ホスピタリティ・テック系スタートアップ Section L が、1億1000万円のシードラウンド資金調達を完了

掲載日: 2021年10月26日 /提供:セクションL

ホテル運営事業及びSaaS事業の拡大を実現していきます

アパートメントホテルの開発・運営等を通し、ホスピタリティコミュニティを創造する株式会社セクションL(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:Howard Ho、以下、Section L)は、国内外のエンジェル投資家を引受先としたJ-KISS型新株予約権方式により1億1000万円のシードラウンド資金調達を完了したことをお知らせいたします。今回の資金調達により、更なる成長を目指すべく、ホテル運営事業及びSaaS事業拡大のための新規採用等、体制強化を行って参ります。






コロナ禍に誕生し、右肩上がりに成長したホテル運営事業



Section Lは2020年7月に自社ホテル第1棟目、Section L Ginza Eastを東京都中央区に開業しました。コロナ禍での移動制限等の影響により、東京都内の宿泊施設の平均稼働率が14.2%まで低迷した中、Section L Ginza Eastは開業以来月次平均稼働率を7割以上、ADR(平均客室単価)も周辺競合施設の2倍以上を保ち、業績を右肩上がりに成長させて来ました。

データ引用:観光庁宿泊観光統計調査

その主な背景として、ミドル~アップスケールの長期滞在需要を満たす施設が国内において供給不足であることがあげられます。それに加え、プレミアム北欧家具メーカーとコラボレーションしたデザイン性の高い客室と高水準のサービスが、高評価とリピート客の獲得にも繋がりました。

2021年3月には自社ホテル第2棟目のSection L Asakusa Eastを東京都墨田区に開業いたしました。


新たに開始する、ホテル運営省人化SaaS事業


各業界でデジタル・トランスフォーメーション(DX)が注目されている中、ホテル業界でも運営費用の約50%を占めると言われている人件費を削減する、運営ノウハウが発案されております。

Section Lでも非対面・無人化チェックインを可能とするソフトウェアを自社で開発・実装し、従来は約50%で良好とされる施設のGOP(運営利益率)を約70%まで向上させることに成功しました。運営効率化の成功を基に、年内は同業他社にも自社ソフトを運営ソリューションサービスとしてライセンスアウトを開始する予定です。





今後の展開


上記2事業の成長を目指すべく、コミュニティ・マネージャー、ソフトウェア・エンジニア、及びホテル3棟目に向けて新支配人を採用しました。

“アフターコロナの不動産市場において、ホテルはアパートメントに生まれ変わり、ショッピングモールはネットショッピングを補う存在に生まれ変わり、オフィスはデスクの距離を十分に保つために改装しなければならないかもしれない。”
ー和訳引用:英 The Economist 誌、2020年6月

とある様に、回復傾向にある観光産業において、Section Lは柔軟性の高い宿泊施設(アパートメントホテル等)の進化に着眼しております。

今後は自社施設の軒数拡大に加え、SaaS事業として同業他社への運営ソリューサービスの拡大を予定しております。将来的にはSection Lブランドと運営ソリューションのフランチャイズ展開を国内外で実施し、日本発のパイオニア的ブランドを目指して参ります。





株式会社セクションLについて


株式会社セクションLは2020年2月に設立されたホスピタリティーカンパニーです。




創業チームの過半数が米コーネル大学のホテルスクールを卒業し、シャングリ・ラやフォーシーズンズ等の一流ホテルチェーンでの経験を持ち合わせた、ホテル経営のプロフェッショナル集団です。主な事業として自社ブランドのアパートメントホテルの運営と、省人化ソリューション・ソフト及びコミュニティ・プラットフォームの開発を行っております。
従来のホテル運営では片方に偏りがちな「不動産投資家の収益率」と「顧客の感動体験」を同時に追求する、新しいホスピタリティーマネジメントを提案するスタートアップ企業です。

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