【ぐるなびリサーチ部】飲食店でのマスク着用についての調査
3月13日以降、飲食店でのマスク着用は減少傾向、20代のマスク着用を継続したい理由のトップは「マスク生活慣れた」
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)は、ぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は、飲食店でのマスク着用について調査しました。詳細は以下の通りです。
【調査結果ポイント】
・3月13日以降のマスク着用について「飲食をするときだけ外す」が4割弱でこれまでと比較すると減少傾向。
一方「飲食の始まりから終わりまでは外す」「店内ではずっと外したまま」「入店前からマスクはしない」がそれぞれ5ポイントほど増加する傾向に。
・他の来店客については「食事をするとき以外はマスクを着けてほしい」が3割、
「食事がはじまったら、マスクは着けなくても気にならない」が4割。年代が上がるほどマスク着用を望む傾向が高め。
・好ましい感染対策は「店内の換気」「店員のマスク着用」「席間隔の調整」がTOP3。
・外出時のマスク着用は「常に着用していたい」が35%、「必要な時は着用したい」が57%、「どのような場所や状況であっても着用したくない」が8%。
・マスクを着用したい理由は「コロナがまだ完全には終息していない」「感染対策に有効だと思うから」、20代は「マスク生活に慣れてしまった」がトップ。
マスクなしでも「安心できる環境」を求める傾向
㈱ぐるなび リサーチグループ長 本間 久美子
ここ数年の生活習慣として「当たり前」となったマスク着用。3月13日以降は個人による判断に委ねることが基本となりますが、今回の調査では飲食店でのマスク着用について、 13日以降は飲食時以外でも外す傾向が強まる結果が出ました。
一方で、飲食店の対応については「感染対策はいらない」との回答は1割未満にとどまり、「換気」や「店員の接客時のマスク着用」「席間隔の調整」について、半数以上の方が継続を希望している結果となりました。飲食店には今後も「マスクなしで安心して食事を楽しめる環境」づくりが求められていることがわかりました。
ただし、「アクリル板などのパーティション設置」は2割強、「マスクケースの用意」、「配膳ロボット」は2割未満でランク外となり、機材や備品を使った対策の希望は少数派であることがうかがえました。
【調査概要】
■調査期間:2023年3月3日(金)~5日(日)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員1,000名
以上