【配膳ロボット「KettyBot」の概要】
KettyBotは優れた障害物回避能力や移動能力を有する最新式の広告ディスプレイ付配膳ロボットです。
AI音声対話機能、SLAM機能、複数ロボット協働作業機能等を有し、レストランにおける配膳&食器回収、広告巡回を安全かつ正確に行います。1回の走行で複数テーブルに効率よく配膳できます。新型コロナ禍における感染リスクの減少や人件費削減だけでなく、エリア内広告マーケティングにも高い効果を発揮します。
https://www.pudurobotics.com/product/detail/kettybot
【実証実験の概要】
シャングリラ シークレットでは店舗運営における省人化を目的として、これまでに配膳ロボットの活用を検討してきており、今回Kettybotを活用してサービスのさらなる充実が実現できるかを検証することとしました。ロボットを活用した「配膳・下げ膳」に加えて、新たに情報提供として広告ディスプレイを活用することについて検証し、運用面での改善に向けて調整作業を実施してまいりました。
期間:2021年9月1日~9月20日
検証項目:
1. Kettybotを用いた飲食店舗省人化オペレーションの検証
2. Kettybotを利用したご案内対応による非接触対応強化及び業務効率化
3. 設置店舗の新たなニーズ確認と要望に応じたカスタマイズ対応
検証結果:
-愛嬌のあるキャラクターとして、お客様・従業員ともに非常に好評であった。
-人手による配膳・下げ膳の場合と比較して、大幅な「非接触サービス」化が期待できるし、宣伝効果にもなる。
-広告ディスプレイを使うことで、季節メニューのお勧めなど、スタッフが日頃行っているアップセルと
ホスピタリティを補強できる。ロボットであることでお客様へのエンタメ効果も期待できそうである。
-完全にスタッフを代替できるわけではないので、人件費をどの程度削減できるかは数か月運用してみないと分か
らない 。現時点では、2割程度削減効果が見込めればペイすると思われる。
-まずは表参道店で導入し、銀座、六本木など他店へも展開していきたい。
【当社のロボットソリューションについて】
当社では新型コロナウイルス対応で疲弊する飲食店や医療機関スタッフの負荷軽減を目的として、AI搭載のロボットによる非接触サービス化を提案しております。飲食店での配膳ロボットの活用で感染リスクの低減や人件費削減が期待できるだけでなく、医療機関における紫外線照射ロボットの活用で効率的な除菌作業を実現しています。また、規模の大きい病院では、院内の案内係ロボットとしての活用も提案してまいります。
【SGST概要】
IoT、AIの領域において日本内外の最先端ソリューションにいち早く取り組み、日本の顧客向けにすばやく導入することを目指すシステムインテグレーターです。ラピッド・プロトタイピングによるアジャイル開発手法を特色とし、短期高速デリバリーで優位性を発揮します。
社名: 株式会社SGST
代表取締役社長: 小鹿泰光
本社: 東京都港区4-1-1 神谷町トラストタワー23F
事業内容 :IoT、AIを活用したソリューションの企画・開発・運営・メンテ
-商業施設における顧客導線分析(AIによるトラフィック分析)
-海外製ロボットの国内展開、輸入及び代理店(UBTECH社、Pudu社)
-生体認証型キャッシュレスロッカー
-無人店舗ソリューション
-重量センサー、画像処理AI、QRコード決済によるセルフレジ
ホームページ: http://robotics.sgst.ai/index.html
【Pudu Roboticsとは】
中国深?市に本社を置くロボットの開発/生産/販売会社。設立:2016年。障害物を回避しながら自律走行するロボットを多数リリースしており、飲食店における配膳ロボットの領域では欧米、アジアにおいて既に2,000店以上に導入されています。
【シャングリラシークレット表参道店 概要】
商号: 株式会社 シャングリラ インターナショナル ダイニング
設立: 2014年12月1日
本社: 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー23F
特徴: 日本初の一人一鍋スタイルのキノコしゃぶしゃぶ専門店。「スープがごちそうのキノコ鍋」をコンセプトに数十もの中国雲南省の乾燥キノコを数時間じっくり煮込み、旨味や栄養が溶け出したブラックスープに様々な食材をしゃぶしゃぶスタイルで召し上がって頂くエンターテイメントレストラン。美肌や整腸作用、デトックス効果が期待できると大好評。表参道の他に銀座、六本木にも店舗展開している。