今回評価されたポイントは、ラベルレスボトルのケース単位での販売が主流である中、極小タックシール(当社従来品比)を採用し、一本単体での販売を可能にした点や、その結果として幅広いお客さまへの販売へと繋がり、環境負荷の低減が期待できる点です。また、ラベルが小さいことでリサイクルの際には剥がしやすいという機能性も高く評価されました。
■『アサヒ おいしい水 天然水 シンプルecoラベル』PET585ml
『アサヒ おいしい水 天然水 シンプルecoラベル』は、2020年の識別表示に関する制度変更に伴い、従来の「アサヒ おいしい水」で採用していたロールラベルに替えて、必要表示内容が記載された小面積のタックシール(シンプルecoラベル)を片面に貼付することで、ラベルに使用するCO2の排出量約58%削減※されたのに加え、店頭での単品販売が可能になりました。
※『アサヒ おいしい水 天然水』PET600mlと比較
アサヒ飲料は、社会の新たな価値を創造し、我々の「つなげる力」で発展させ、“いちばん信頼される企業となる”ことを目指しています。その一環として「持続可能な容器包装」に向けた取組み目標である「容器包装2030」を策定し、事業活動における環境負荷低減に取り組んでします。我々は今後も環境負荷低減により一層貢献できるよう「ラベルレス」商品の先駆け企業として新たなラベルレス商品の開発やPR活動を継続的に行っていきます。
■2021年グッドデザイン賞
公益財団法人 日本デザイン振興会 主催の「グッドデザイン賞」は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動であり、これまで55 年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。
■審査コメント
「ラベルレスのペットボトルは一般的に認知されつつあるが、単体販売の為には個別の商品に内容表示が必要なこともあり、ケース単位のまとめ売りが主流であった。しかし、この商品はこうした問題を極小のタックシールを採用することで、自販機やコンビニなどでの一本単体での販売を可能にした。完全ラベルレスではないが、ラベル使用量を大幅に削減しつつ、より幅広い消費者へ販売することで環境負荷の低下が期待できるだろう。さらにタックシールの粘着性やサイズにも工夫がみられ、流通と販売時は剥がれにくく、リサイクル時には剥がしやすいという相反する機能性が実現している点も高く評価された。」
商品概要