ドイツ発!プロ向け3D治具テーブルをお手頃価格で発売開始

更新日: 2024年06月21日 /提供:エステーリンク

即席治具が簡単に作れる!子供のブロック遊びの感覚で治具を作り、モノの固定ができる便利な作業台

株式会社エステーリンク(本社:新潟県燕市、代表取締役:齋藤 隆範)は、ドイツsiegmund社製・3D治具テーブル『ワークベンチセット』をお求めやすい価格とセット内容で発売いたします。

本製品は穴の空いたテーブルと、その穴に差し込むボルトとクランプ、ストッパーを子供のブロック遊びのような感覚で組み合わせる事で、簡単に治具を構築し、様々な形状のモノを固定できる商品セットです。

本シリーズは元々溶接工場向けの頑丈で作業性の優れた知る人ぞ知る作業台でした。
展示会を通じ、この作業台の治具としての側面に注目され、試作開発室、研究機関などに導入されるなど、モノ作りの最前線で利用されてきました。

近年はYOUTUBEやSNSを通じて農場、自動車整備工場、住宅設備など、製造業以外の他業種や、モノ作りが好きな一般個人の方からも注目されるようになりました。今回、こういったライト層をターゲットにした3D治具システムの入門機であるワークベンチの販売に至りました。
- 商品の使い方

シグモンド社3D治具システムの使い方は非常に単純です。穴あきテーブルの穴を利用してストッパーを配置して治具を構築、専用クランプで押さえつけて固定します。使用されるのは基本は下記の4つの要素のみです。

 テーブル  :50mmピッチの定間隔で穴が開いています。
 ストッパー :テーブル上で位置決めをする要素です。専用ボルトでテーブル上に固定します。
 専用ボルト :穴あきテーブルにストッパーを固定するための専用ボルトです。
 専用クランプ:穴あきテーブルの任意の穴に差し込んで利用するクランプです。

https://www.youtube.com/watch?v=0uTC1cofJrk

専用クランプはテーブル上の穴の空いている箇所ならどこでも配置可能。通常のテーブルでは固定が困難なテーブル中央でも楽々固定できます。


https://www.youtube.com/watch?v=-kiMVk4KiVc

ストッパーと専用ボルトを用いて、テーブル上に即席治具を構築します。
(イメージ動画になります。ワークベンチではテーブル側面に差込穴はありません)

https://www.youtube.com/watch?v=ey19t7RZ64M

専用ボルトは使い勝手がよく、素早くかつ、手締めでも強力に固定ができます。


ワークベンチによる治具構築とワーク固定の事例 ステンレスフレーム


治具構築とワーク固定の事例 木枠

- 商品の特長


- テーブル全面にある穴を利用し専用ツールを設置。簡単に即席治具を構築し、ワークの固定が可能。

- オールインワンのセット内容。治具構築に必要なストッパー、ボルト、クランプをセットで提供。

- 高機能テーブル。テーブル高さの調整が可能。側面には拡張性の高いT型スロットを装備。
耐熱性に優れ、溶接スパッタが付着しにくいプラズマ窒化処理が施されております。

- こんなシーンでご利用頂いております

 ・製造工場でのちょっとしたモノの固定を要する作業テーブルとして
製造工場の高精度な品質を求められる所謂『定盤』として使うスペック(平面度や耐久性)はありませんが、ちょっとした修正作業として活躍します。便利なクランプテーブルとして利用実績が多いです。

 ・農場で農機修理の作業台として
セルフで農機具の修理をされる農家さん、農機具屋さん、牧場主さんからも多くご利用頂いております。

 ・自動車鈑金修理工場の溶接作業台として
発祥の地ドイツでも大活躍している自動車鈑金修理業界。日本でももちろん自動車鈑金修理工場からご利用頂いております。車いすのフレーム製作、学生フォーミュラーなど自動車、バイクのフレーム溶接の現場でも活躍しております。

 ・木工加工工場の作業台として
メーカー的に推している業界は木工加工業界です。正確なワーク固定は金属も木工も変わらず必要です。もちろんDIYでの利用にも向いております。
 
 ・研究施設の治具作業台として
試作開発の現場でも3D治具システムは活躍しております。試作現場では毎回違う形状のモノを固定しなければいけません。こういった用途に大活躍します。 

 ・協働ロボットと組み合せ、位置決めが容易で、治具構築が可能な作業台として
近年様々な業界で導入が進む協働ロボット。ロボットの利用にはリピート性のある正確な位置決めが重要です。3D治具システムは位置決めが容易で、協働ロボットとの相性も抜群です。

 ・職業訓練校の溶接研修用の作業台として(素人でもそれなりの溶接ができるようになります)
治具を構築し固定した状態で溶接をする事で、溶接歪を抑えた溶接ができるようになります。
職業訓練校では初めて溶接をする人でもそれなりの溶接ができ、自身をつけさせる事ができる。
教えやすいという事もあり、利用されております。

 ・一般個人の方のDIY作業台、大人の秘密基地に!
一般個人の方からも利用頂いており、中には単純に恰好がいいからという理由で置いて頂くケースも!

ワークベンチのセット内容と商品スペック
- ワークベンチセットのセット内容


ワークベンチのセット内容



・テーブル本体 作業面積(1200×800mm)、テーブル高さ800~950mm(高さ調整可能)
・専用ボルト8本
・専用クランプ4本
・専用ストッパーA 4個
・専用ストッパーB 4個

小規模な治具構築には十分なツールが揃ったスターターセットです。


・ワークベンチセットの商品スペック



- 源流の商品はプロ向け溶接作業台

ワークベンチセットはライトユーザー向けの商品ですが、このシリーズは元々は溶接工場向けのプロツール。モノ作りの最前線で高品質な溶接を提供する目的で使われております。
複雑な形状なモノでもガッチリと固定する治具として活躍しております。

詳細は3D溶接定盤と治具システムの公式ホームページにてご案内しております。
https://3d-joban.jp/


バイクの車体フレームの固定




複雑な形状でも難なく固定できます




発祥のドイツでは様々なものづくりに利用されています




ワーク固定の問題を解消する事で生産性が大きく向上します

- 利用イメージ


ワークベンチセットはライトユーザー向けのセットのため本格的な溶接作業向きではありません。
DIY、木工、ちょっとした修正等の軽作業、簡単な溶接向けでの利用に最適です。

*治具としての機能には遜色はありませんが、プロ向け商品とは耐久性、精度の面で異なります。


ドイツ展示会の様子



四角形状のワーク固定は特に得意です。




サイズ、形状が変わっても固定は思いのまま




本来は溶接向けの商品ですが、ワークベンチは耐久性の面から、簡単な溶接作業、木工作業向けです




もちろん溶接にも利用可能。溶接スパッタの付着を抑えるプラズマ窒化処理がされています。

- オプション装備でカスタマイズ可能


ワークベンチセットは別売りのオプションを組み合わせる事で様々なカスタムが可能です。
代表的なオプションは『引出し』『ツールホルダー』『自在キャスター脚』『拡張サイドテーブル』
などになります。テーブル側面には拡張性抜群のT型スロットが設けられており、これを利用する事でワークベンチ同士の連結や、サイドテーブルの設置なども簡単に行う事ができます。

現在は別売りオプションは取寄せ品のため、少し納期を頂いております。

オプションフル装備


オプション 引出し(写真左)、ツールホルダー(写真右上)、移動キャスター(写真右下)





サイドテーブルをつけて延長した例





ワークベンチ同士の連結も可能です。

エステーリンクについて
ドイツSiegmund社3D治具テーブルの国内総代理店は株式会社エステーリンクになります。
株式会社エステーリンクは新潟県燕市の板金向けバリ取り機メーカーです。

板金業界向けのバリ取り機を製造販売する中で、板金工場の溶接工程にある課題を解決できる3D溶接定盤と治具システムの販売に着手。
製品の特性上、治具を簡単に構築できる利便性が評価され、溶接以外の用途でも利用がすすんでおります。

エステーリンクについて詳しくは公式ホームページをご覧くださいませ。
https://st-link.co.jp/

板金向けバリ取り機について詳しくは製品ホームページをご覧くださいませ。
https://baritoriki.jp/

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