「第53回食品産業技術功労賞」6部門・36件が受賞

掲載日: 2023年11月13日 /提供:食品産業新聞社

~健康、時短、サステナビリティが鍵、独自技術で社会課題の解決に貢献~

 食品産業新聞社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:馬上直樹)は、「第53回食品産業技術功労賞」の表彰式を、11月7日に上野精養軒(東京都台東区)で開催しました。



食品産業技術功労賞とは


 「食品産業技術功労賞」は、日本の食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰する、食品業界の歴史あるアワードです。食品産業新聞社の創立20周年を記念して1971年に制定し、今年で53回目となります。公的立場にある選考委員が、部門別に功労賞を選定し、毎年1回表彰しています。

独自技術で課題解決~6部門36件が受賞


 今年は、独自技術を背景にしたヒット商品やサービスなど、6部門36件の商品及びテーマが受賞しました。部門別の内訳は「商品・技術部門」19件、「資材・機器・システム部門」2件、「マーケティング部門」7件、「サステナビリティ部門」5件、「国際部門」1件、「地域創生部門」2件となりました。
 新しいおいしさを提案する食品や飲料はもちろん、近年とくに注目のプラントベースフード(PBF)の商品、手間なく楽しめる商品、機能的価値を持った商品や若年層への訴求を強化する動きがありました。地球環境への配慮といったサステナブルな視点、物流の2024年問題への取り組みなど、社会課題の解決に貢献する提案も目立ちました。
 2024年2月14日から16日まで、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「第58回スーパーマーケット・トレードショー2024 (SMTS2024)」で、受賞商品やテーマのサンプル陳列、パネル掲示を行います。(加工食品ゾーン 小間No.7-409)

受賞商品・テーマ一覧(6部門・36件)




受賞商品・テーマの紹介(6部門・36件)


■会社名/商品名・テーマ
■受賞商品・テーマ紹介

1.商品・技術部門(19件)
卓越した技術により、我が国の食生活の向上、食品産業の発展に貢献した商品の開発、技術の開発を行なった企業または個人、団体。

1. アサヒ飲料(株)/「アサヒ 颯(そう)」
アサヒ飲料で12年ぶりとなる緑茶飲料の新ブランド。微発酵茶葉「萎凋(いちょう)緑茶」をブレンドし、一般的な緑茶とは異なる華やかな香り立ちを実現。緑茶飲料に新しい味わい提案し、若年層からも高い支持を得ている。

2. あづまフーズ(株)/「まるで魚シリーズ」
本物そっくりの見た目と食感、味を追求した代替シーフードシリーズ。ヴィーガン認証取得商品、マタニティフード認定品。将来的な枯渇が懸念される水産資源においてSDGsの観点からも注目されており、ラインアップも順次拡充している。

3. エスビー食品(株)/赤缶カレーパウダールウ
創業100周年を記念する商品として発売。70年以上の歴史を持つ赤缶カレー粉の香りを最大限に活かした香り立ちと、軽やかながらも奥深くスパイシーな味わいが楽しめる。オーソドックスながらも新しいパウダー状のルウカレー。2 皿分から調理可能。

4. (株)大森屋/バリバリ職人シリーズ
クセになるバリバリ食感が人気で、おやつ感覚でも楽しめる味付のりシリーズ。特殊な調味液を使い、通常より時間をかけて乾燥させる「新食感ウエーブ製法」が特許を取得。内容量を変えずに容器を小型化、厚みを薄くしたエコボトルで環境にも貢献。

5. 尾西食品(株)/アルファ米レンジ+(プラス)シリーズ
日本初のレンジ調理が可能なアルファ米。炊きたてごはんのおいしさをそのままに急速乾燥したアルファ米が、従来のお湯・水で戻す方法より時短かつおいしく作れる。従来の方法でも食べられる3ウェイで賞味期限は5年半。非常食としての機能を兼ね備える。

6. カンロ(株)/「カンデミーナグミ」
特許製法による独自の弾力食感とユニークな形状が、若い世代からビジネスパーソンまで幅広く支持されているハード系グミシリーズ。2013年発売当初から「噛んで楽しむエンターテイメントグミ」をコンセプトに掲げて展開。今年で10周年を迎えた。

7. (株)京都庵/もちいなり
低温製法で精米した国産もち米を100%使用した餅を、冷凍しても硬くならない独自製法の味付き油揚げで包んだ冷凍食品。大豆加工品の製造販売を行う同社が、22年春から本格的に家庭用冷凍食品市場に参入した。

8. キリンビール(株)/「氷結 無糖」シリーズ
RTD(Ready to Drink:栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料)市場の「無糖ブーム」の先駆けとして市場をけん引、「無糖チューハイ」カテゴリーを確立しつつある。いずれのフレーバーも「キリッと爽やか、甘くないおいしさ」が特徴。

9. サントリー(株)/「サントリー生ビール」
「これからの時代のビール」として、グッとくる飲みごたえと飲みやすさ、斬新なパッケージデザインが若年層を捉えた。「すべての人の一日の終わりをねぎらい、生きる力を後押しする」という情緒的な価値提案も共感を得ている。

10. 太子食品工業(株)/なめらか豆腐バー
健康志向を背景にタンパク質ブームが起きる中、味付きの豆腐をそのまま片手で食べられ、植物性タンパク質10gを手軽に摂取できるプラントベースフード。特許技術の「きぬ練り製法」により、絹ごし豆腐のような、なめらか食感を実現。

11. テーブルマーク(株)/「新潟県産 大粒ごはん3食」
近年、食感と味で人気が高まっている「大粒米」に着目し、新潟県産の人気銘柄米3種のブレンドで展開するパックごはん。高齢化などを背景に日常使いが増えているパックごはんのバラエティー化により、食機会の拡大を図っている。

12. (株)永谷園/パキット
袋の中に麺を折り入れてレンジでチンして混ぜるだけで、麺もソースも一度に調理できる専用パウチに入ったパスタソース。「内食」「タイパ」「SDGs」が注目される中、新たなパスタ調理法を提案している。

13. (株)ニチレイフーズ/業務用「究極の唐揚げ」
鶏肉の弾力とジューシー感、衣の強い粉吹き感と香ばしさで、加熱済みの冷凍唐揚げでありながら手作りに近い食感を実現。業務用市場が急回復し人手不足が深刻化する中、調理時間6分という簡便性で調理現場の課題解決に貢献している。

14. 日清製粉(株)/アミュリア
日本初導入の高食物繊維小麦粉。一般的な小麦と異なり、胚乳部に食物繊維が多く含まれるため、高食物繊維ながらおいしさを両立し、高配合でも作業性が高い。「腸活」への認知・関心が高まる中、食物繊維摂取の新たな切り口を提案している。

15. (株)ニップン/「めちゃラク」シリーズ
ホットケーキミックスなどのデザートミックスシリーズ。容器をそのまま調理器具として使用し、基本的に袋の中で混ぜるだけで調理の準備ができる手軽さと多彩なラインアップが、家庭における調理体験の入り口になっている。

16. 不二製油(株)/豆乳クリームバター「ソイレブール」
特許製法で作られた豆乳クリームを使用。マーガリンともバターとも異なる新しいおいしさを備えたプラントベースフード。今春発売した「ソイレブールシート」は、パイ、デニッシュなどペストリー全般で採用され、用途拡大により更なる広がりが期待される。

17. (株)ホクビー/メルティークビーフ
品質・サイズの均質性に優れた加工肉(牛脂注入肉)。乳用経産牛や牧草飼育牛を原料としながら、適度なサシの入ったジューシーで柔らかい加工肉として付加価値を高めている。ブロック肉からポーション、スライス・ダイス、ハンバーグといった様々な形態に対応。

18. マルコメ(株)/顆粒みそシリーズ
特許製法のフリーズドライ顆粒みそ。粒状に整える添加物を使用せず、加工時間を短くしたことで、みそ本来の味わいを実現。常温保存が可能で、吸湿しづらくダマにならない。賞味期間が3年で備蓄にも適しており、和洋中さまざまな料理に使える。

19. 雪印メグミルク(株)/「毎日骨太MBP(R)」
牛乳から発見した骨の新陳代謝を改善するたんぱく質“MBP”を配合した基幹ブランドが発売30周年を迎えた。時代のニーズに合わせて乳脂肪率の見直しや栄養素の配合、ラインアップの拡充を行い、幅広い世代の骨の健康をサポートしている。

2.資材・機器・システム部門(2件)
卓越した技術により、我が国の食品産業企業の設備近代化、省力化、環境保全、省エネルギー化に著しく貢献する技術及び設備・機器を開発した企業または個人、団体。

1. サラヤ(株)/衛生管理のクラウドサービス「GRASP」
ハード(薬剤・機器)とソフト(衛生支援)で食品現場の衛生管理を支援する衛生管理のクラウドサービス。専門スタッフが、年間1万店舗以上の取引先に対して衛生管理サポートを提供。サービス提供者として国内で初めてISO22000認証を取得。

2. ツカサ工業(株)/ディバイダースケール・ハイブリッド型(DSC-HV-200)
投入・集塵・篩い分け・ストック・磁性異物除去・計量の複数機能を集約、一体化した省スペース型の自動計量機。工場スペースの有効活用や、小分け計量工程の自動化による生産性向上や省人化を実現している。

3.マーケティング部門(7件)
優れたマーケティング技術・手法により、国産・輸入商品・技術を普及し、我が国の食生活の向上と食品産業の発展に寄与した企業または個人、団体。

1. 味の素AGF(株)/「ちょっと贅沢な珈琲店(R)」地元ブレンドシリーズ
独自の嗜好分析調査データを元に、地域ごとの嗜好や特性に合わせて開発。現在23品展開するコーヒーシリーズ。当該地域に勤務する社員の意見や喫茶店の味わいも参考に設計を行い、品揃えを充実させることで、市場の活性化に貢献している。

2. エバラ食品工業(株)/「黄金の味」発売45周年、焼肉を家庭の食卓へ
コロナ禍を機に、家庭における焼肉の魅力が改めて見直される中、焼肉を家庭の食卓に普及させた焼肉のたれのトップブランド「黄金の味」が発売45周年を迎えた。周年をフックに、記念商品の発売や他社とのコラボ施策で市場を盛り上げている。

3. カゴメ(株)/PBF事業の展開
野菜の知見を活かした新しい食の選択肢の提案を目的に、家庭用・業務用・通販で、PBF(プラントベースフード)事業を展開する。スタートアップ企業との共同開発商品でも大きな反響を得るなど、さらなる事業拡大が期待される。

4. キユーピー(株)/ご当地ペイザンヌサラダ
47都道府県のご当地レシピを紹介する顧客参加型のマーケティング施策により、フランス伝統の田舎風サラダ「ペイザンヌサラダ」を日本国内で広くアピール。地産地消による地域の活性化にも貢献し、サラダメニューの間口を広げた。

5. (株)眞露/「チャミスル」による若年層・女性層需要喚起
「韓国ドラマあるある」をふんだんに盛り込んだウェブ動画やYouTubeチャンネル「チャミ会」の開設により、韓国文化に興味を持つ若年層、女性層に商品の魅力を訴求。酒類市場の課題でもある同層の需要を喚起し、確固たる地位を築き上げている。

6. (株)ニッスイ/「速筋タンパク」によるスケソウダラタンパク質訴求
健康志向の高まりでタンパク質摂取が注目される中、良質なタンパク質であるスケソウダラの「速筋タンパク」を訴求。「タンパク質も選ぶ時代」をキーワードに、ちくわやフィッシュソーセージなど歴史ある商品カテゴリーも含め、新たな価値訴求を行っている。

7. (株)日本アクセス/「フローズンアワード」企画による市場活性化
消費者投票により冷凍食品・アイスクリームの人気No.1を決める「フローズンアワード」は、毎年趣向を凝らした新しい展開を加えながら11年間継続している。ランキングを基にした店頭販促企画も実施し、フローズン市場の拡大と認知度向上に貢献している。

4.サステナビリティ部門(5件)
持続可能な環境や社会、経済の実現につながる優れた取り組みにより、食品産業の発展や豊かな食生活の維持に寄与した企業または個人、団体。

1. 味の素冷凍食品(株)/国内全工場資源化率100%
製造過程から出たキャベツの芯や冷凍ケーキの切れ端などの廃棄物を飼料化・堆肥化するなど、様々な再利用に取り組み、リサイクル率の向上に努めている。これにより、国内にある全6工場で、熱回収分も含めた資源化率100%を実現している。

2. イオン(株)/オーガニック食品を日本市場に普及・定着させる取り組み
日本でなかなか定着しなかったオーガニック食品を、生産者支援、同社のプライベートブランド「トップバリュ グリーンアイ」の商品開発、販売店舗の拡大といった一気通貫した取り組みで推進。割高感を抑えて日常的に購入できる商品にすることで普及に貢献している。

3. コカ・コーラ ボトラーズジャパン(株)/メガDCを中心とした物流の社会課題解決への活動
メガDC(自動物流センター)の稼働により物流体制を強化。従来、各拠点で行ってきた仕分けやピッキングなどの物流業務、在庫、保管スペースを集約し、物流ネットワークの最適化と拠点の業務負荷軽減を図ることで、人材不足などの社会課題解決を目指している。

4. サミット(株)、(株)マルエツ、(株)ヤオコー、(株)ライフコーポレーション/持続可能な食品物流構築に向けた共同の取り組み
物流の2024年問題を控え、首都圏の食品スーパー4社が共同で持続可能な食品物流の構築に着手。「首都圏SM物流研究会」では、4社以外にも参加企業を広く募り、取り組みを開示していくことで、持続可能な食品物流モデルの早期の浸透・定着を目指している。

5. (株)ラショナル・ジャパン/「iVario Pro」の環境への貢献
開発・生産、稼働、廃棄・回収すべての工程で環境への負荷を低減した多機能厨房機器。原料・エネルギー高でコスト意識が高まる中、サステナビリティをさらに発展させたモデル。従来の調理器と比べて、消費電力を最大40%削減。洗浄時、水の消費量を最大70%削減。

5.国際部門(1件)
我が国の食生活の向上、食品産業の発展に貢献した海外技術・商品を導入した企業または個人、団体。及び海外の食生活の向上、食品産業の発展に寄与した国産技術・商品を海外に輸出した企業または個人、団体。

1. スターゼン(株)/海外での和牛市場を開拓
エリアごとに現地食肉企業と連携して流通網を整備し、グループ全体で25の国と地域に対して和牛の輸出を行っている。和牛の特長を活かした調理提案、加工技術の教育も行い、一般的に使用される食肉という位置づけに変え、市場の拡大を図っている。

6.地域創生部門(2件)
食品やその関連事業を通して地域経済の振興及び活性化に貢献した企業または個人、団体。

1. 石垣牛流通協議会/地消中心から全国ブランドへ、「石垣牛」の販売網を拡大
新型コロナの影響で需要が落ち込んだ「石垣牛」の生産基盤を守るべく、生産者と食肉流通、販売業者がタッグを組んで流通協議会を創設。首都圏の百貨店などに販路を開拓し、「石垣牛」を全国ブランドに育成する取り組みを進めている。

2. 辻製油(株)/みえどれシリーズ
地域の第一産業等と連携したアグリ事業や地域産品の活用を進める同社が、三重県産の食材を使ったドレッシング2品を発売。三重県が生産量日本一の柑橘「マイヤーレモン」とやさしい酸味と軽やかな香りが特徴の三重県産ゆず果汁を使用。

選考委員(順不同)


▽一般財団法人食品産業センター理事長 荒川 隆氏
▽国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門所長 高橋 清也氏
▽国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事 国立健康・栄養研究所所長 瀧本 秀美氏
▽独立行政法人酒類総合研究所理事長 福田 央氏
▽独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO) 農林水産・食品部長 森下 興氏
▽日本チェーンストア協会専務理事 牧野 剛氏
▽食品産業新聞社代表取締役社長 馬上 直樹

審査委員長の総評


審査委員長/一般財団法人食品産業センター理事長 荒川 隆氏

 第53回食品産業技術功労賞を受賞されました36件の関係者の皆様方に対しまして、心よりお祝いを申し上げます。
 インバウンド・海外観光客が増加傾向にある一方で、1ドル=150円台の円安、海外原料に依存している我が国食品産業はこの影響をもろに受けています。一昨年からの原料農産物、エネルギーの価格高騰もあり、食品企業各社の皆様はさまざまな工夫をされながら商品の価格改定に努力されています。価格高騰に対して、農林水産省では適正な価格形成を実現するための協議会を立ち上げたところですが、コスト増を単純に川下に押し付けるのではなく、やはり新商品開発、生産性向上など自助努力で吸収し、頑張っていこうと思っています。
 そのような観点からも、食品産業技術功労賞はまさに、時宜にかなったものと考え、食品産業界の不断の努力の積み重ねが広く顕彰される場は、誠に意義深いものです。
 新しい切り口を導入した新商品や、優れたマーケティング手法を実践した商品などが数多く受賞されていますが、今年も幅広い分野から、その年を代表する多くの商品が選ばれています。中でも、植物性代替食品やたん白質をキーワードにした商品が複数受賞されたことは、トレンドを反映しているのではないかと思います。また、従来の環境・CSR部門がサステナビリティ部門に衣替えし、受賞は5件と過去最多を更新しました。SDGsや環境意識の高まり、物流問題など、食品産業界が直面する課題への先進的な取り組みが選出されています。それから、農政・食品産業行政の課題は、輸出の取り組みであり、水産関係は現在、逆風下にありますが、今回は海外和牛市場の裾野を広げる取り組みが受賞されました。今後は加工食品の輸出も大いに取り組んで頂きたいと考えています。
 今回、各種コストの上昇などで食品産業事業者は大変困難な状況の中、このように盛大に表彰式が挙行された価値は大変大きいと思います。

SMTS2024の当社ブースで受賞商品・テーマを紹介


受賞商品やテーマのサンプル陳列、パネル掲示を行います。

名称:第58回スーパーマーケット・トレードショー2024(略称:SMTS2024)
会期:2024年2月14日(水)、15日(木)、16日(金) 10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
主催:(一社)全国スーパーマーケット協会
会場:幕張メッセ
入場:事前登録制
出展ブース:加工食品ゾーン 小間No.7-409
展示会公式サイト:https://www.smts.jp/jp/index.html
前回(2023年2月)出展ブース

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