アイ・ラーニング、サイバーセキュリティの産学官の結節点“CYNEXアライアンス”に参画、同組織開発の研修プログラムを提供開始

更新日: 2023年12月27日 /提供:アイ・ラーニング

サイバー攻撃防御/セキュリティインシデント対応のエキスパート講師による、実機演習型講義


デジタル人材の育成をリードする株式会社アイ・ラーニング(本社:東京都中央区、社長:吉田 融正)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)サイバーセキュリティネクサスが主導して発足した産学官の組織が参画する“CYNEXアライアンス”に参画し、サイバーセキュリティの研修プログラムを提供開始します。

サイバー攻撃の手口は巧妙化かつ多様化し、サイバー攻撃を未然に防ぐことは非常に困難な状況となっており、侵入されていることに気づくことができない組織も数多く存在すると言われています。また、海外のセキュリティ技術を導入・運用する形態が主流であり、インシデント対応をベンダーに委託しているケースも多く、ノウハウや知見が蓄積できないという課題があります。そのため、社会全体でサイバーセキュリティ人材を育成する基盤づくりと、日本のサイバーセキュリティの対応能力向上が求められています。

そこで、アイ・ラーニングではサイバーセキュリティネクサス(CYNEX)が保有する教育コンテンツを活用し、サイバーセキュリティの研修プログラムを提供開始いたします。受講者が情報システム担当職員として実機演習に参加し、サイバー攻撃によるインシデントの検知から対応、報告、回復といったインシデントハンドリングの一連の流れを学習することで、情報セキュリティ管理を実践的に習得できる内容です。

アイ・ラーニングは、”CYNEXアライアンス”に参画し、研修プログラムをご提供することで、日本企業のサイバー攻撃対処能力とセキュリティ自給率の向上にむけセキュリティ人材の育成を強力に支援してまいります。


■ サイバーセキュリティネクサス(CYNEX)について
https://cynex.nict.go.jp/
産学官の結節点(ネクサス)となる先端的基盤の構築を目指して、2021 年4 月1 日に組織が発足。サイバーセキュリティ情報を国内で収集・蓄積・分析・提供するとともに、社会全体でサイバーセキュリティ人材を育成するための共通基盤を開放することで、日本のサイバーセキュリティの対応能力向上を目指しています。

■提供開始コース概要
https://www.i-learning.jp/products/detail.php?course_code=CYDA1
・コース名:サイバー攻撃防御演習 初級編
・日数:1日(9:30~17:00)
・受講料:66,000円/人
・受講形式:オンライン
・初回クラス:2023年12月1日(金)
【コースアジェンダ】
第1部:講義
 
セキュリティ、CSIRTとは、インシデントマネジメント、インシデントハンドリングなど、インシデント対応の基本知識の習得するための講義
第2部:演習準備
 
実機演習の進め方、実機演習の舞台設定などシナリオに沿った実機演習を進めるにあたり、前提となる状況説明
第3部:実機演習
 
1.検知・連絡受付:正しい発信源からの情報であることの確認
 2.トリアージ:事実確認
 3.対応方針の検討・証拠保全:フォレンジック調査対象機器の検討
 4.封じ込め・根絶:被害範囲の調査
 5.復旧措置・恒久対応:復旧措置の検討
 6.報告・公表:インシデント報告書の作成
 7.事後対応:再発防止策の検討、事後対応

■ 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)について
https://www.nict.go.jp/
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、情報通信分野を専門とする公的研究機関です。情報通信技術の研究開発を基礎から応用まで統合的な視点で推進し、同時に、大学、産業界、自治体、国内外の研究機関などと連携して、研究開発成果を広く社会に還元し、イノベーションを創出することを目指しています。

■ アイ・ラーニングについて
https://www.i-learning.jp/
DX時代の人材の育成をはじめとして、DX推進、ITスキル、ビジネススキル、プロジェクトマネジメントおよび新入社員研修など、企業向けに研修とコンサルティングサービスを提供する総合人材育成サービス企業です。
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎4-3 国際箱崎ビル
以上

bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域