滋賀県愛荘町産しょうがを使った「愛しょうが」シリーズ第一弾、ジンジャーシロップ新発売

更新日: 2023年12月27日 /提供:愛しょうが普及委員会

しょうが増産を目的に地域おこし協力隊が6次化に着手


愛しょうが普及委員会(所在地:滋賀県愛知郡愛荘町、委員長:磯部美季)は、「愛しょうが(ジンジャーシロップ)」を2023年11月10日(金)から発売いたします。
本商品は、江戸時代にはしょうがの一大生産地であったと記録が残り、日本の小しょうがの発祥の地と考えられる、滋賀県愛荘町の名前を広めるとともに、現在ではわずかとなってしまった愛荘町のしょうが生産者を増やすため、地域おこしの一環として企画された商品です。

名称:愛しょうが(ジンジャーシロップ)
販売価格:1,000円(税込)
販売先:湖東三山館あいしょう、るーぶる愛知川ほか

愛のあふれる街、愛荘町


滋賀県の彦根市や東近江市などに隣接する愛荘町は、2006年に愛知川町と秦荘町が合併してできた、湖東地域の人口2万人の町です。人口減少が続く地域が多い中、愛荘町は滋賀県の草津市や守山市と並んで、人口が増加している地域です。東に伊吹山系、西に比叡山脈をのぞむ平地の4割は田畑で、目立った観光資源はないものの、代々受け継がれる土地や自然、歴史を守り続けたいという、住む人々の愛があふれる町です。


小しょうが発祥の地 愛荘町竹原


古くは北に北国街道、東西に東海道・中山道と交易の要であった近江地域、現在の滋賀県には、さまざまな作物が持ち込まれ、近江の伝統野菜になりました。その中でも、江戸時代より愛荘町竹原で生産されていたとの記録がある小しょうがは、明治から昭和初期にかけては、愛荘町の名産品であったといわれています。
しかしながら、現在ではしょうがの生産者はごくわずか。かつてのようにしょうがが愛荘町の名産品として多く生産されることを願って、商品化されたのが「愛しょうが(ジンジャーシロップ)」です。


ピリッと、喉にスパイシーな風味広がる「ジンジャーシロップ」


「愛しょうが(ジンジャーシロップ)」は、愛荘町産のしょうが、それも従来は使い道がなかった種しょうが(春に植え付けした種の部分)を生産者から購入してアップサイクルしています。生産者にとっては使い道がなかった作物が換金できること、販売者としては通常のしょうがよりも安く仕入れることができ、手軽にお買い求めいただける価格で商品化できることから、三方良しの商品となっています。
また、こだわりの味付けには、滋賀県産のはちみつのほか、滋賀県で古くから生産されているアケビ科の果実「むべ」を加えることで深みをだしています。
お召し上がり方は、シロップ1に対して、炭酸水、水、お湯など3で薄めてください。しょうがの辛味でピリッとスパイシーなドリンクに仕上がります。しょうがは体を温めるジンゲロールが多く含まれていることから、お湯で割って冬の季節の飲み物としても。また、ジンジャーハイボールなど、お酒で割っていただくのも一興です。


愛しょうが普及委員会


地域おこし協力隊として2023年4月に愛荘町に移住した磯部美季が委員長となり立ち上げました。「愛しょうが」の名称は、食品、飲料などの複数のカテゴリーで商標を出願中で、愛荘町産のしょうがそのもの、または愛荘町産のしょうがを加工した食品、飲料について、「愛しょうが」の名称はだれにでも使用を許可します(事前に愛しょうが普及委員会に連絡のこと)。
愛荘町産のしょうがを使用した多くの商品化を実現し、それにより、愛荘町の知名度が上がること、また、愛荘町産のしょうがの生産量が増えることを目的としています。


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