株式会社グロービス(本社:東京都千代田区、代表取締役:堀義人、以下グロービス)は、2024年6月6日、代表取締役 堀義人がダニエル・J・エデルマン・ホールディングス(本社:米国イリノイ州シカゴ、会長:リチャード・エデルマン氏、以下、 DJEホールディングズ)の社外取締役に就任したことを発表します。堀は今後、国内外での豊富なビジネス経験を活かし、Edelman、Zeno、RuthをはじめとするDJEホールディングスのブランドポートフォリオの持続的な成長に寄与してまいります。
DJEホールディングスは、独立した企業や複数の部門から成るポートフォリオを持ち、ブランドや企業に包括的なコミュニケーション・ソリューションを提供しています。会長のリチャード・エデルマン氏と堀の協力関係は10年以上にわたり、堀はダボス会議でのエデルマン・トラスト・バロメーターのパネルディスカッションにも登壇しています。さらにグロービスとエデルマンは、多岐にわたる分野で継続的に協力してきました。グロービスは、2011年以降、「G1 Global Conference」などのイベントで、リチャード・エデルマン氏を特別ゲストとして招待しています。2022年には、リチャード・エデルマン氏と堀による「The Enigma of Low Trust in Japan」をテーマにした対談セミナーを、グロービス経営大学院東京校において開催。国際的な信頼度調査として定評のある「エデルマン・トラストバロメーター」からの示唆を発信するなど、社会の創造と変革を共に目指すパートナーとして歩み続けてきました。
堀は、Grey Advertisingの元CFO Steven Felsher氏、ドイツ銀行U.S.の元COO George Hornig氏、デンマークの元首相 Helle Thorning Schmidt氏、ドイツの元国防大臣 Karl-Theodor zu Guttenberg氏、Corporate Playbookの社長兼CEO Deborah Grant氏、イェール大学の元学長 Rick Levin氏、OMD Worldwide、 Aegis Media、MECの元グローバルCEO Mainardo de Nardis氏など、様々な経歴を持つグローバルリーダーと共に、DJEホールディングスのボードメンバーとして活動してまいります。
■グロービス 代表 堀義人 からのコメント
グロービス経営大学院 学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー 堀義人
エデルマンのボードへの就任オファーをいただき、関係性、貢献可能性、自らの成長の3点を考慮して引き受けることにしました。
リチャード氏とはダボス会議で約10年前に出会い、公私にわたり親交があります。ハーバード・ビジネス・スクールの先輩ということもあり親交を深め、ダボス会議や日本でのエデルマン社のセッションにもこれまで数回登壇しています。リチャード氏には、「G1 Global Conference」「G1 Silicon Valley」にもご参加いただき、グロービスの対談コンテンツ「リーダーの挑戦」にもご出演いただきました。最近では、私がオーナーを務める「茨城ロボッツ」の試合をリチャード氏夫妻とともに応援し、居酒屋に行くなど親しい関係です。
また現行のボードにはアジア人がいないので、日本及びアジアとの架け橋となり、多様な視点をエデルマン社の経営に提供できると確信しています。
さらに、急成長を遂げたDJEホールディングスから経営手法や最新のPRやコミュニケーション手法を学び自身の成長につなげることができる機会であると感じ、就任を決めました。
今後は四半期に1回のペースで取締役会に参加することになります。
≪プロフィール≫
京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。
住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur’s Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、世界の成長企業(GCC)の共同議長、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)、米国ウィルソンセンターのグローバルアドバイザリーカウンシル等を歴任。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設し、現在一般社団法人G1の代表理事を務め、日本のビジョンである「100の行動」を執筆する。2011年3月大震災後に復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。現在一般財団法人KIBOWの代表理事を務め、KIBOW社会的インパクトファンドを組成・運営している。2016年に水戸ど真ん中再生プロジェクトを始動。同年4月に茨城ロボッツ、2019年11月に茨城放送のオーナーに就任。 2022年1月、 ROCK IN JAPAN FESTIVAL が千葉に移転することが発表された2時間後にLuckyFesを立ち上げ、総合プロデューサーを務める。いばらき大使、水戸大使。2024年、藍綬褒章。5男の父親。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『新装版 人生の座標軸 「起業家」の成功方程式』(東洋経済新報社)、『日本を動かす 100の行動』(共著、PHP研究所)、『創造と変革の技法』(東洋経済新報社)等がある。
■ダニエル・J・エデルマン・ホールディングス 会長 リチャード・エデルマン氏 からのコメント
エデルマンCEO リチャード・エデルマン氏
堀氏は、起業家としての目覚ましい成功とグローバル市場に対する深い理解を持っており、当社の取締役会にとってかけがえのない存在となるでしょう。堀氏のビジョンとリーダーシップは、業界やクライアント、従業員との関係をより良く進化させる中で、間違いなく当社の戦略的意思決定を強化してくれると期待しています。
≪プロフィール≫
リチャード・エデルマンは、グローバル・コミュニケーション・ファームであるエデルマンのCEOであり、同社の持株会社であるダニエル・J・エデルマン・ホールディングスの会長を務めています。1952年、彼の父であるダンによって設立され、今年で70周年を迎えるエデルマンは、変わることなく非上場のファミリー企業であり続け、現在では世界60都市を超える拠点で6,000人以上の従業員を抱えています。
現在、CEOとして26年目を迎え、マーケティング・サービス業界で最も長く在職しているエージェンシーのリーダーの一人です。リチャードはマーケティングとレピュテーション・マネジメントの分野で豊富な経験を持ち、大手企業、NGO、ファミリービジネスなどの業務をリードしてきました。また、定期的に行っている独自の信頼度調査エデルマン・トラストバロメーターを創出し、企業、政府、メディア、NGOにおける信頼に関する第一人者でもあります。エデルマン・トラストバロメーターは、信頼に関するメジャーな調査として世界的に広く知られています。リチャードは、Chief Executives for Corporate Purpose (CECP)、Atlantic Council、National Committee on U.S. China Relationsの理事も務めています。1976年にハーバード・カレッジで文学士号を、そして1978年にハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得しました。
エデルマンについて
エデルマンは、企業や組織のブランドとレピュテーションをEvolve, Promote, Protect (進化、促進、保護)するためのコミュニケーションサービスをグローバルに展開しています。世界60都市を超える拠点に所属する約6,000人の社員が、お客様がステークホルダーから信頼を獲得し、確信をもって行動できるよう、コミュニケーション戦略を提供しています。カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル、PRWeek、PRovokeやAdvertising Age などにおいて数多くの賞を受賞しています。1952年の創業以来、変わることなく非上場のファミリー企業であり続けるとともに、専門性の高いサービスを提供するために、Edelman Data & Intelligence(リサーチ、データ)、Edelman Smithfield(ファイナンシャルコミュニケーション)、Edelman Global Advisory(アドバイザリー)、United Entertainment Group(エンターテイメント、スポーツ、ライフスタイル)を保有しています。
グロービス ( https://www.globis.co.jp )
グロービスは1992年の設立以来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびにオウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 学び放題×知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
GLOBIS Asia Campus Pte. Ltd.
GLOBIS Thailand Co., Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
GLOBIS Manila Inc.
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
・株式会社LuckyFM茨城放送
【本件に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com