まちごとホテルを運営するSEKAI HOTEL、全国展開に向けてパートナーシップ企業の募集を再開。

更新日: 2023年12月27日 /提供:クジラ

富山県高岡市での成功を受け、SEKAI HOTELを日本全国の魅力の再発見・再定義を行う「地方創生プラットフォーム」として展開

クジラ株式会社が開発・運営するまちごとホテルSEKAI HOTEL、パートナーシップ事業第1号となったSEKAI HOTEL Takaoka(富山県高岡市)に続く、パートナーシップ企業の募集を全国で再開。


これまでのSEKAI HOTEL
2017年の創業から、SEKAI HOTELは「旅先の日常に飛び込もう」というコンセプト掲げて事業を展開してまいりました。観光客、地域住民、そしてSEKAI HOTELの3者が、互いに対等な関係を築き、隠れた地域の魅力を再発見・発信することで、その地域の"日常体験"をお届けしております。

2022年には、本社を構える大阪府で展開してきた西九条・布施からさらに視野を広げ、富山県高岡市に「SEKAI HOTEL Takaoka」として進出しました。第1号目となるパートナーシップ事業(≒フランチャイズモデル)の事例であり、高岡市の伝統的な企業とタッグを組んだ展開となりました。
高岡市進出の際の合言葉の発表
これからのSEKAI HOTELが目指すもの
SEKAI HOTELは、2019年4月に全国展開に向けてパートナーシップ事業のスタートを切りましたが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、一時的にその募集を停止する判断をしておりました。
(当時のプレスリリース再掲:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000026458.html

しかし、昨年の富山県高岡市への進出を通じて、多くのステークホルダーの皆様からご期待いただけていることを再確認することができました。

高岡市の皆様からは、地域をともに盛り上げる存在として受け入れていただけ、SEKAI HOTEL Takaokaの合言葉である「やわやわブルー」をハブに、新たに企画を持ち込んでいただけるようになりました。「高岡にはこんな青があるんじゃないか」「こうした世の中の流行も捉えられるんじゃないか」など、様々なご意見を賜っており、現在カフェスペースで提供されている“青に染めるクリームソーダ”など、実際に反映されたアイデアもございます。
「青に染めるクリームソーダ」
ご宿泊いただいた観光客の皆様からも、地域の"日常体験"を楽しむことができたとアンケートで多くのお声をいただけるようになりました。旅先の日常生活を体験するという、新しい観光の選択肢への期待値の高まりを感じております。

我々、SEKAI HOTELとしても、これまで大阪府で培ってきたノウハウを、異なる文化を持つ富山県高岡市で展開できたことで、この事業モデルの持つ再現性の高さや、新しい観光の選択肢としての"日常体験"のポテンシャルの高さを再確認しているところでございます。

今後、旅先での"日常体験"を提供することを通じて、地域経済や社会全体に多大なインパクトをもたらす可能性を信じ、パートナーシップ事業の募集を再開し、本格的な全国展開を推進することを決断いたしました。


パートナーシップ事業とは
SEKAI HOTELのパートナーシップ事業は、各エリアで地元の企業と協力し、SEKAI HOTELのブランドやノウハウを共有することで、新たなSEKAI HOTELを展開し、地域の活性化を推進する事業です。
地域に根付いた事業とするため、地域の自治体・金融機関・資産家・大学、そして地元の企業との連携を重視しており、それぞれのエリアの特色を活かしたホテル運営を実現しています。
地域の有形・無形資産を根付かせていく事業
SEKAI HOTEL Takaokaにおいては、各種ステークホルダーと協議を重ねて合言葉「やわやわブルー」を掲げ、地元産業を活用したアクティビティやインテリアの開発が実際に行われております。新たに展開する、全国各地の拠点においても同様の展開を見据えております。

※高岡の日常に飛び込むための合言葉“やわやわブルー”についてのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000026458.html
モメンタムファクトリーOriiでの、銅の着色体験

SEKAI HOTELのパートナーシップ事業は、一般的なフランチャイズモデルと異なる特長が大きく2つございます。各拠点ごとの地域活性の方向性をSEKAI HOTELと共に作り上げられること、そして、地域の資産となる多様な人材を育成できることです。

”日常体験"を提供する上で、各地域の特色を活かしたホテル開発を行う必要があるため、各拠点ごとにそれぞれの合言葉(≒コンセプト)が生まれていきます。各パートナーシップ企業は、合言葉を作り、地域の方向性として示しながら、その合言葉に沿って企画/新商品開発を行っていくことができます。SEKAI HOTELは地域の人だけでなく、第三者にもわかりやすく地域をアピールするための合言葉の策定に伴走してまいります。

また、スキル・経験面において多様な人材を必要とする地域活性という分野において、SEKAI HOTEL独自の人材育成ノウハウによって、様々な人材を輩出してまいります。オンラインによる遠隔地での副業や、大学生向けのインターンシップをすでに実現しており、ホテルスタッフだけでなく、ライター・フォトグラファー・イラストレーターなどのクリエイティブ人材の輩出にも伴走してまいります。
通常のフランチャイズモデルとの違い
■クジラ株式会社 代表取締役 矢野浩一より

SEKAI HOTELの構想段階から、「地域の長期的な資産となるビジネスをしたい」「地域を支え、地域に支えられ100年続くホテルを作りたい」と考えてまいりました。

SEKAI HOTELはきっかけにすぎず、多くの地域住民が「地元のために何か貢献したいが、何をしていいかわからない、難しい」と思っている中、選択肢を具体的に示していくことが私たちの役割です。

地域内外にファンを増やし、地域活性のための投資や新たな経済効果の創出、多様なスキルを持った人材の輩出など、深い地元愛を持った人々で作り上げるエコシステムの実現を目指してまいります。

■会社概要
クジラ株式会社
代表者:代表取締役 矢野 浩一
設立:2007年11月
所在地:大阪府大阪市北区中崎2-5-18
資本金:10,500万円(準備金含む)

事業内容:リノベーション事業、まちごとホテル「SEKAI HOTEL」、その他不動産・建築業
URL:https://kujira.ltd/
お問い合わせ:https://www.sekaihotel.jp/contact/

bnr_500_v-manage.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域