体験型リゾート施設『Sport & Do Resort リソルの森』(所在地:千葉県長柄町、代表取締役総支配人:佐野直人)では、当施設内で提供する、ICTを活用したウォーキングプログラム「ウェルネストラック」が、この度、公益社団法人日本サインデザイン協会の主催する『第54回日本サインデザイン賞』において入選いたしましたのでお知らせします。
■ウォーキングコースおよびサイン・WEBコンテンツが一体となった、健康プログラム「ウェルネストラック」
『Sport & Do Resort リソルの森』では、国の地方創生事業であるCCRC(アクティブシニア向けの健康コミュニティづくり)に取り組んでおり、暮らしているだけで健康・活動的になるゼロ次予防戦略※1に基づき、千葉大学との産学共同研究を進めてきました。
※1:「ゼロ次予防」とは、運動や健康食などを行う「一次予防」の概念に対し、本人が意識的努力をせずとも暮らしているだけで健康へと導く社会的または物理的な環境を指します。「ゼロ次予防」は、WHO(世界保健機関)によって提唱された概念です。
その一環として誕生した「ウェルネストラック」は、ウォーキングコースおよびサイン・WEBコンテンツが一体となった、健康プログラムです。1周約2kmのウォーキングコース内に、QRコードを記載したサインを設置しており、スマートフォン等でQRコードを読み込むと、周辺の環境やコースでの行動に関わる健康エビデンスなど、健康への気づきやウォーキングをより楽しめる情報を得ることができるよう設計されています。コース1周を成人の一般的な歩行速度で歩いた場合、32分で消費カロリー169.3kcalほどになります。
コース内に設置されたサインは、『Sport & Do Resort リソルの森』の大自然に溶け込むようデザインされ、QRコードのほか、「メッツ(身体活動の強度)」「緑の量」「傾斜」「歩行時間」「歩数」「消費カロリー」などが一目でわかるよう施されています。
■日本サインデザイン賞とは
日本サインデザイン賞は、優れたサインデザイン作品を広く社会にアピールすることにより、サインデザインの普及および啓発をはかることを目的として、1966年以来続けられてきたわが国で唯一のサインデザインに関する顕彰事業です。
今日のサインは、都市空間や企業活動と生活者とをつなぐインターフェイスとして、即ち環境を活性化しコミュニケーションを成立させるためになくてはならない情報として位置づけられ、その作例は多様な拡がりをみせています。
年に一度開催される日本サインデザイン賞では、そうした概念と手法の拡がりに対応しながら、質の高いサインデザイン作品を募集、審査し、優れた作品に贈賞をおこなっています。