Bocchi Concept Shop
株式会社セガワの落花生加工品ブランド「Bocchi(ぼっち)」(所在地:千葉県旭市神宮寺8323-6、代表:加瀬宏行)は、Bocchiの想いを伝える場所として新たにBocchiコンセプトショップを、2024年2月4日(日)にオープンいたします。コンセプトショップは、契約している生産者さんの畑で発生するロスや、ピーナッツ搾油時に出るスクイーズ(搾りかす)を活かすための施設「落花生フードロス削減対応施設」内に設置。Bocchi定番の人気商品を購入できるセレクトショップとしての機能はもちろん、ここだけでしか味わうことのできないBocchiのオリジナルMENUをご提供いたします。購入した商品はくつろぎスペースやピーナッツの森にてお召し上がりいただけます。また、Earth Friendly ~未来の子供につなぐ~「千葉の落花生をもっと楽しく、おいしく」 のコンセプトで毎月開催してきた「Bocchiツキ市」も同時開催。この日ならではの特別な体験をご用意します。当日はオープニングセレモニーとして、テープカットを行います。下記概要をご確認いただき、ぜひご取材検討いただけましたら幸いです。
Bocchiのブランドを構想している10年前から「こだわりぬいてつくった商品を、出来立ての一番美味しい状態で、直接自分の手でお客様に提供できる場を持ちたい」そう思い続けてきました。今回のコンセプトショップをオープンすることによって、ようやくひとつの夢が叶います。そもそもBocchiというブランドは千葉の落花生を未来につないでいくために生まれました。その想いを伝える手段として『Bocchiツキ市』や『野積祭』を開催してきました。おかげさまで少しずつファンも増え認知をしていただいていますが、まだまだ道半ばです。次の夢は、Bocchiコンセプトショップを通してより多くの方に美味しさをお届けし、将来的には地元の福祉作業所などの雇用を生み出すことです。そして、生産者や作業者の方々と一緒に地元の人に誇りを持ってもらえるようなブランドへと成長することです。これからもBocchiとして『美味しいからはじまる小さなピーナッツの革命』を起こし続けます!
Bocchi代表 加瀬宏行
●注目ポイント その1
<Earth Friendly ~未来の子どもにつなぐ~ をテーマに環境配慮したくつろぎの空間>
1.農薬・化学肥料不使用で栽培した落花生を余すことなく使用したエシカルなコンセプトショップ
コンテナをアップサイクルして建てられたコンセプトショップ。壁には、地元の高齢者や障がいのある方々が丁寧に手作業で剥いた落花生の「殻」を、捨てずに練りこんでいます。また、ドアの取手にはピーナッツの森の枝を使用、外のベンチにも廃材を使用するなどBocchiの環境への想いが存分に体現された空間になっています。
Bocchi Concept Shop内の様子 壁にはピーナッツの殻を練り込まれている
●注目ポイント その2
<Bocchi 新商品先行販売!>
コンセプトショップでは今までご好評だった商品はもちろん、新たにコンセプトショップに合わせた新商品もオープンのタイミングで販売いたします。旭市内のブランドはもちろん、今まで出会ってきた全国の素敵な生産者とコラボレーションした新たな商品をご用意いたします。
1.森林ノ牧場とのコラボレーションソフトクリーム
那須の森林を活用し自然放牧しながら育てているジャージー牛から採れる乳を加工、販売している森林ノ牧場。全国にファンのいる森林ノ牧場名物ソフトクリームに、Bocchiの「畑で採れたピーナッツペースト」&ピーナッツクランチを上からかけている絶品の商品です。また、Bocchi「畑で採れたピーナッツのあんこを使用したピーナッツモンブラン」ソフトも販売予定です。
2.Bocchiまるぱん3兄妹
国産小麦100%、無添加、天然酵母で素材の味を存分に活かしたシンプルなまるぱん。サンライズソルトの揚げ浜製法塩が隠し味です。種類はカレーパン・豆パン・あんバターパン。今後は土曜日のみの販売となりますがグランドオープン日には特別に提供します。
3.ピーナッツ森のお菓子
Bocchiピーナッツの森で木登りをしたり、かけっこしている元気な子どもたちをイメージしながら、食べたみんなが笑顔になりますようにという想いを込めています。素材はピーナッツスクイーズパウダー、ピーナッツきな粉、千葉県睦沢町産のパッションフルーツなどを使用。一部福祉作業所「ときわぎ工舎」にも手伝っていただいています。これからの旭市の手土産としても選んでいただけると嬉しいです。
4.畑で採れたピーナッツのカレー~彩り野菜を添えて~
香味野菜をしっかりと炒めて香りと旨みを引き出し、アクセントには野菜の旨みをしっかりと吸ったピーナッツスクイーズがほくほくと!、野菜苦手な子供達もおかわりする絶品カレーです。隠し味のコチュジャンは化学調味料を使用していない出汁から手作りのミンさんのコチュジャンを。レシピの監修には山林をゼロから開拓し、大自然の中で、化学肥料や化学農薬に頼らず自然と繋がって野菜やお惣菜を販売しているThe Hive and Barrowさんにお願いしています。
●注目ポイント その3
<グランドオープン特別コンテンツ>
▽KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)による1日限りの特別フード&ワークショップ
ー世の中を一歩ずつでも前進させていきたいー共にその想いに共感し、交流を深めているクルックフィールズがこの日限りの特別フードをご用意くださいます。
オリジナルテキサスBBQサンド や、Bocchiの地元である旭市産の規格外の野菜を使用したミネストローネ、自家製ティラミスなどをピーナッツの森で販売。その他Bocchiのピーナッツを使用したパンも販売します。※ 売り切れ次第で終了
また、ワークショップとして微生物や昆虫などが過ごしやすいバグホテルづくりも実施予定です。
▽福まき&DJによる記念イベント盛りだくさん!
「Bocchiコンセプトがみなさんにとっても良き出会いの場になりますように」という祈願と共にみなさんへの感謝と福のお裾分けとして福まきなど、グランドオープンを記念したイベントが盛りだくさんです。詳細は別途チラシをご覧ください。
<Bocchiコンセプトショップの設立背景―Bocchiの想いを直接伝える場所をつくりたい>
千葉県旭市は、落花生発祥の地といわれています。収穫や乾燥などの工程で手間暇をかけていることによって生まれる風味が、昔ながらの千葉県産落花生の特徴です。
しかし、近年は生産者数が減少し買取価格が上昇傾向。市場が買いやすいとされる価格を大きく超えてしまったことが要因で、流通量が激減しました。ピークであった1961年度の生産量は61,000トンでしたが、2019年には10,100トンと、8割以上も減少してしまいました。おいしさの秘密や、値段の理由が伝わっていない。そんな千葉県産・落花生の苦境を打開するため、2015年に落花生加工品のブランドBocchiは立ち上げられました。落花生の価値向上のための商品開発に加えて、生産過程を通じて、おいしさの秘密を生活者に知っていただくために、Bocchiでは年に2回、落花生の種まき・収穫を体験するイベント『野積祭』を行ったり、毎月地元の物販・飲食店なども出店できるイベント『Bocchiツキ市』を開催してきました。そうしていく中で「Bocchiを通して日本の食の豊かさを伝えたい。そして地域内外関わらず、お客様同士が繋がれる場所をつくりたい」という想いが日に日に強くなり、Bocchiコンセプトショップを設立するにあたりました。
【開催概要】
■開催日時:2月4日(日)10:00-15:00
来賓の方々によるオープニングセレモニー(テープカット)は11:00頃行う予定です。
■開催場所:Bocchi ピーナッツの森(千葉県旭市神宮寺9856-2)
<会場アクセス>
Bocchi ピーナッツの森
https://maps.app.goo.gl/QmxymsN6wk3hLdNP7
公共交通機関:総武本線「旭駅」「干潟駅」
→旭市コミュニティバス旭南ルート「富浦小西」で下車
(時刻表詳細 https://www.city.asahi.lg.jp/uploaded/attachment/14595.pdf )
タクシー:総武本線「旭駅」から9分「干潟駅」から8分
車:銚子連絡道路 横芝光IC から35分
当日は、2022年から開催している『Bocchi ツキ市』も同時開催いたします。(今年から年4回の開催になります。)お子様はもちろん、老若男女が楽しめる「ピーナッツ福まき」は11:00~/14:00~の2回実施予定。様々な取り組みをされる出展者約25のブランドが千葉県内外より集まります。直接交流し、背景にあるストーリーを聞きながら買い物できるチャンスでもあります。すべての出展者については、別途チラシをご参照ください。
<Bocchi(ぼっち)について>
“もうからない作物”として生産者は減るばかり。そんな千葉県産・落花生の苦境を打開するため、2015年に立ち上げられた、落花生加工品のブランド。落花生の加工・販売業を営む株式会社セガワの三代目、加瀬宏行が2015年に立ち上げた。
千葉県内産の落花生を使い、なめらかさにこだわったピーナッツペーストや、自然な甘さの蜜煮などを商品化。その傍ら農福連携を積極的に取り入れたり、人と自然にやさしい農法で自社畑にて落花生栽培に注力している。その姿勢に一流の料理人たちが共感し、今までアマン東京や星のや東京、三ツ星L'Effervescence(レフェルベソンス)など名だたる名店にてメニューに使用されている。
また、食と農を楽しむ『Bocchiツキ市』を3ヶ月に1回開催。地元の物販・飲食店なども出店できるイベントを続けている。さらに毎年自社の圃場で落花生の種まき・収穫を体験するイベント『野積祭』も実施。生産者とエンドユーザーが、ともに実り多い収穫を祈り、意見を交し合える場となっている。
未来の子供たちのため、安全でおいしく、環境にやさしい落花生づくりが評価され【第1回ちばガストロノミーAWARD生産者部門TOP30】にも選出された。