サンデン・リテールシステム株式会社(本社：東京都 代表取締役社長：森 益哉、以下サンデ RS)は、 2021 年 6 月 30 日(水)から、高機能自動販売機「ＭＭＶ マルチ・モジュール・ベンダー」に 冷凍自動販機「ど冷(ひ)えもん」 を連結した、今までにない全く新しいタイプの自動販売機の販売を開始します。今回発売する新しいタイプの自動販売機は、常温(２０℃）・冷蔵（５℃）・冷凍の 3 つの温度帯で商品の販売が可能となります。これにより非接触・非対応での買い物が加速され、消費者の方々の利便性が向上するものと思われます。
高機能自動販売機「ＭＭＶ マルチ・モジュール・ベンダー」は、常温と冷蔵の 2 つの機能を 1 台で可能とする機能に加え、商品棚も自由に選択でき、卵や繊細な取り扱いが求められる 商品から弁当やカップデザートの様な逆さになることを避けたい商品も販売できる点が特長です。今回連結可能となった冷凍自動販機「ど冷えもん」では業界初のマルチストック方式を採用し、従来の対応商品がアイスクリームなどの小型カップに限られていた機能を改善したことにより、冷凍食品などの大型商品の販売を可能にしました。
高機能自動販売機「ＭＭＶ マルチ・モジュール・ベンダー」に冷凍自動販機「ど冷えもん」が 連結可能になったことで、一度の決済で常温、冷蔵、冷凍すべての温度帯の商品をまとめて 購入することができるようになります。また従来どおり決済方法も幅広い選択が可能です。さらに今回発売する新たなタイプの自動販売機を有効活用することで、非接触・非対面での無人 店舗を実現することも可能となります。
サンデン・リテールシステム株式会社は、これからも人・商品・環境を繋ぐ会社として、消費者の 課題解決に取り組み、便利で豊かな生活の実現に向け、新技術やサービスを提供 して いきます。
「MMV マルチ・モジュール・ベンダー」の特長
１．あらゆる商品に対応
さまざまな形態の商品に合わせて商品棚を自由に設定・変更することが可能です。１台の自動 販売機の中で、さまざまな種類の棚を同時に設置することが可能であり、組み合わせの自由度が高い事が特長です。また陳列棚の制御を自動で検知し、瞬時にシステムに反映することができるため、自動販売機の管理者の負担を大幅に軽減することができます。また販売商品に応じた様々なパターンの温度帯管理を可能にする機能も搭載したことから、様々な温度管理が必要な 商品を同時に販売することが可能となりました。
２．あらゆるロケーションに対応
支払い機能のある本体を中心に大小の販売機を組み合わせることができるため、広さに応じて 自在に設置することが可能となります。更にさまざまな商品の組み合わせによって、自動販機で ありながら百貨店のような機能を実現することが可能となり、商業用モールにある専門店と同様の 機能を実現することも可能となります。
３．あらゆるニーズに対応
(多機能型) 液晶画面の導入により、同時に製品 PR 動画の表示も可能です。従来のコイン・紙幣、電子マネー の利用や、付加価値として領収書発券機能も搭載しており、幅広い消費者の要望に対応が可能 となりました。管理面での利便性も大幅に向上し、商品の交換にも専門知識が不要となり、在庫 管理・賞味管理・価格設定などの設定も容易となりました。日本語の他、英語にも対応が可能です。
「ど冷 ひ えもん」の特長
■マルチストック方式を採用
4 種類のストッカータイプを搭載
1) ツインストッカー / 最大 220mm 幅の商品を収納可能。
2) ハーフストッカー / 小さいサイズの商品を収納棚 1 段につき 2 個収納可能。
3) シングルストッカー / 収納棚 1 段につき商品を 1 個収納可能。
4) クォーターストッカー / カップ形状の商品を収納棚 1 段につき 4 個収納可能。
■大容量収納を実現
基本的に最大 11 種類、308 個の商品を販売することが可能 ※ストッカーの組み合わせ、ピッチにより収納容量に一部変更が生じることがあります。
■操作性を高めた液晶タッチパネル採用
選択ボタンやリモコンを使用せずに、スマートフォン感覚で操作・設定が可能。
■屋外に対応した防水・防塵仕様を採用
天候の変化による雨やほこり、塵への対応しているため、設置場所を選びません。
※「ど冷えもん」本体は屋外使用が可能ですが、高機能自動販売機 MMV との連結タイプの 場合には屋内に使用が限られます。
■ビジネスチャンスを広げる拡張オプション機能を搭載
1) サンデン RS クラウドサービスのネットワークを通じた遠隔監視をはじめ売り上げ状況や 在庫確認を可能とするオプション機能を搭載。 2) 電子マネーおよび QR 決済などキャッシュレスへの対応オプション機能を搭載。
