株式会社hakkenが、乾燥廃棄野菜事業で高森町他3社とフードロス削減に挑む

掲載日: 2021年04月15日 /提供:hakken

規格外や期限切れなどで廃棄される野菜を各地域で乾燥する分散生産システムで、フードロスだけでなく地域固有の課題解決を狙う

株式会社hakken(本社:京都府京都市、代表取締役:竹井淳平)は、熊本県阿蘇郡高森町、阿蘇農業協同組合、株式会社タイミー(東京都豊島区)、肥銀オフィスビジネス株式会社(熊本県熊本市)との提携協定式を執り行いました。


プロジェクトの内容

乾燥廃棄野菜事業は、廃棄されている野菜を生産地で乾燥・加工する分散生産というシステムを用いて、価値ゼロからのアップサイクルによる6次化農産業に挑戦、消費者を巻き込む市場形成で新しい時代の食品小売を実現するプロジェクトです。
フードロスの削減、地方固有の課題解決、相対的貧困の解消、サステイナブルな消費市場構築を目指し、熊本・広島を拠点に2021年4月から事業を開始致しました。

私たちが用いる温風乾燥はシンプルな加工で野菜の劣化や腐敗を遅らせることができ、消費期限は従来の生鮮野菜の10~25倍程度延びます。
これにより、生産過程での廃棄コスト削減、物流のロス減少及び効率化、小売の仕入れ最適化、家庭での保管期限延長など、各フェーズにおける、あらゆるロスを抑制します。

企業や投資家にとっては、地域との連携やSDGsへの取り組みに。
生産者にとっては、これまで廃棄されていた野菜が収益に。
地方自治体にとっては、循環型の地域活性化に。
消費者にとっては、健康増進や調理時間の短縮に。
四方よしのビジネスモデルを実現し、廃棄野菜が無くなるまで全国の野菜を乾燥し続けます。



商品の展開

商品開発においては、ブランディングプランナー、マーケターなど各分野で活躍しているメンバーが加入しており、Ajinomoto Group Acceleratorの採択企業としても、味の素株式会社と共に安全性に配慮したプロダクトの開発を進めています。
現在、初弾の商品として、普段の食事に気軽に野菜をちょい足しできる具材商品と、乾燥野菜をオイル漬けにした食べる調味料の2種類を開発しています。
2021年秋の限定販売、冬には公式に市場流通を予定しており、専用販売オンラインページを開設するほか、順次取扱い店の募集を行います。

提携内容

この度、ヴィジョンに共感していただいた、熊本県阿蘇郡高森町、阿蘇農業協同組合、株式会社タイミー(東京都豊島区)、肥銀オフィスビジネス株式会社(熊本県熊本市)との提携協定が決定し、2021年4月14日に高森町役場にて協定式を執り行いました。

協同予定事業
・乾燥野菜プロジェクトに関する事業
・地域農業の活性化と新規農産品開発に関する事業
・町有遊休施設の利活用に関する事業
・中長期間における農業の労働力、人材のマッチングに関する事業
・フードロス削減に関する広報、教育に関する事業
・その他本事業の趣旨を達成する為に必要な事業

提携協定式の様子(左から2人目:株式会社hakken代表取締役の竹井淳平)

また、広島県においては、安芸高田市の拠点が開設いたしました。
住所  広島県安芸高田市吉田町西浦361-2
連絡先 info@hakken.io
担当者 田村 聡

今後も拠点を展開し乾燥廃棄野菜を全国に拡め、地域固有の課題を解決して参ります。
ご関心のある自治体ご担当者様からのご連絡をお待ちしております。

プロジェクトの一員として共に活動してくださる方も募集しています。
応募先 https://www.wantedly.com/companies/hakkeninc


株式会社hakkenについて



変化を賞賛し、時代を駆ける。
常識は、変えられるのを待っている。
アイデアとテクノロジーで、
見た事のない”いただきます!”、”ごちそうさま!!”に挑戦していく。
ワクワクする食の未来を作る会社。

その他の事業
・#いえつなキッチン
シェフの食材が家に届く。オンラインで一緒に作る。みんなで食べる。
世界中のどこからでもお気に入りの料理を楽しめる、新しい時代の外食スタイル。
・Bites!(2021年6月 β版リリース予定)
プロから週末料理人まで食を愛する全ての人が、誰かの”美味しい”とつながる、飲食業マーケットプレイス。

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