アサヒビールが、飲食店の情報をリアルタイムで把握できるデータベース「外食向けAIリサーチ」を導入

更新日: 2024年01月21日 /提供:Lazuli

~外食の市況をリアルタイムで把握し、営業戦略の策定や現場での提案に活かす~

Lazuli株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:萩原 静厳、以下Lazuli)が開発・提供する「外食AIリサーチ」が、2023年1月にアサヒビール株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 松山一雄、以下、アサヒビール)に採用されてから1年が経過したことにより、外食の市況をリアルタイムで把握し、営業戦略の策定や現場での提案に用いるエビデンスの提示が可能となりました。

アサヒビールの営業部門は、外食などの業務用向けとスーパーマーケットなどの量販向けに大別されます。その中で、前者においては、限られた一部の飲食店のPOSデータを月次で取得するに留まり、タイムリーに市況の把握ができていないという課題を抱えていました。小売業界においては、販売店から提供されるPOSデータを活用することができても、外食業界においては、POSデータを統合しているデータベースがないことから、市況を判断するためのデータソースがありません。また、同じ生ビールでも、「ビール」「生中」「生」と表記が統一されておらず、まさにブラックボックス化しており、マスタデータの整理に膨大な手間と時間を要していました。そこで、同社では、顧客である飲食店に対して、売上・利益の拡大に繋がる提案をおこなうため、根拠となる正確なデータを把握することが急務であると判断して 、Lazuliが提供している「外食AIリサーチ」の導入を決定しました。

Lazuliが提供している「外食AIリサーチ」は、1500店舗以上の飲食店POSデータを統合し、ドリンクとフードの販売数や客数、客単価などを簡単に分析できるよう、クリーニングされたデータベースです。前週までの膨大な量のPOSデータを、すぐに分析に使用できる状態で納品されるため、顧客である飲食店に対して、リアルタイムな情報提供をおこなうことができます。
アサヒビールでは、「AIリサーチ」導入後、名寄せなどの手間がなく、外食の市況をリアルタイムで把握できる飲食店のPOSデータを入手できたことで、経営陣が営業戦略を判断する根拠としてデータの活用ができるようになり、また、営業現場でもエビデンスに基づいた営業活動ができるようになりました。

アサヒビールとLazuliでは、飲食店の立地や業態、席数や客単価別といった分析の粒度を高めていくことで、外食における消費のシーンが鮮明となり、飲食店への提案を効果的におこなえると考えています。アサヒグループがミッションとする「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を基に、飲食店を通じて一般消費者の方に「最高の商品を最高の状態で、最高の気分で楽しんでいただく」ことを目指しています。

<Lazuli株式会社について>
Lazuliは2020年7月に設立されたスタートアップです。高度なAI/ML技術を駆使し、クラウドサービスとして、DXやEC、マーケティングの担当者など、ビジネスに関わる誰もが世界中の商品情報を利用できるSaaS「Lazuli PDP」の開発・提供を進めています。また、「外食AIリサーチ」など、企業のデータ分析に必要なデータの収集、整備も行います。商品が製造、流通、販売される中で、企業間、あるいは企業内においてもスムーズに同期されていない商品データの課題の解決に努めており、メーカーや小売、製薬業におけるサイロ化されたデータを統合・整備することで、DX推進を支援します。ビジネスに携わる人々が容易に商品の情報にアクセスできる世界の実現を目指します。




<アサヒビール株式会社について>
アサヒビールは、アサヒグループの中核である国内酒類事業を担っており、ビール類を中心として、洋酒、焼酎、ワイン、RTDなどの総合酒類の製造と販売を行っています。また、現在は「Value経営」への変革を掲げており、お客様にとって価値のある商品やサービスの提供に取り組んでいます。





※「Lazuli」とそのロゴ、記載されている製品・サービス名などは、Lazuliの登録商標です。無断複写・転載を禁じます。

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