■自己成長力支援サービス 概要
新入社員向けのオンボーディング・サーベイかつ、新入社員とOJTトレーナーの1on1面談支援システムである「自己成長力支援サービス」とは、配属後の新入社員を対象とした、職場での「経験から学ぶ」ことを支援するWebサービスです。新入社員ならびに職場の指導者の回答結果から、新入社員の成長度合いを可視化します。
「AI×教育による個別最適化の指導を実現し、新入社員の育成成果にこだわる」ことを開発思想としています。
■調査背景
新入社員が配属後にどのような成長を遂げているのかを可視化し、現場のOJTトレーナーや人事部担当者を対象に新入社員の育成の手助けとなるよう、2019年度より調査を開始しました。成長変遷やつまずきポイント例を踏まえながら、効果的な育成施策の検討をサポートすることを目的としています。
2020年度は特に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で予定通りの新入社員教育を実施できないまま、新入社員配属先に送り出した企業も多く見受けられ、当社は、今後も配属後のフォロー施策に対する取組みの情報提供に努めてまいります。
■調査概要
● 対象:2020年5月~2021年3月の期間に、当社自己成長力支援サービスを利用した2020年度新入社員とそのOJTトレーナー
● サンプル数:月により異なる
■調査抜粋
● 配属後の新入社員の成長変遷
? 3月は、「戦力化・充実期」です。新入社員は適切な判断基準を持って業務を進められる時期です。成長としては、「能力的成長」※1「自己成長力」※2が伸びるステージであり、1年の成長実感や仕事のやりがいを実感する時期です
? 新入社員が1年の成長や学びを振り返り、自分の強みや成長課題を周囲の人と共有し合えると、新入社員の成長が加速するでしょう
出典:アルー株式会社「2019年度新入社員における自己成長力支援サービスの年間レポート」
※1:知識が増加することや、仕事の進め方などのスキルが高まること
※2:仕事(経験)から学び、成長する力
● 2021年3月の自己成長力の変遷は?
? 先月と比較して大きく変化があった項目はなく、横ばいでした(±0.1未満)
? バランスは、挑戦>成長実感>働きがいとなっています。行動を積み重ねているものの、モチベーションが低い状態です。燃え尽き症候群に注意し、業務量や難易度を見直すと良いでしょう
● 2021年3月のフォロー対象者の割合
? 先月と比べて、減少傾向です
? フォロー対象者の割合は、昨年傾向と同水準(5~10%)です。人事管理画面を見ていただき、同じ新入社員が2か月連続で判定されている場合は、個別のフォローを推奨します
※全ての調査結果は、下記URLからのお問合せフォームよりご請求可能です。
https://www.alue.co.jp/_service/aluedownload/#a1
育成の成果にこだわるからこそ、当社は、研修期間だけで受講生との関わりを終わらせるのではなく、配属後の成長までを視野に入れ、受講生の行動変容を支援します。
以上