定額制宿泊サービス「HafH(ハフ)」を提供するKabuK Styleと凸版印刷が資本業務提携を締結、ワーケーション事業で協業

掲載日: 2021年06月16日 /提供:KabuK Style

個人情報保護・認証機能プラットフォームの連携をはじめ、脳波デバイス「b-tone(TM)」を使用したパフォーマンスの可視化など、様々な事業提携を推進

株式会社KabuK Style(本社:長崎県長崎市、代表取締役社長:砂田 憲治、大瀬良 亮、以下 KabuK Style)は、凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)と2021年4月に資本業務提携(以下 本提携)を行いました。



KabuK Styleが提供している「HafH」は、毎月定額で世界中の宿泊施設に滞在することができるサービスです。2021年5月末現在、36の国と地域、515都市の809拠点(ホテル、旅館、ゲストハウスなど)を定額で利用することができます。ホテルを始めとする宿泊施設の定額化により、ワーケーションや多拠点居住などの新しいライフスタイル・ワークスタイルを提案しています。

また凸版印刷は働き方改革を推進する上で欠かせないITサービスにおける個人情報保護・認証機能の共通基盤プラットフォーム「My Anchor(R)」(※1)や、自分の集中状態を可視化できる脳波デバイス「b-tone™」(※2)などを提供しています。

本提携により、凸版印刷が提供している「My Anchor(R)」を始めとするセキュア領域の技術・ノウハウと、KabuK Styleが提供しているサービスを掛け合わせ、ワーケーション支援などによる働き方改革を支援するとともに、「b-tone™」を活用したワーケーションの効果測定など、様々な共同事業を通じて相互の事業シナジー最大化を目指します。


協業の背景

近年、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるリモートワークの急速な普及により、今後より一層住まいや職場の多拠点化が進み、さらには、個人に合わせた多様なワークライフバランスの実現も重要課題になっています。

そのような中、旅をしながら働き、また働きながら休暇を取るなどの「ワーケーション」の考え方が注目されているとともに、新しいワークスタイルの実現にはITリテラシーや、個人情報の管理・保護はますます重要となっています。

KabuK Styleは、定額で全世界800拠点以上に滞在することのできる「HafH」の運営をはじめ、全国6カ所で宿泊施設運営も行うなど、定額制宿泊サービスを核としながら、ワーケーションや多拠点居住など、場所にとらわれずに働くライフスタイル・ワークスタイルを提案・実現してきました。

一方、凸版印刷は多様な働き方改革を推進する上で欠かせないITサービスにおける個人情報保護・認証機能「My Anchor(R)」や、自分の集中状態を可視化できる脳波デバイス「b-tone™」などを提供しています。

本提携により、凸版印刷が提供するセキュア領域の技術・ノウハウと、「HafH」を掛け合わせ、ワーケーション支援などによる働き方改革を支援するとともに、宿泊だけではない様々なサブスクリプション事業の集約を目指し、事業推進を行います。


今後の事業展開について

・共通情報基盤プラットフォーム「My Anchor(R)」との連携
「HafH」会員の個人認証(顔認証やマイナンバーカード利用による認証)や生活者情報の一元的な保管と管理を「My Anchor(R)」を通して実現することで、「HafH」の会員がより安全・安心に様々なサービスを利用できる環境を整備し、「HafH」の会員はご自身の情報をご自身で管理できるようになることを目指します。

「My Anchor(R)」と「HafH」の連携イメージ

・脳波デバイス「b-tone™」を使用し、ワーケーションの効果測定を実施
ワーケーションには、その注目が高まる一方で、企業への導入は足踏み状態が続いているなどの課題があります。
この課題を解決するために、凸版印刷のサービスである脳波デバイス「b-tone™」を用い「HafH」の宿泊施設におけるワーケーションを想定した実験を開始。ワーケーションによる向上のエビデンスを集め、ワーケーション導入を後押ししていきます。
「b-tone(TM)」のイメージ (C) Toppan Printing Co., Ltd.

・ブランドプロモーション事業の展開
「HafH」の宿泊施設に対し、凸版印刷と提携している製品におけるプロモーションの場を設置。宿泊施設のメディア化をはかるとともに、各施設と親和性の高いメーカー商品を設置することで、ユーザーに製品の価値体験を提供します。
「ブランドプロモーション」のイメージ (C) Toppan Printing Co., Ltd.



今後の目標

凸版印刷とKabuK Styleは両社の知見・ノウハウを融合し、ニューノーマル下における新しい働き方を加速させ、ワーケーションをはじめとした働き方改革を支援していくとともに、宿泊だけではない新しいライフスタイル・ワークスタイルをサポートするサブスクリプション事業の集約による価値提供を目指し事業活動を行います。

※1 My Anchor(R)(マイアンカー)
「My Anchor(R)」は個人の情報開示・非開示意志の下にパーソナル情報を統合管理できるプラットフォームです。
詳細:https://www.toppan.co.jp/securities/event/scosaka2020/assets/pdf/myanchor.pdf

※2 b-tone™(ビートーン)
「b-tone™」は凸版印刷とSOSO H&C社が開発した超軽量・小型のイヤホン型脳波デバイスです。
詳細:https://www.toppan.co.jp/news/2021/02/newsrelease210202.html

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<HafHとは>
HafH(ハフ)は、毎月定額で世界中の宿泊施設に滞在することができるサービスです。2021年5月末現在、36の国と地域515都市の809拠点(ホテル、旅館、ゲストハウスなど)を定額で利用することができます。ホテルを始めとする宿泊施設の定額化により、ワーケーションや多拠点居住などの新しいライフスタイル・ワークスタイルを提案しています。
https://www.hafh.com/

▼2021年5月末時点のHafH利用可能拠点がある国・地域
日本・インド・インドネシア・韓国・カンボジア・シンガポール・タイ・台湾・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・香港・マレーシア・ミャンマー・モルディブ・ラオス・オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ合衆国・エクアドル・グアテマラ・メキシコ・ペルー・イギリス・イタリア・エストニア・ギリシャ・ジョージア・スペイン・ドイツ・ポルトガル・マルタ・アラブ首長国連邦・ケニア・タンザニア・モロッコ

<会社概要>
社 名:株式会社 KabuK Style
代 表:代表取締役 砂田憲治 / 大瀬良亮
設立日:2018年2月5日
資本金:5億9,800万円(2020年10月時点、資本金及び資本準備金)
事業内容:定額制宿泊サービス「HafH(ハフ)」の運営、旅行業、宿泊及び賃貸運営業

<凸版印刷株式会社 概要>
本社:東京都文京区水道1丁目3番3号
設立:1900年6月
代表:代取締役社長 麿 秀晴
資本金:1,049億8,600万円 (2021年3月末現在)
事業内容:トッパンは、「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開しています。
公式ホームページ:https://www.toppan.co.jp/

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