「世界に誇れる本格むぎ焼酎づくり」を掲げ、1898(明治31)年の創業から独自の製法と福岡・佐賀県産二条大麦にこだわった焼酎づくりを続ける株式会社天盃(本社:福岡県朝倉郡 代表取締役(四代目蔵元・杜氏):多田格)は、6月15日に数量限定で本格むぎ焼酎「博多祇園山笠」を発売します。 本格むぎ焼酎「博多祇園山笠」は、今年で780年目となる地元福岡の祭り「博多祇園山笠」の名前をとったものです。お祭りは例年7月1日から7月15日まで開催され、天盃では1973(昭和48)年の発売以来、毎年同時期に発売してきました。今年は延期となったものの、地元のお祭りを讃え、今年も数量限定で発売いたします。本商品は、天盃の長期貯蔵酒における最高品質を追い求めた本格焼酎です。
伝統文化の継承を
「博多祇園山笠(※)」は、福岡で1241(仁治2)年を起源として、地元に愛され受け継がれてきた伝統的な祭りです。そんなお祭りのように、伝統や想いが何百年も続いてほしいとの願いから、天盃の長期貯蔵酒におけるフラッグシップである本製品を、祭りの名にちなんで命名しました。
しかし「博多祇園山笠」はコロナウイルスの感染拡大をきっかけに、去年今年と、開催を延期。地元の方が皆で一つになる一大イベントが、お祭りが始まって以来初めてなくなってしまいました。私たち天盃の使命は、地元に残る伝統文化を受け継いでいくこと。文化を途絶えさせることなく次世代に伝えていくため、今年も本格焼酎「博多祇園山笠」を発売します。
※博多祇園山笠
現在の山笠行事は7月1日から15日まで、15日追山の当日を迎える。追山は早朝午前4時59分、太鼓の合図で一番山笠の櫛田入りがあり、境内を出ると昔ながらの巡路をとって洲崎町の回り止めまで、各流の山笠が次々と約4kmを全力疾走する。
長期貯蔵酒における最高品質
本格焼酎「博多祇園山笠」は、タンクで5年以上貯蔵した古酒と、甕(かめ)に入れて5年以上入れた古酒をブレンドし、まろやかな味わいと旨味の最高のバランスを目指してつくりました。名実ともに、長期貯蔵酒の最高品質を追い求めています。
また、原酒は多治見焼の陶器に詰め熟成しています。陶器ボトルは天盃三代目が自らろくろを回して作ったボトルを、発売を始めた1973(昭和48)年以来49年間使用しています。陶器の材料には石を多く使用することで、陶器内の温度変化を無くして、焼酎の熟成がより進んでいくのです。
原料や酵母の熟成された香りに、穀物の持つ膨らみ、そして熟成からくる甘みを感じられる、天盃の長期貯蔵酒における最高品質の本格焼酎ができあがりました。一本一本シリアルナンバーを打ち、数量限定で発売いたします。
商品概要
・商品名:博多祇園山笠
・アルコール度数:40度
・容量:720ml
・貯蔵年数:5年
・ECサイト
https://www.tenpai-shop.jp/product/yamakasa40_720.html
・品目:本格焼酎
・原材料:福岡県、佐賀県産二条大麦100%
・麹:白麹
・蒸溜:天盃式常圧2回蒸溜
・炭素、イオン交換樹脂など一切不使用
・貯蔵方法:タンク、甕
・貯蔵年数:5年以上
代表取締役(四代目蔵元・杜氏)多田格より
「世界に誇れる本格むぎ焼酎」をテーマに掲げ、創業以来、焼酎づくりを続けて参りました。「博多祇園山笠」は、当蔵における長期貯蔵酒のフラッグシップとして誕生し、発売開始以来、50年近くに渡り多くのお客さまにご愛飲いただいております。伝統の祭り「博多祇園山笠」のように、長きに渡り愛される焼酎になることを願い、本年もリリースいたしました。
株式会社天盃
世界に誇れる本格むぎ焼酎を掲げ、明治31年に創業。独自の製法「常圧2回蒸溜」と福岡・佐賀県産二条大麦を100%使用して焼酎づくりを続ける、本格むぎ焼酎の蔵元です。焼酎文化継承の担い手として焼酎業界でも前例のない挑戦を続けており、焼酎のさらなる可能性を追い求めています。焼酎に親しみのない人にも楽しんでもらえるよう、食事とのペアリングを徹底的に追求した食中酒「クラフトマン多田」や、中南米ホンジュラスの最高品質のコーヒー豆を使用した「コーヒースペシャリテ」などを販売。今後も天盃は、地元の文化継承とともに、世界に誇れる本格むぎ焼酎づくりにこだわります。
【株式会社天盃 概要】
代表取締役(四代目蔵元・杜氏):代表取締役 多田 格(ただ いたる)
創業:1898(明治31)年10月29日
所在地:福岡県朝倉郡筑前町森山978
Webサイト:https://www.tenpai.co.jp/index.html
<本件に関する問い合わせ先>
株式会社天盃
担当(五代目蔵元):多田 匠(ただ たくみ)
TEL:0946-22-1717
Mail:info@tenpai.co.jp