【老舗農家の挑戦】野菜・果物の加工事業を開始 需要が急変する現在に対応したビジネスモデル

更新日: 2024年05月23日 /提供:かまや

手塩にかけて育てられた良質な農作物を、あまさずお客様の価値に変えていきたい

江戸時代より13代続く老舗農家が新鮮な野菜・果物の加工事業を開始いたしました。コロナ禍やインフレによる需要の変動に対応できなかった栽培一本の体制を見直し、質の良い農作物をあまさずお客様の価値に変えていく挑戦です。





なぜ老舗農家が新たな取り組みをはじめるのか


「かまや」は1767年より、千葉県旭市で250年以上代々農業を生業としてきました。近年30年は彩り豊かで栄養価の高いサンチュの栽培に取り組んでいます。皆様にご愛顧いただき、栄養価に富むサンチュの量産と供給システムを確立することができました。

   活き活きと育つサンチュ

しかし近年続発する急激な需要の変化に直面し、ビジネスモデルを改善する必用性をつよく感じるようになりました。きっかけは、コロナ禍やインフレによる飲食店需要の劇的な縮小に、育成期間を要する生野菜の生産・供給事業だけでは対応しきれなかったことです。

弊社の主力商品であるサンチュは葉物野菜で生での保存がききません。そのため行先を失った大量のサンチュを廃棄しなければなりませんでした。私達は手塩にかけて育てたサンチュに日の目を見せられず、埋もれさせることしかできませんでした。

   焼肉店でフレッシュな彩りを添える、日の目を見たサンチュ

この度、お客様に美味しい野菜を届けられなかった痛みから、長持ちする加工食品の開発・生産体制を整えました。栽培~収穫~加工まで自社で一貫することで、新鮮な状態のサンチュをピューレ加工することが可能であると同時に、競争力のある価格を実現します。

様々な野菜や果物を加工できる体制


 弊社が整えた加工食品の開発生産体制は、サンチュのみならず様々な野菜・果物を、比較的小ロットからでも対応できる特徴があります。従業員が常勤する既存の栽培施設の一角に加工工場を設け、往来の負担を削減しています。倉庫や運搬機など、これまでの設備も多分に利用しており、競争力のある価格を実現できるコストで量産が可能です。



   かまや加工食品事業ロゴ


千葉県旭市は、温暖な気候に恵まれサンチュ以外にも沢山の野菜や果物の生産が盛んな地域です。収穫が間に合わず余剰になってしまった野菜や、傷がついてしまい出荷基準に満たない果物を、弊社でピューレ加工することができます。原料としてのピューレ加工はもちろん、離乳食や介護食だけでなく、調味料を加えたり野菜を組み合わせたりすることでスムージーやスープ、ドレッシング、ソースなどのオリジナル製品の開発をすることで利用シーンが広がります。質の良い農作物を、あまさずお客様の価値に変えることで新たな需要に対応することが可能です。



   千葉県旭市近郊で採れる様々な野菜・果物
   

良質な農作物をあまさず、お客様の価値に変えていきたい


今後は外部の企業様・農家様・問屋様からのODM、OEMのご依頼にもお応えしていきたいと考えています。丹精込めて育てられた農作物をあまさずお客様にお届けする貢献になれば幸いです。ぜひお問合せください。

   加工すると利用シーンが広がります

 


   原料となるピューレ製造過程です

会社概要・問い合わせ先


社名 有限会社かまや
代表取締役 加瀬 渉
本社所在地 千葉県旭市椎名内1338
加工工場所在地 千葉県旭市椎名内575-2
連絡先 info@kamaya-santyu.com
公式HP https://www.kamaya-santyu.com/
Instagram https://www.instagram.com/kamaya_santyu/



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