1.発表のポイント◆条件達成※1で交通費分のポイントがもらえるアプリFreeTrafficを運営するスタートアップ企業のFourwin株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:永瀬 駿平)は「農への仕切りを限りなく低くする」をビジョンに掲げ、農業とワーケーションを組み合わせた新サービス「No 農 No LIFE(略称:ののの)」を展開する株式会社Perma Future(本社:静岡県沼津市・代表:池田 航介)と業務連携を開始しました。◆FreeTrafficは旅行者が来ることで恩恵を受ける地方自治体や観光協会、DMOなどが旅行者の代わりに往復交通費を負担するコンセプトのアプリです。◆「No 農 No LIFE(略称:ののの)」は1日3~4時間のおてつだいをすると宿泊場所とテレワーク環境が提供されるワーケーションサービスです。最短3泊4日から2週間の期間で、1回あたり5500円で参加できます。◆利用者はFreeTrafficと「No 農 No LIFE」を併用して、1日3~4時間のおてつだいをすることで、宿泊費と往復交通費を負担せずに地方で滞在可能になります。
※1:ポイント獲得の条件は、位置情報検知と対象宿泊施設の宿泊、対象店への支払いです。またポイント獲得には、宿泊日数に応じた上限があります。
FreeTraffic 北海道島牧村 実証実験の詳細:https://fourwin.jp/shimamaki/
「No 農 No LIFE」公式サイト:https://nononolife.com/
2. 発表の内容
旅行者の交通費を自治体等が負担するアプリFreeTrafficを運営するスタートアップ企業のFourwin株式会社は「No 農 No LIFE」を展開する株式会社Perma Futureと業務連携を開始しました。
利用者は「No 農 No LIFE」を利用して、1日3~4時間のおてつだいをすると、宿泊費と往復交通費を負担せずに地方で滞在可能になります。「No 農 No LIFE」は最短3泊4日から2週間の期間で、1回あたり5500円で参加できます。
FreeTrafficは旅行者が来ることで恩恵を受ける地方自治体や観光協会、DMOなどが旅行者の代わりに往復交通費を負担するコンセプトのアプリです。FreeTrafficは現在、北海道島牧村で実証実験が行われています(期間:2023年12月1日~2024年3月31日)。
利用者はFreeTrafficと「No 農 No LIFE」を併用して、1日3~4時間のおてつだいをすることで、宿泊費と往復交通費を負担せずに島牧村に滞在することが可能になります。
利用者が島牧村で行うおてつだいは、株式会社ヤマト北栄水産の漁業おてつだい、もしくは宮内温泉旅館の温泉おてつだいとなっています。宿泊環境、テレワーク環境は宮内温泉旅館から提供されます。
この連携により、利用者は地方滞在の大きなネックとなる交通費と宿泊費の両方の負担をなくすことができるため、地方自治体は経済効果と関係人口の増加が期待できます。
<おてつだい内容>
・株式会社ヤマト北栄水産でのおてつだい
生たこの出荷作業:日,水,金曜日
鮮魚の箱詰め作業:月,火,木,土曜日
・宮内温泉旅館でのおてつだい
清掃作業
FreeTrafficと「No 農 No LIFE」を併用して北海道島牧村に滞在する場合は「No 農 No LIFE」公式サイト(https://nononolife.com/)から申込みください。
3. FreeTrafficの概要
FreeTrafficは旅行者の交通費を実質無料にして人の移動を活発化させて、地域を活性化させることを目指すアプリです。旅行者が来ることで恩恵を受ける地方自治体や観光協会、DMOなどが旅行者の代わりに交通費を負担する世界初※2のコンセプトのアプリです。
旅行者はFreeTrafficを使って旅行をして条件を達成すると、移動にかかった交通費相当のポイントを受け取ることができて、獲得したポイントは現金やPayPayポイントに交換できます。
ポイント獲得の条件は、GPSで出発地点と目的地点を通過したことを検知すること、アプリ内に登録されている宿泊施設で宿泊すること、アプリ内に登録されている対象店で支払いをすることです。
この条件があるために、アプリ側では旅行者の理論的な交通費を算出することができ、旅行者が受け取る交通費以上の経済効果を地方自治体にもたらすことが期待できます。
また、ポイント獲得には宿泊日数に応じた上限があります。北海道島牧村の実証実験では1泊あたり6,000円を上限として設定しています。宿泊日数が増えることで、上限が比例して増えるため宿泊日数を増やすことで遠方からの交通費でも実質無料にすることが可能となります。
※2:国内特許出願済。PCT特許出願済。
4. 株式会社Perma Futureについて
Perma Futureは「農への仕切りを限りなく低くする」をビジョンに掲げ、農業とワーケーションを組み合わせた新サービス「No 農 No LIFE(略称:ののの)」を展開しています。(https://nononolife.com/)
一日のうち半分は農作業、半分はワーケーションの時間をとることができ、普段の生活では味わえない非日常な体験をすることができます。
農作業は収穫作業など農作業をほとんどしたことがない方でも安心して取り組める内容になっています。ワーケーションの環境もWi-Fiなど一通りの作業環境も完備。古民家風のゲストハウスなど、自然の中に溶け込みながら集中して作業することができます。
作業後や休みの日は、近くの観光スポットを訪れて地域の魅力に触れることもできます。
5. 株式会社Perma Future 代表:池田 航介さんのコメント
今回の取り組みはとても画期的であり地域の関係人口創出や地域創生という観点で影響力のあるものだと確信しています。
Fourwin株式会社さん島牧村の宮内温泉さん、ヤマト北栄水産さんと今回の取り組みをご一緒できることとても光栄に思います。
この仕組みが全国に広がり、地域の産業に貢献できるよう励んでいきます。
6. 株式会社ヤマト北栄水産 専務取締役:久慈 公一郎さんのコメント
北海道の片隅の小さな漁村ですが大自然と豊富な水産資源が宝です。島牧の自然に触れながら地場産業を体験していただき一次産業の可能性を感じていただけたらと思います。
7. 宮内温泉旅館:中田 寛子さんのコメント
人口1,300人の小さな村。
7割が高齢者で日本でも最先端の少子高齢化社会の地域でもある。
将来の日本のモデルケースとなるような働き方を考えていきたいと思ってます。
その働き方で働いてみませんか?
8. 島牧村地域おこし協力隊員:刑部 広平さんのコメント
フリートラフィックの仕組みを使い、地元の産業に貢献出来る仕組み作りの一歩を踏めることを嬉しく思います。
実証実験段階ではありますが、結果から改善点を洗い出し、より洗練されたサービスを目指していきたいです。
9. Fourwin株式会社 代表:永瀬 駿平のコメント
今回の連携は、多くの人たちが恩恵を享受できる画期的な連携であると感じています。
アプリ利用者にとっては、交通費と宿泊費のネックがなくなり地方の良さを体験するきっかけとなり、地方の一次産業の方にとっては、労働者不足や後継者不足への解決策となり、宿泊施設などの旅行関連事業者にとっては収益性を高めるためのビジネスインフラとなり、地方の自治体にとっては経済効果や関係人口増加が期待できます。
弊社単体では、この価値を生み出すことは難しいため、連携を快諾していただけたPerma Futureさん、ヤマト北栄水産さん、宮内温泉旅館さんに大変感謝しております。
この連携をきっかけとして、この素晴らしい仕組みが日本中、世界中に広がっていくことを心から期待しています。
◆Fourwin株式会社 会社概要
社名: Fourwin株式会社
代表取締役社長 : 永瀬 駿平
所在地: 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町17―2 兜町第6葉山ビル4階
設立 : 2023年5月
事業内容 : プラットフォーム型Webサービスの提供
資本金 : 200万円
URL:https://fourwin.jp/
E-mail:info@fourwin.jp