蒲郡クラシックホテル 90年の軌跡:海辺の文学記念館で企画展開催

更新日: 2024年03月01日 /提供:蒲郡クラシックホテル

瀧信四郎氏の夢、海浜リゾートの中心地として栄えた蒲郡の記憶

海辺の文学記念館(所在地:愛知県蒲郡市竹島町15-62 館長:石原孝康)は、2024年3月1日(金)より1年間の予定で、海辺の文学記念館職員による企画展「蒲郡ホテルから蒲郡クラシックホテルへ ~90年の歴史~」を開催いたします。



 2024年は、蒲郡クラシックホテル本館が建築から90年を迎える特別な年となります。この歴史的な節目を記念して海辺の文学記念館では、蒲郡クラシックホテルの歴史をたどる展示を行います。

 名古屋の実業家 瀧信四郎氏が、1912年に蒲郡クラシックホテルの建つ丘の麓に料理旅館「常磐館」を開業。その後、蒲郡町との協力で海浜リゾートが形成され、1934年には国際観光ホテルとして建設された「蒲郡ホテル」(現 蒲郡クラシックホテル)が戦争や米軍の接収を経て現在に至っている歴史をパネル展示にて紹介いたします。また、竣工時の外観が維持され2022年には国の「登録有形文化財」として認定、蒲郡市の「景観重要建造物」第1号に指定されました。

 本企画展では、蒲郡クラシックホテルの建物がもつ歴史の出来事などを写真を交えて紹介いたします。この展示は、蒲郡クラシックホテルの歴史を知る一助となることを目的に1年間にわたり開催されます。




●施設データ

 料理旅館「常磐館」は、蒲郡観光の礎を築いた名古屋の実業家滝信四郎氏により1912年に竹島海岸に建てられました。蒲郡市の竹島近くは、当時から東海地方屈指の保養地として多くの人々に親しまれて、常磐館からの眺めはまた格別なもので、大正・昭和期にわたり多くの文豪たちに愛されました。

 海辺の文学記念館は、100年を過ぎた今も常磐館と文豪たちを忘れないよう、1997年に建てられ、館内には、常磐館で実際に使われていた照明器具や置時計などが飾られ、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ノーベル文学賞を受賞した「川端康成氏」をはじめ、蒲郡市出身の直木賞受賞作家 「宮城谷昌光氏」や芥川賞受賞作家「平野啓一郎氏」の作品なども展示しています。

施設名称:海辺の文学記念館
住所:〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町15-62
指定管理者:株式会社 蒲郡クラシックホテル(2020年4月より指定管理者)
開館時間:9:00~17:00、年中無休、入場無料
館長:石原孝康

<お客さまからのお問合せは>
海辺の文学記念館 TEL&FAX 0533-67-0070 info@ubkinenkan.com

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