令和05年04月08日
三重県総合博物館(MieMu)が食文化ミュージアムの認定を受けました
三重県総合博物館(MieMu)は、「三重で育まれてきた多様で豊かな食文化」をキャッチコピーに、食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館、施設等として、この度、文化庁の「食文化ミュージアム」に認定されました。
1 「食文化ミュージアム」とは
文化庁では、令和3年度より食文化に関する博物館、施設等をウェブ上の「食文化ミュージアム」において一体的に発信する取組が実施されています。取組の2年目となる令和4年度は、応募のあった37件について、有識者委員会による審査の結果、28件が認定されました。
三重県ではこれまで、伊賀の里モクモク手づくりファーム(伊賀市)と、せいわの里まめや(多気町)が認定を受けています。
認定後は、「食文化ミュージアム」サイト(https://foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/)での情報公開がなされるとともに、認定施設に配布されるロゴマークの活用等が可能となります。
2 三重県総合博物館における対応
「食文化ミュージアム」の認定を受けて、認定証を受付に掲示しました。
三重県総合博物館では、これまで食文化に関する調査研究や取組にご協力いただいた方々に感謝申し上げるとともに、今後もより一層、三重の食文化の魅力を発信していけるよう、努めてまいります。
3 参考
三重県総合博物館の基本展示室では、山、盆地、平野、磯と、各地域に継承されてきた日常の食事について、レプリカや映像、写真等で紹介したり、伊勢土産の餅や饅頭、江戸時代の御師屋敷で供された神楽膳を展示したりしています。また、こども体験展示室では、三重の郷土料理や、多様なお雑煮を紹介するなど、三重に伝わる食文化の魅力を発信しています。
基本展示室 山村の日常の食事
基本展示室 御師屋敷の神楽膳
こども体験展示室 三重の郷土料理