花王独自の「茶カテキン」「コーヒー豆由来クロロゲン酸類」の販売を開始、機能性表示食品届出のためのデータやサポートも提供

掲載日: 2021年09月02日 /提供:花王

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、ケミカル事業部門を通じて、「茶カテキン」「コーヒー豆由来クロロゲン酸類」(ポリフェノール素材)の販売および機能性表示食品届出などのサポートを開始しました。今後は、自社だけでなくさまざまなパートナーとともにポリフェノールの機能をより広く消費者へ届けることで、食を通じた健康増進に貢献してまいります。


■背景
 ポリフェノールは、植物が自らを活性酸素から守るために作り出す物質で、さまざまな機能を持つことが知られています。花王は、その中でも日本人になじみのあるお茶やコーヒー豆に含まれるポリフェノールに着目し、長年にわたって研究を行なってきました。これまでに、茶カテキンには「BMIが高めの方の体脂肪を減らす」「BMIが高めの方の内臓脂肪を減らす」、コーヒー豆由来クロロゲン酸類に「血圧が高めの方の血圧を下げる」といった機能性があることを見出しています。これらの研究成果を応用し、自社製品としては、「ヘルシア」シリーズの特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品をお届けしてきました。
 そしてこのたび、さらに多くの方にポリフェノールの機能を届けるべく、さまざまなパートナーとの積極的な協業を開始します。「ヘルシア」シリーズの機能性表示食品の原料として使用しているポリフェノール素材を販売し、ポリフェノールが有する機能性の研究成果も同時に提供するなど、機能性表示食品届出のサポート業務も併せて行なっていきます。

■サービスの概要
 ポリフェノール素材提供、機能性表示食品届出の業務サポート、製品開発サポートなど、広範囲のソリューションサービスを提供します。


・提供するポリフェノール素材








・機能性表示食品届出の業務サポート

提供するポリフェノール素材は「ヘルシア」シリーズの機能性表示食品で使用実績があり、機能性表示食品届出に必要な機能性の科学的根拠である研究レビューを有しています。この研究レビューを提供するとともに、安全性評価や生産・製造および品質管理なども含め、円滑な機能性表示食品届出のための包括的なサポートを行ないます。

・製品開発のサポート
苦味抑制や食品加工などの花王が有する技術、商品配合や製造・品質管理に関する知見の提供を行ないます。

■今後の展望
今後は、多様化する生活者のニーズや価値観に応え、人々の健康に貢献すべく、新たな価値の提案をしていきたいと考えています。また、花王のポリフェノール素材の機能性について消費者認知をより広めることにより、機能性表示食品「ヘルシア」ブランドとのシナジー効果を最大限に図っていきます。



採用実績


第一弾として、「ルナフェノンT-100」をダイドードリンコ株式会社(代表取締役社長・中島孝徳、以下ダイドードリンコ)に御採用いただきました。



2021年9月20日に、ダイドードリンコより、BMIが高めの方の内臓脂肪を減らすことが報告されている茶カテキンを配合した「The BURNING」が発売されます。




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