近江食品株式会社
2025年12月11日
近江食品株式会社(本社:滋賀県彦根市、代表取締役:山本英柱)は、滋賀県立愛知高等養護学校の生徒たちを対象に、地域に根付く伝統食品**「近江ゆるぎかぶらぬか漬」**の製造体験(蕪巻きおよび糠漬け工程)を実施いたしました。
本取り組みは、地元食文化の継承と、実践的なキャリア教育の機会提供を目的とした地域連携活動の一環として行うものです。
■ 蕪巻きから糠漬けまで、一連の伝統工程を体験
「近江ゆるぎかぶらぬか漬」は、地域で長く親しまれてきた発酵食品であり、丁寧な手仕事と時間をかけた熟成が特徴です。
今回の取り組みでは、
蕪(かぶら)を丁寧に巻く「蕪巻き工程」ぬか床に仕込む「糠漬け工程」
の二つを生徒たち自身が体験し、伝統製法に触れていただきます。
これらは、完成までに時間と手間を要する重要な工程であり、地域の食文化を深く理解できる機会となります。
■ 完成品は年明けに生徒へ贈呈
糠漬けは熟成期間を経て、風味豊かな状態に仕上がります。
仕込み後は当社で責任を持って管理し、年明けに完成品を生徒の皆さんへお渡しします。
「自分たちが手作業で仕込んだものが、時間をかけてどのように変化するのか」を体験的に学べる取り組みとして、毎年好評を得ている学習プログラムです。
■ 教育的価値と地域連携の意義
滋賀県立愛知高等養護学校では、地域社会との協働による実践的な学びを重視しています。
当社との連携により、以下の教育的価値が提供されます。
地元産業・伝統文化を学ぶ機会食品づくりを通じた職業体験チームで作業する協働学習自ら手がけたものが価値ある商品になる経験
これらを通じ、地域と学校、企業が一体となり、生徒の成長を支える環境づくりに貢献します。
■ 近江食品株式会社の想い
当社は、食品づくりを通じて地域とともに歩む企業として、若い世代への学びの機会創出を大切にしています。
今回の取り組みは、地域に根ざした企業としての責任と、未来を担う世代への支援を形にしたものです。
今後も、地域教育機関との連携を継続し、滋賀の食文化発展と人材育成に貢献してまいります。

【会社概要】
近江食品株式会社
代表者:代表取締役社長 山本英柱所在地:滋賀県彦根市幸町74-1事業内容:食品の加工・製造・販売、輸出入関連会社:ドリームフーズ株式会社、台湾夢想食品有限公司受賞歴:農林水産大臣賞URL:https://dreamfoods.co.jp/company/profile









