「軽井沢の日常」をコンセプトにした星野リゾートが運営する商業施設「星野エリア ハルニレテラス」(以下ハルニレテラス)では、2024年5月20日~6月30日まで、110色の布のインスタレーションがハルニレテラスを彩る「Organic Wind(オーガニック ウィンド)」を開催します。風になびく優しい色の布は長野県内で収穫されたコブナグサ、クルミ、アカネ、ヤマモモなど自然の素材で染色されました。軽井沢星野エリアが110周年を迎えることにちなみ、110色の豊かな色合いがハルニレテラスを飾ります。期間中は、染色作家solosoloによる鉱物インクを使う「葉っぱと紙の版画」のワークショップも開催。ハルニレテラスの店舗では、この期間ならではの色とりどりの商品も販売します。
背景
星野エリアは1914年に「星野温泉旅館」として創業をし、今年で110年を迎えます。創業時から「環境との共生」を大切にし、1999年からはゼロエミッション(*1)に取り組んできました。染色される布の一部に、星野エリア内で使われたリネンやシルクなど上質な素材を使用しました。また、初夏の軽井沢の最高気温は20℃程度と過ごしやすく、5月~7月の平均風速は2.1mで、1年の中でも比較的穏やかな季節(*2)です。
*1:ごみの資源化 100%を目指す「ゼロエミッション」
*2:気象庁過去の気象データ、2023年長野県軽井沢3か月ごとの値参照
特徴1 風に揺れる110色のインスタレーション
初夏の風に揺れる、色とりどりの布は、長野県内で収穫されたコブナグサ、クルミ、アカネ、ヤマモモなどの自然の素材で染色されました。1枚1枚異なる色合いの布で、軽井沢星野エリアが110周年を迎えることにちなみ、110色のグラデーションをつくります。
設置場所は、ハルニレテラスの入り口から続く店舗の軒先、丸山珈琲前のカフェスペース、ハルニレテラスから星野温泉 トンボの湯へとつながる遊歩道の3カ所。風に揺れるインスタレーションを眺めながら、買い物や食事を愉しむ空間を提供します。
特徴2「葉っぱと紙の版画」のワークショップ
「Organic Wind」の染色を担当する長野県大町市在住の作家solosoloの作品は、鉱物からなるインクを使った染め付けも特徴です。6月14日、15日に「葉っぱと紙の版画」のワークショップを企画しました。無地のリネンハンカチもしくはトートバッグのいずれかを選び、星野エリアの葉や古紙を切り抜いた型紙にインクを付け、模様を刷ります。レイアウトやデザインは自由。当日はsolosoloの田澤康彦、苺禾夫妻が製作をサポートします。完成品は旅の思い出として持ち帰ることができます。
「葉っぱと紙の版画」のワークショップ 概要
期間:2024年6月15日、6月16日
受付時間:11:00~15:00
所要時間:30分
料金:2,500円(税込、体験、材料費含む)
場所:星野温泉 トンボの湯横の広場
定員:先着20名 予約不要
特徴3 この期間ならではの色とりどりの商品を販売
豊かな色合いのインスタレーションを楽しみながら味わっていただけるよう、ハルニレテラスの店舗では特別なメニューを用意しました。浅間山の麓、東御市で循環農業を営む永井農場の直営店「HARVEST NAGAI FARM」ではアスパラガスや美生柑(みしょうかん)など旬の食材を使ったジェラートを提供。(*3)ソムリエのオーナーが営む、フレンチデリ&自然派ワインショップ「CERCLE wine & deli」では、レモンや柑橘フルーツシロップ漬けをベースにした、黄色が鮮やかなレモネード風サングリアが登場します。食のセレクトショップ「ココペリ」では初夏ならではの野菜や果物を使った色とりどりのスムージーがたのしめます。
*3 天候や入荷状況により変更の可能性あり
110色の風を感じる星野エリア ハルニレテラス「Organic Wind」 概要
期間:2024年5月20日~6月30日
料金:入場無料
場所:軽井沢星野エリア
軽井沢星野エリア110周年について
星野リゾート創業の地、軽井沢星野エリアは110年を記念した企画を行います。テーマは「軽井沢の森を愉(たの)しみ、森を識(し)る」。110年の間、自然や文化を大切にしながら成長してきた歴史を背景として、新たな愉しみを提供します。
軽井沢星野エリア
大正時代、文豪や芸術家が集い、コミュニティが形成されていた軽井沢星野エリア。古くから、多くの人々に愛され続けているこの場所は、現在、自然や文化を愛する人々が集う「小さな街」になりました。
所在地 :〒389-0194 長野県軽井沢町星野
電話 :050-3537-3553
アクセス:JR北陸新幹線軽井沢駅から車で約15分
URL :http://www.hoshino-area.jp