町の課題解決を目指し、喜界町・クラダシ・JACの3者が連携協定を締結~第1弾は特産品のマンゴーの魅力発信に取り組む~

掲載日: 2023年12月20日 /提供:クラダシ

2023/12/20 プレスリリース

町の課題解決を目指し、喜界町・クラダシ・JACの3者が連携協定を締結~第1弾は特産品のマンゴーの魅力発信に取り組む~

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:関藤竜也、以下「クラダシ」)と鹿児島県喜界町(所在地:鹿児島県大島郡喜界町、町長:隈崎悦男、以下「喜界町」)、JALグループの日本エアコミューター株式会社(所在地:鹿児島県霧島市、代表取締役社長:武井真剛、以下「JAC」)の3者は、就農人口の減少・高齢化などの農業と地域の課題解決と、持続可能な社会の実現を目的に連携協定を締結しました。その活動の第1弾として特産品のマンゴーの魅力発信に取り組みます。

■本連携協定の背景

「子や孫の世代が住んでよかったと思える元気な島」を目指す喜界町ですが、鹿児島県の離島の中でも特に直近の人口減少率が高い地域です。高齢化や農家戸数の減少により、1戸あたりの栽培面積が過剰になるなど、地域や農業の課題は深刻さを増しています。
また、台風などの自然災害により島外への輸送経路が断たれ、ロスとなってしまう生産物が発生しています。特に、台風シーズンの7~9月はマンゴーの収穫時期でもあり、その時期にマンゴーが輸出できないことはマンゴー農家にとって経済的な打撃となっています。

このたび、今年創立40周年を迎えるJACが架け橋となり、喜界町・クラダシ・JACの3者にて「鹿児島県喜界町におけるSDGsの推進にかかる食品ロス削減等に向けた連携協定書」を締結する運びとなりました。この締結は、喜界町の農業が抱える課題解決による持続可能な社会の実現を目的としています。

■各者の取り組み

クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi」で販売することでフードロスをはじめとした様々な社会課題の解決に取り組む事業を展開しています。
また、自らが社会貢献活動を行うために創設した基金、「クラダシ基金」(※)を活用し社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(以下「クラチャレ」)を展開するなど、連携協定締結自治体と協働した地方創生事業にも取り組んでいます。
※クラダシ基金:https://www.kuradashi.jp/fund

喜界島ではマンゴーの栽培が盛んで、昭和61年には日本で初めてマンゴーを市場に出荷しました。長年かけて培われた高度な技術で栽培されるマンゴーは、毎回のように奄美大島地区の品評会に入賞していますが、人口減少や農家の高齢化などの影響で難しくなりつつある適正な栽培管理の課題解決に取り組んでいます。

JALグループは、人・モノの「移動」が社会的な「つながり」を創出し、その「移動・つながり」が地域経済の活性化につながると位置づけ、ESG戦略の一環としてさまざまな社会課題の解決活動を実施しています。

■各者の連携による取り組み内容

社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の実施
各者が持つリソースを最大限に活用し、それぞれが抱える課題の解決を目的に社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(以下「クラチャレ)」を実施いたします。喜界町の労働力不足や自然災害による輸送経路の停滞によるフードロス問題の解決に取り組むと同時に、喜界町の魅力発信や関係人口の創出にも取り組みます。
2024年に実施予定のクラチャレで学生が収穫、加工するマンゴー加工品はソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で全国に向けて販売予定です。

【喜界町クラチャレ実施概要】
■開催日程:2024年7月中旬(1週間程度を予定)
※自然災害の発生などにより、中止または延期となる場合がございます。
■場所:鹿児島県大島郡喜界町
■活動内容:マンゴー収穫・加工、マンゴーのPR企画考案、役場の方々との意見交換、喜界町観光
■募集人数:6名
※応募者多数の場合は選考となる可能性がございます。
■参加募集対象:大学生、大学院生の方
■参加条件:全日程参加可能であること
※オンライン授業などによる部分的な不参加については応相談

今後も、3者の連携によるフードロスや農業課題の解決、喜界島の魅力発信を通して地域の元気づくりをサポートし、喜界島の持続的な発展に貢献してまいります。

■社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」とは

クラチャレとは、フードロス問題や地方創生に興味関心のある学生が日本全国の地域・農家などへインターンとして訪れ、作物の収穫支援や現地での交流を通して一次産業や地域経済の活性化について考える取り組みです。クラチャレを通じて、地域の関係人口の創出・拡大、地域の魅力発信、学生への実体験を通しての学びの場の提供を目指しています。また、参加学生の旅費や滞在費、食費等はクラダシ基金から拠出しており、2023年12月末時点で計36回開催しています。
※クラチャレの実施実績:https://www.kuradashi.jp/fund

■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは

Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。
フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売しています。さらに、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/

■株式会社クラダシについて

代表者氏名:関藤竜也
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/

【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund

【店舗一覧】
・Kuradashi店舗一覧:https://kuradashi.jp/pages/stores

【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report

【2023年9月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:18,855トン ・経済効果:91億7,366万円
・CO2削減量 :49,984t-CO2 ・支援総額:118,960,451円
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「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。

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