注文履歴がすぐ分かる!居酒屋4店によるスマホ発注システム『TANOMU』導入効果

飲食・宿泊2024.11.29

注文履歴がすぐ分かる!居酒屋4店によるスマホ発注システム『TANOMU』導入効果

2024.11.29

注文履歴がすぐ分かる!居酒屋4店によるスマホ発注システム『TANOMU』導入効果

  • bnr_menu-plus_300.jpg 買い手
  • bnr_v-manage_300_photo2.png(買い手)

飲食店が日々の仕入れ品を発注する際、FAXや電話でなくスマホで操作できればと思ったことはないだろうか。大阪の居酒屋4店がLINEを使って仕入先と受発注するシステム『TANOMU』を導入した際のきっかけと活用効果を紹介する。

目次

デジタル発注は便利。苦手克服には「慣れ」が必要

釜焼鳥本舗おやひなや 梅田 阪急東通り店(大阪市北区小松原町)

特製スパイスでジューシーに焼き上げた香川名物・骨付き鳥をはじめ、質と手頃さにこだわった四国料理と地酒を提供する「釜焼鳥本舗おやひなや 梅田 阪急東通り店」。直営1店舗、のれんわけ15店舗でブランド展開している同店は、株式会社松田と山崎により運営されている。

LINEを使ってスマホで発注できるツール『TANOMU』の利用きっかけは、OPENのタイミングで取引先より声がかかったことだった。

【Q】受発注システムを導入してみてどうでしたか?

TANOMU』でのデジタル発注は便利ですね。デジタルツールが苦手な人はまだまだ慣れていないだけでしょう。何事も初めての取組みには抵抗がありますが、標準化することがポイントだと思います。

一方で、取引先は様々なシステムを利用されています。発注システムも複数あるため、統一化できればより効率的になります。煩雑化した発注システムのままでは課題が残り続けますから。

【Q】煩雑化されているとの事ですが現在の発注方法は?

得意先は数社ほどありますが、まだまだ電話・FAXでの受発注方法が半分ほど残っています。残りの半分はデジタル発注できていますがいくつかのシステムを利用しています。また『TANOMU』は店舗毎にログインの切り替えが発生するので、一括になってほしいと思います。

【Q】今後どのような店舗にしていきたいですか?

「おやひなや」ブランドが好きで大衆居酒屋がすき!そんな思いがありより多くのお客様にご来店いただけるように、安くて、おいしくて、おなかいっぱい。そんなお店をつくりたい想いで運営しています。今後はより多くのお客様に「おやひなや」に来ていただけるように全国への店舗展開をしていきたいです。

招待を受けて利用開始したデジタル発注。気がつけば課題を解決するツールとなっていた。

ほっこりだいにんぐたけしの部屋(大阪市西成区山王)

ダイニングバー「ほっこりだいにんぐたけしの部屋」は、店主の人柄に引き寄せるようなアットホームな雰囲気が特徴だ。

LINEで発注できる『TANOMU』の利用きっかけは、取引先の鶏卵卸から利用依頼のアナウンスがあったからだという。その後、別の取引先の食肉卸からも同様の依頼があり、現在2社との取引で『TANOMU』を使って発注している。

【Q】LINEを使った発注方法の変更依頼があった際の心境は?

卸企業からの招待で利用を開始したのですが、もともと自社PRの一環などでLINEなどのSNSを活用していたので、ラッキーという感じでした。特段の抵抗はありませんでした。

【Q】『TANOMU』による発注で変化などはございましたか?

利用開始前は電話で発注していました。業態柄、お店を閉めるのが26時~28時あたりで、閉店後に翌日の発注を行っておりました。卸企業様の受注時間が締められていて翌日対応になるのですが、どうしても発注漏れの発生や、留守番電話への発注が多くありました。

TANOMU』を利用してからは、夜中に留守電を入れる億劫がなくなり、効率面でも心理面でも大きな改善につながりました。スマホで簡単に発注できるので、発注漏れや発注ミスがなくなったことが一番ありがたいです。また、発注履歴が残るので確認できる点、お気に入り機能で前回と同じものをスムーズに発注できるようになった点も業務改善につながりました。

【Q】今後どのような店舗にしていきたいですか?

現在のお客様層は地元のご高齢の方が多いのですが、若くてパワフルな若者達にも飲みに来てほしいです。一見さんは入りにくいこともあるかもしれませんが、ぜひお気軽に入っていただければと思います。

時代背景もあり、便利なデジタル発注をメインで運用している

雲仙 北新地本店(大阪市北区北新地)

ヘルシーな創作串料理とワインが楽しめる「雲仙 北新地本店」は、1959年に大阪市北区の北新地で開店。大阪屈指の繁華街の中で串料理の老舗としてお客の信頼を集めている。同店を運営する株式会社雲仙は、ほかにも計7店舗を運営する。

LINEで発注できる『TANOMU』の利用きっかけは、取引先より声がかかりったことだった。

【Q】受発注システム『TANOMU』を導入してみていかがでしたか?

圧倒的に楽になり便利になりました。家に帰っても発注できるので効率的になったことはよかったです。『TANOMU』の機能にある「一覧」が商品を一元的に確認できるため発注の漏れもなくなり、ついで買いも増えました。また、注文履歴が確認できるのでFAXの送信し忘れや「送った・送ってない」のやりとりも改善しました。今まではこの問題に対して原因分析に時間と手間がかかっていましたが、その時間も解消しました。

【Q】実際『TANOMU』を導入してみて社内の声はどうでしたか?

時代の背景もあり大きな抵抗もなく進んでいきました。発注履歴を見られることで社内的にも安心できます。留守電での発注をなくしていっていたことが大きかったです。一方で年齢層が高い従業員にはまだまだ浸透できず、一部FAXでの発注は行っています。

【Q】今後どのような店舗にしていきたいですか?

飲食が好きで運営しているので、お客様に喜んでいただけるプラス面をより多く、大きくしていきたいという想いがあります。飲食業界の労働内容や時間も厳しいですが、働き方を改善しお客様に喜んでもいただくのはもちろん、従業員にも喜ばれる職場環境にしていきたいと思います。

使ってみれば便利。スマホ発注はなくてはならない存在に

地鶏家 琴嵐(大阪市北区天神橋)

大阪市内で焼き鳥やちゃんこ鍋などを提供する居酒屋を2店舗営む。もともと力士だった店主が、引退後は親方の道に進みたかったが、そんなに甘い世界ではなく、相撲部屋での料理の経験を生かして飲食業界の道へ進んだという。

LINEを使って発注できる『TANOMU』の利用きっかけは、取引先からの招待であった。当初は発注方法の切り替えにネガティブな印象をもっていたが、使ってみると思った以上に利用しやすくなったと語る。

【Q】TANOMUの導入の声がかかった際の心境は?

最初声をかけられたときは正直めんどうだなと感じました。やはり、普段慣れている電話やFAXでの発注が手っ取り早いと思ったのです。これまでの運用を変える工数なども増えてしまうのではないかという抵抗はありました。

しかし、とりあえずやってみようと思ってスタートしたら思った以上に便利でした。元力士だからこそ変化への抵抗はあるものの、挑戦に対して億劫にならずに進んでいただいたのではないでしょうか。

【Q】『TANOMU』を利用してよかった点は何でしょうか?

何より手軽でとても便利です。在庫をみながらスマホで発注できますし、発注履歴が残るので発注内容の確認も簡単にでき、発注忘れがなくなった点は非常にメリットを感じています。

今までの電話の発注だと言い間違いや聞き間違いから頼んだ商品と違う商品が納品されることもしばしありました。『TANOMU』であればこういった問題が解決されるので、発注側にとってもとても便利なツールだと感じます。

また、普段使っているLINEで発注できることはとてもよかったです。新しいアプリを入れて、操作方法を一から学ぶとなるとなかなか難しく途中で挫折していた可能性もありますが、慣れているLINEを操作するのでとにかく手軽で便利と感じています。

【Q】今後どのような店舗にしていきたいですか?

元力士がつくった、本当のちゃんこ鍋をぜひ食べにきてほしいと思います。常連さんも新規の方も老若男女楽しんでいただけるお店です。これからの肌寒くなる季節にはもってこいの料理です。温かい雰囲気で皆様お待ちしております。

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域