国産ホップを100%使用したサッポロ NIPPON HOPシリーズ第4弾「サッポロ NIPPON HOP 奇跡のホップ フラノマジカル」数量限定発売…

掲載日: 2023年11月27日 /提供:サッポロホールディングス

トロピカルな香りをもつ「フラノマジカル」の物語とおいしさをお楽しみください



サッポロホールディングス(株)のグループ企業であるサッポロビール(株)は、「サッポロ NIPPON HOP 奇跡のホップ フラノマジカル」を11月28日に全国で数量限定発売します。
本商品は、北海道上富良野でホップの試験栽培を開始してから2023年で100周年を迎えることを記念して展開している、国産ホップを100%使用したサッポロ NIPPON HOP(ニッポンホップ)シリーズの第4弾商品です。このシリーズでは、「国産ホップで、ビールにもっとワクワクを。」をコンセプトに、国産ホップの知られざる物語と、そのおいしさを通じたビールの新たな魅力をお届けします。
「フラノマジカル」はその名の通り、魔法のような鮮烈なトロピカルな香りが特長で、フルーティーな香りをもたらす成分の一つが世界最高レベル(注1)で含まれており、これまでの国産ホップの中でも極めて特長的な香りを持つ希少ホップ品種です。1990年代に選別の過程で一度落選していましたが、時代の移り変わりとともに、ホップの苦みだけでなく香りも重視されるようになり、その魅力的な香りとともに再発見されたストーリーを持つ奇跡のホップです。その特長的な香りに関する研究は、海外の学会でも発表されています。(注2)
「サッポロ NIPPON HOP 奇跡のホップ フラノマジカル」は国産ホップ100%のうち、香りづけに上富良野産フラノマジカルを一部使用しており、魔法のように華やかさあふれる香りを感じられる味わいが特長です。
パッケージは、ホップをモチーフとしたロゴを大きく配置し、NIPPON HOPシリーズであることが一目で分かるとともに、上品な黄緑色のベースとゴールドの帯のコントラストがプレミアムビールとしての上質な佇まいを表現しています。
「フラノマジカル」だけがもつ物語とその味わいを、どうぞお楽しみください。
(注1) 文献「Development of a flavor hop (Humulus lupulus L.) cultivar,‘Furano Magical’,with cones rich in 4‐methyl‐4‐sulfunylpentan‐2‐one」において(2023年6月現在)
(注2) 2023年10月5日から8日にかけて、アメリカ合衆国シアトルで開催されたMBAA(MASTER BREWERS ASSOCIATION OF THE AMERICAS)


1.商品名    
サッポロ NIPPON HOP 奇跡のホップ フラノマジカル

2.パッケージ    
350ml缶

3.品目    
ビール

4.アルコール分     
5.5%

5.純アルコール量    
350ml缶:15.4g

6.発売日・地域      
2023年11月28日・全国

7.参考小売価格        
オープン価格

8.中味特長          
・国産ホップ100%、上富良野産フラノマジカル一部使用。(フラノマジカル以外はすべて東北産信州早生を使用)
・香りづけにフラノマジカルを添加。
・魔法のように華やかさあふれる香り。
<参考>サッポロ NIPPON HOPシリーズ https://www.sapporobeer.jp/nipponhop/


■サッポロビールの原料へのこだわり
サッポロビールは創業期より 「選りすぐりの原料だけで、おいしいビールをつくる」という信念のもと、 “畑”から徹底的にこだわり、原料の研究を続けてきた歴史があります。現在でも“大麦とホップ、両方の育種を行い、協働契約栽培する世界で唯一のビール会社”として原料の研究に情熱を注ぎ続けています。「育種」とは、優れた品種同士を交配して、さらに良質の品種をつくるクリエイティブな研究開発です。
https://www.sapporobeer.jp/company/quality/detail022.html


■「フラノマジカル」の特長的な香りに関する研究発表について
2023年10月5から8日にかけて、アメリカ合衆国シアトルで開催されたMBAA(MASTER BREWERS ASSOCIATION OF THE AMERICAS)にてサッポロビール(株)原料開発研究所の古川雄登研究員が発表を行いました。

内容:ホップにおけるテロワール効果:栽培地域によるチオール含量の違いはビールの香りに影響を与える
古川 雄登、鯉江 弘一朗、保木 健宏 
サッポロビール(株)原料開発研究所

テロワールは、栽培地域から生じる特定の特徴と定義され、植物において非常に重要な概念である。近年では、醸造家の間でホップ(Humulus lupulus L.)のテロワールに対する関心が高まっている。ホップのテロワールに関する論文はいくつか発表されているが、テロワールとチオール化合物の関係について論じた報告はほとんどない。本研究では、国産フラノマジカル、フラノクイーン、チェコ産同品種のチオール化合物、テルペン系化合物、樹脂成分の含有量を分析した。その結果、異なる地域で栽培されたホップ球果における4MSPと3S4MP含量の違いが確認できた。
具体的には、チェコで収穫されたフラノクイーンの3S4MP含量は国産よりも6倍高く(P < 0.05)、逆に、4MSPの含量はチェコ産よりも国産の方が高い傾向にあった。
次に、栽培地域がビールの香味に与える影響を比較するため、日本とチェコで収穫されたフラノマジカルとフラノクイーンを用いて醸造試験を実施した。醸造品官能評価では、両品種とも国産を使用したビールの方がチェコ産を使用したものよりもインパクトが高かった。本研究によって、チオール化合物の含量に産地間差があること、このようなホップのテロワールがビールの風味に影響を与えることがわかった。

<消費者の方からのお問い合わせ先>
サッポロビール(株)お客様センター
TEL 0120-207-800

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