いきものの魅力をクッキーで表現し続けているいきものクッキー専門店kurimaro collection(本社:三重県桑名市、代表:栗田 こずえ、以下kurimaro)は、下水によるCOVID-19流行検知や微生物による下水処理を研究している金沢大学の本多了准教授と共同開発した「微生物クッキー」を8月17日より販売致します。夏休みも残り2週間。顕微鏡を覗いたような世界観に、知的好奇心を育むきっかけとなれば幸いです。
背景
新型コロナウイルスの流行によって、肉眼では見えないミクロの世界との関わり方を考えざるを得ない状況になっている今。微生物に対して悪い印象を持ちがちですが、人の体内整備や、環境保全、エネルギー循環など、私たちが恩恵を受けている微生物もたくさん存在します。人との関わりが密接なものの、発見されている微生物はごくわずかと考えられており、未知微生物の発見や応用への研究は、環境・健康福祉・産業応用面から持続可能な社会を創るために重要性が拡大しています。
共同開発の経緯
あらゆるいきものを主人公と捉えるkurimaroでは、今年の梅雨時期限定でカビ菌を主役にした”カビーンズ”を販売・好評を得ました。今回は微生物の個性やつながり・機能に着目。「微生物はヒーロー」と考える本多了准教授と共鳴し、社会を良くするために活躍している微生物たちの存在を知ってもらうことを目的にコラボレーションが実現しました。微生物の役割を通して、環境やエネルギー問題を考える機会の創出を狙います。
微生物ヒーローシリーズ
◆水をきれいにする部隊(アナモックス・ツリガネムシ・ピイロディナ・パオ・ゾーグレア)
◆ごみや汚れた水からエネルギーをつくる部隊(ロドシュードモナス・アセトバクター・シェワネラ・メタノサルキナ・ボツリオコッカス)
◆教科書に出てくる微生物(アメーバ・ツヅミモ・アオミドロ・プラナリア・ミドリムシ・ワムシ・ミカヅキモ・ミジンコ・ゾウリムシ・クマムシ・クンショウモ・ラッパムシ・ボルボックス・イカダモ)
今後の展開
人間の体内を整える部隊など、身近な微生物に焦点をあて展開をして参ります。また微生物の生き方や多様な能力について解説をいただく本多了准教授とkurimaroのトークイベントも秋頃に開催予定です。今後もいきものを愛する人たちの気持ちに寄り添い、クッキーをツールにその先の世界を拡げる工夫を施して参ります。
金沢大学・本多了准教授からのコメント
地球上には多種多様な微生物が存在します。人間にはない力と個性を持ち、世の中を変える存在になるかもしれない。その可能性に興味を抱き微生物研究の道に進みました。ポップなクッキーを通して、社会を良くするために活躍している微生物たちの存在を知ってもらう機会になれば嬉しく思います。
本多了准教授について
金沢大学准教授。専門は環境工学。
微生物の働きを活かした水処理の仕組みに惹かれて、下水の微生物・水処理プロセスの研究者の道へ。
現在は、下水によるCOVID-19流行検知についても取り組んでいる。
2005年東京大学博士課程修了。2019-2020年米国UCLA客員准研究員。
URL:http://env.w3.kanazawa-u.ac.jp/risk/rhonda/
微生物クッキーについて
価格:432円(税込)~
販売期間:8月17日~11月10日(世界科学デー)
販売場所:店舗・公式サイト(愛知県・金沢市内にて販売場所調整中)
kurimaro collection
所在地:三重県桑名市北鍋屋町84-1
電話:0594-41-5837
URL:http://cookie-kurimaro.com
本件に関するお問合せ先
PR担当:福田
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