JAグループによる起業家育成プログラム「GROW& BLOOM」採択者が決定

更新日: 2024年06月05日 /提供:一般AgVenture Lab

GROWコース24名、BLOOMコース11組がプログラム参加へ




JAグループ全国組織8団体が共同で設立した一般社団法人AgVenture Lab(アグベンチャーラボ、以下「あぐラボ」/東京都千代田区、代表理事理事長:荻野浩輝)は、起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」の第1期の採択者を決定しましたので発表します。今年度からスタートしたこのプログラムは総数120件の応募があり、厳正な審査を経て、基礎から学ぶGROWコースに24名、実践的なBLOOMコースに11組12名を採択しました。6月15日(土)にキックオフミーティングを開催し、プログラム講座は6月19日(水)からスタートします。

GROW&BLOOMは、あぐラボが主催する起業家育成プログラムです。JAグループのアセットやノウハウを活用し、さらにはメンターによるサポートなどを通じて、ビジネスアイデアの具現化や事業化を目指します。プログラムでは、GROWコースとBLOOMコースの2コースを用意しています。
GROWコースは、まだ具体的なプランを持っていない人を対象に、マインドセットの構築からビジネスモデルの策定まで一貫したカリキュラムを通じ、まだアイデア段階の企画を現実のビジネスへと磨き上げます。
BLOOMコースは、実際に会社を設立し、そのための資金調達を目指す方に専門的な支援を提供します。メンタリングと具体的な手順を踏んで、アイデアや事業を次のレベルへと押し上げます。
第1期のBLOOMコース採択者は、以下の通りです。

なお、GROWコースについては、事業化アイデアが未定のため、採択者を公表しません。

本プログラムを始めた背景
ある調査によると、日本のスタートアップの数は米国の約120分の1、アジアでのランキングも4位にとどまっており、世界との差は年々、拡大しています(※1)。
内閣府が2022年11月に策定した「スタートアップ育成5か年計画」(※2)には、スタートアップは「新しい資本主義」を体現するものであると記載。持続的な経済社会の実現と社会的課題の解決に、スタートアップが大きく寄与することが期待されています。
こうした国内外の情勢を踏まえて、あぐラボはGROW&BLOOMを始めました。あぐラボはスタートアップ企業の成長支援、育成を行う「JAアクセラレータープログラム」や、学生によるビジネスプランコンテスト「JUMP」を実施しており、この分野で豊富な知見を有しています。さらに、各団体や地方自治体との連携などで培った経験と知財も生かして、事業化する手前の段階からシームレスに起業家を育成する体制を構築するために、本プログラムを開始しました。
また本プログラムは、東京都が主催する「TOKYO SUTEAM」に協定事業者として採択されております。※1)参考:Global Innovation with STARTUPS(東京都)
https://www.startupandglobalfinancialcity.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/startupandglobalfinancialcity/sustrategy_japanese-pdf
※2)スタートアップ育成5か年計画(内閣府)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/sdfyplan2022.pdf

一般社団法人AgVenture Lab
AgVenture Lab(あぐラボ)は、JAグループの全国組織8団体(全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、一般社団法人 家の光協会、株式会社 日本農業新聞、全国厚生農業協同組合連合会、株式会社 農協観光)が共同して2019年5月27日に開設したイノベーションラボです。社会的課題の解決に取り組むスタートアップ企業や起業家を、JAグループのリソースも活用しながら、サポートしています。
https://agventurelab.or.jp/

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