日本橋・八重洲エリアで食の多様化に対応した外食を検索できる「CAN EAT MAP」β版をリリース

更新日: 2023年12月28日 /提供:CAN EAT

食物アレルギーやベジタリアン、ムスリムフレンドリーなどに幅広く対応。三井不動産協力の下、だれもが安心安全で健康的な食を楽しめる街へ

株式会社CAN EAT(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田ヶ原絵里、以下「CAN EAT」)は、日本橋・八重洲エリアにおいて飲食店のアレルギー情報などを検索できる「CAN EAT MAP」のβ版をリリースしました。食物アレルギーやベジタリアン、ヴィーガン、宗教上の理由、妊娠中・授乳中などあらゆる体質や背景を持つ人々が外食をストレスフリーに楽しめる環境を整備し、食の平等と街の活性化に寄与します。



■「CAN EAT MAP」開発の背景
食物アレルギーがある人は増加傾向にあり、2022年度には国内人口の約15.8%にのぼりました(※)。ベジタリアンやヴィーガンといった食事嗜好を持つ人や、ハラルなど宗教上の理由で食べられないものがある人も増えており、約3分の1の人に何らかの食事制限があるといわれる「食の多様化の時代」が到来しています。

こうした食事制限のある人々が特に苦労するシーンのひとつが、外食時のお店選びやメニュー選びです。食べられるものを手軽に探す手段がないため、街の個人店などを利用するハードルが高く、ファミリーレストランやコンビニエンスストアといった事前にメニュー情報を把握しやすい大手チェーンに頼らざるを得ないという実態があります。

そこでCAN EATは、自分にぴったり合った外食メニューをWeb上で簡単に探せる「CAN EAT MAP」のβ版をリリースしました。新たな食のサービスや商品を社会実装する支援に取り組む三井不動産株式会社協力の下、第一弾として日本橋・八重洲エリアで外食のアレルギー等の情報を簡単に検索できる仕組みの提供をスタートします。

サービスURL:https://can-eat.heliksdata.com/

※参考
アレルギーポータル内「2022年度 アレルギー疾患に関するアンケート調査」
https://allergyportal.jp/wp/wp-content/uploads/2023/10/04195004/3732d063075e7dd15100760bd04dd1ae.pdf

■「CAN EAT MAP」β版 でできること
食物アレルギーやベジタリアン、ヴィーガン、ムスリムフレンドリー、妊娠中・授乳中などあらゆる理由で「食べられないもの」がある人が、日本橋・八重洲の街で自分に合ったメニューを簡単に見つけられます。自由に条件を設定して街・エリア単位で横断的に検索をかけることで、効率的にメニュー情報を把握し、安心して食事を楽しめます。
1.アレルゲン検索画面で食べられない食材を選択し、その食材を「含まないメニュー」または「含むメニュー」を検索できます。


検索対象には、アレルギー表示が義務化または推奨されている特定原材料等28品目のほか、「動物性」「アルコール」「ナッツ」「バラ科」といった28品目以外の食品や総称も含まれます。「卵 乳 含まない」のように複数の条件をかけあわせた検索も可能です。
<左:特定原材料等28品目の検索画面、右:特定原材料等28品目以外の検索画面>
▼検索できる食品一覧  ※11月15日時点

※特定原材料等28品目以外の食品・分類の検索には、「AI食材タグ」機能のβ版を使用しています。生鮮品の場合は生鮮品名称から、加工品の場合は原材料添加物に表示されている範囲の情報に基づいてAIが自動的に付与したタグを使用しているため、食品に含まれる成分の正確性を担保するものではありません。

2.検索ボタンを押すと、日本橋・八重洲エリアの参加店舗で提供しているメニューの中から検索条件に合致するもののみを表示できます。食べたいメニューが見つかったら地図で場所を確認してみましょう。


<左:検索後のメニュー表示画面、右:「MAP」をクリックすると表示されるGoogleマップ>
▼「CAN EAT MAP」β版 の参加店舗一覧(11月15日時点)
本プロジェクトのコンセプトに共感し、アレルギー表の作成にご協力いただいた店舗の一覧です。


3.本サービスには130以上の多言語に対応した翻訳機能を搭載しています。海外からお越しになった方や日本語に不慣れな方でも安心してメニュー情報をご確認いただけます。


<左:英語に設定した場合の検索画面、右:英語に設定した場合のメニュー表示画面>
※アレルギー表はメニュー選択のご参考としていただくものであり、必ずしもお客様にアレルギー症状が発症しないことを保証するものではありません。 また、アレルギー対応に特化したメニューの用意がある店舗ではないことにご注意ください。

■今後の展望
1.LINEオープンチャットの活用


10月に日本橋エリアで開催した告知イベントにおいてLINEオープンチャットにご登録いただいた皆様には、「CAN EAT MAP」β版のリリース情報や最新情報をお知らせします。日本橋・八重洲エリアでお食事をなさる際にはぜひご活用ください。
2.検索機能の充実


食の多様化にさらに適応したサービスに進化させるため、「食べられないもの」だけでなく、「500kcal以内で食べられるメニュー」といった多様な条件で検索できる仕組みの開発に取り組みます。
3.地域に定着したサービスへ


「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」を東京都と共に推進する Plug and Play Japan株式会社の支援を受けながら、「CAN EAT MAP」を地域に浸透させ、長期的にご活用いただけるサービスとなるよう尽力していきます。

▼東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』とは
東京都は、先端技術等を活用した便利で快適な都市「スマート東京」の実現をめざしています。『Be Smart Tokyo』は、都民の暮らしの利便性・QOLを高める新しいサービスをスピーディに生み出すため、独創性・機動力にあふれるスタートアップ等が各エリアと協働する枠組みを構築するプロジェクトです。Plug and Play Japan株式会社は、本プロジェクトの「スマートサービス実装促進事業者」として採択されており、「CAN EAT MAP」はスマートサービスの一つとしてピックアップされました。

公式HP
https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp/#promoter

■各社コメント

CAN EAT代表取締役社長 田ヶ原絵里



食のパーソナライゼーションサービスは、その言葉だけでは一見マイノリティ向けビジネスと捉えられがちですが、自分に合った食を楽しめることは、実はすべての方にとって共通の価値だと信じております。

今回は、多様化する日本橋・八重洲の街を新たなステージへと発展させてきた三井不動産様がこの理念に共感してくださり、本プロジェクトが実現しました。「CAN EAT MAP」を通して多くの方に安心してお食事を楽しんでいただき、活気ある街づくりに貢献できるよう、サービスを進化させてまいります。

三井不動産 日本橋街づくり推進部 吉田信貴



CANEAT様との取り組みを通じて、日本橋・八重洲の美味しい食をより多くの方々に知って頂くとともに、「どなたでも安心して食を楽しむことが出来る街」の実現に繋がれば幸いです。








■株式会社CAN EATについて
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションに、食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」はじめ、食物アレルギー当事者やアレルギー対応に取り組む外食事業者を支援するサービスの開発・運営を行っています。

会社名:株式会社CAN EAT(英語名:CAN EAT Inc.)
代表者:代表取締役社長 田ヶ原絵里
本社所在地:東京都新宿区天神町7番地11 No.14
設立:2019年4月1日
公式HP:https://about.caneat.jp
食べられないものがある人の外食を救うサービス「CAN EAT」:https://caneat.jp
アレルギーヒアリングシステム:https://biz.caneat.jp/allergyhearing/
アレルギー管理サービス:https://biz.caneat.jp/allergenlist/

■本サービスに関する問い合わせ先
株式会社CAN EAT 
Email : info@caneat.jp

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