全国でウェディングプロデュースを手がける婚礼大手の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長:岩瀬 賢治)は、SDGs達成に向けて取り組む事業者・団体を横浜市が認証する「Y-SDGs」において、第11回認定事業者・上位認証 Superior(スーペリア)を取得いたしました。婚礼を主たる事業とするブライダル事業者としては初(※)のSuperior認証となります。※自社調べ(2023年12月時点)
当社はブライダル業界のリーディングカンパニーとして、数多くのSDGsの取り組みを業界に先駆けて実施してきました。2022年7月からはサステナビリティ推進室を設置し、持続的な社会の実現のための施策立案・推進を行っています。
認証に際して特に高く評価されたのは社会分野で、性的マイノリティの方の支援・調査研究を行うNPO法人の理事である村木真紀氏の社外取締役就任、高い定着率と勤続年数を誇り、国際協力機構(JICA)の視察受け入れ実績もある障がい者雇用などダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを推進しています。加えて、柔軟な働き方を実現しながら社内外で幅広く活躍する「フリーウェディングプランナー制度」「フリーフラワーコーディネーター制度」、ライフステージの変化で働く地域を変更できる「エリア社員制度」など、社員に様々な働き方の選択肢も提供しています。
環境分野における取り組みとしては、結婚式後の会場装花を活用したメモリアルアイテムや、装花から抽出した天然の染料で染めたドレス、廃棄予定のドレスのパーツを組み合わせて再構築したドレスなど、廃棄削減に繋がる商品を継続的に開発。サステナビリティ感度の高い顧客を中心とした多くのお客様に満足いただける高品質の商品・サービスを提供するとともに、環境負荷の軽減を目指します。
地域分野においては、結婚式で扱う食材の国産比率向上を目指す、無料の子供むけイベントを開催し、子ども達に結婚式や結婚式場の仕事に関する学びと体験を提供するなど、地域社会への貢献・発展を命題とし、継続的に取り組みを推進しています。
当社は、ウェディング事業、ホテル事業双方で成長遂げ、ホスピタリティ業界のリーディングカンパニーを目指す中で、店舗や商品開発、制度等を通して業界課題を解決し、業界全体の価値向上に寄与してまいります。
≪当社の主な取り組み事例紹介≫
■環境分野:環境負荷軽減のための取り組み
結婚式で使用された花材から天然の染料を抽出して染め上げた「ボタニカル・ダイ ドレス」
廃棄予定のドレスのパーツを組み合わせ、新たなデザインで再構築した「アップサイクルドレス」
結婚式の会場装花をアロマキャンドルにリメイクした「アフターフラワーキャンドル」
ホテルや結婚式場の建材に廃材や再生素材を使用
■社会分野:ダイバーシティ&インクルージョン、多様な働き方に関する取り組み
NPO法人「虹色ダイバーシティ」理事 村木真紀氏の社外取締役就任
同性カップルとその子どもを家族として福利厚生の対象とする「パートナーシップ宣誓制度」
法定雇用率(2.3%)を超えて2.88%の雇用率を誇る「障がい者雇用」
フリーランスとして契約可能な「フリーウェディングプランナー/フラワーコーディネーター制度」
ライフステージの変化に応じて勤務地を変更できる「エリア限定社員」
出勤日数や時間を選択できる「副社員制度」
期間限定で他社社員として働く「社外留職制度」
社内公募「俺の私のチャンス制度」
部門責任者の女性比率33%
■地域分野:地域貢献の取り組み
全国の結婚式場での日本ワイン及び国産食材の取り扱い比率向上により国内の生産者を応援
厳選の国産食材を使用した料理コースや、店舗所在地の名産を取り入れた特別コースを提供
子ども達に学びと体験を提供する「T&Gキッズプロジェクト」開催
<参考>
■横浜市SDGs認証制度「Y-SDGs」について
横浜市がヨコハマSDGsデザインセンターと連携して構築した、 SDGs達成に向けて取り組む企業・団体を認証する制度。「環境」「社会」「ガバナンス」「地域」の4つの分野、30項目で評価を行い、評価項目における取り組み状況に応じて、「最上位(Supreme)」「上位(Superior)」「標準(Standard)」の3つの区分で認証が付与される。2020年より開始され、これまでに計11回の公募・認証が行われている。