiya.co/

<注記>
記載内容はリリース発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
ヤンマーホールディングス株式会社
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。

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