ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査 サントリー ノンアルコール飲料レポート2024

更新日: 2024年06月29日 /提供:サントリーホールディングス



2023年のノンアルコール飲料市場は伸長を続け、過去最大の市場規模となりました。
今回、サントリー(株)は、ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査(以下「当社調査」)を実施しました。
なお、当社調査詳細は、以下「サントリー ノンアルコール飲料レポート2024(詳細版)」を参照ください。
https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/14622-1.pdf

I 調査サマリー
1.ノンアルコール飲料市場について
・ノンアルコール飲料市場は伸長を続け、過去最大規模に
2023年のノンアルコール飲料市場は、4,133万ケース※(対前年101%)と、10年前の1.4倍以上の市場規模になったと推定されます。2024年の市場規模は、4,191万ケース(対前年101%)と、市場は引き続き拡大すると見込まれます。
※1ケース=350ml×24本

2.消費者飲用実態・意識調査
(1)ノンアルコール飲料
・ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の約6割、週1日以上飲んでいる人の約7割が1年前に比べ飲用量が「増えた」と回答。増加の理由は「おいしさ」「種類の増加」「健康」
・月1日以上ノンアルコール飲料を飲んでいる人の「ワインテイスト」「カクテルテイスト」の飲用経験率が上昇。特に若年層が、飲んだことのあるノンアルコール飲料の種類の広がりを実感
・ノンアルコール飲料の飲用シーンは「夕食時」を中心に、「休日の昼間」や「友人知人との集まりや飲み会の席」が増加。若年層を中心に、多様なシーンでノンアルコール飲料を積極的に楽しむ
・ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の2人に1人が「今後、飲用機会が増えそう」と回答

(2)ノンアルコールビールテイスト飲料
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の約5割が、1年前に比べ飲用量が増加。主な理由は「おいしさ」と「健康」
・ノンアルコールビールテイスト飲料は、「リフレッシュしたいとき」「開放感にひたりたいとき」「気分を上げたいとき」に自宅で飲まれている
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の6割以上が「なんらかの機能がついているものを選ぶことが多くなった」と回答。ノンアルコールビールテイスト飲料の「機能」を重視
・ノンアルコールビールテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の半数以上が「今後、飲用機会が増えそう」、6割以上が「暑いとき、飲用機会が増えそう」と回答

(3)ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を月1日以上飲んでいる人の5割以上が飲用量増加。理由は「おいしさ」「種類が増えた」「選ぶ楽しみ」
・ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を選択する際に重視するポイントは、「おいしさ」「味に満足できそうであること」。好みやシーンに合わせて、さまざまなカテゴリーを選択
・ノンアルコールワインテイスト飲料を飲み始めたきっかけは「最近おいしくなったと聞いて」が最多。「ゆっくりくつろいで時間を過ごしたいとき」「食事時間を少し華やかにしたいとき」など、ワインならではの価値が楽しまれている
・月1日以上ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を飲んでいる人のうち、お酒をよく飲む人は「レモンサワーテイスト飲料」「ハイボールテイスト飲料」を、お酒をあまり飲まない人は「チューハイテイスト飲料」「カクテルテイスト飲料」をより好んで選択
・月1日以上ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料を飲んでいる人のうち、9割以上がノンアルコール飲料の種類増加に期待

II 調査概要
・調査対象
-ノンアルコール飲料に関する調査
・一都三県(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)に在住する20~60代の男女 30,000人
-ノンアルコールビールテイスト飲料に関する調査
・上記30,000人のうち、ノンアルコールビールテイスト飲料の月1日以上飲用者 1,238人
-ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料に関する調査
・上記30,000人のうち、ノンアルコールRTD/ワインテイスト飲料の月1日以上飲用者 516人

・調査方法 インターネット調査

・調査日  2024年4月19日(金)~4月26日(金)

〈本レポートで使用する用語の定義〉
ノンアルコール飲料:アルコール度数0.00%のビールテイスト飲料やレモンサワーテイスト飲料、チューハイテイスト飲料などの総称
ノンアルコールビールテイスト飲料:アルコール度数0.00%のビールテイスト飲料
ノンアルコールRTDテイスト飲料:アルコール度数0.00%のレモンサワーテイスト飲料、チューハイテイスト飲料(レモンサワーテイスト以外)、ハイボールテイスト飲料(ウイスキーテイストを含む)、カクテルテイスト飲料、梅酒テイスト飲料
(アルコール度数0.00%の焼酎テイスト飲料、日本酒テイスト飲料は含まない)
(RTDは「Ready to Drink」の略語)
ノンアルコールワインテイスト飲料:アルコール度数0.00%のワインテイスト飲料(スパークリングを含む)
この1年間:2023年4月-2024年3月までの期間
半年前:2023年10月頃
1年前:2023年4月頃
「増えた」:設問において、「増えた」「やや増えた」と回答した人の合計
「増えそう」:設問において、「増えそう」「やや増えそう」と回答した人の合計
「そう思う」:設問において、「そう思う」「ややそう思う」と回答した人の合計
「若年層」:20~29歳
※本レポートでは、小数第2位を四捨五入しています。そのため、数字の合計が100.0%とならない場合があります。
※本レポート内に記載されているMAとはマルチアンサー(複数回答)を、SAはシングルアンサー(単一回答)を意味します
※当社調査において、図・文中の「2023年」は2023年11月7日(火)付の「サントリー ノンアルコール飲料レポート2023」を指しています

以上

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