新中期経営計画の策定に関するお知らせ

掲載日: 2022年11月10日 /提供:スターゼン

2022 年 11 月 10 日

スターゼン株式会社

新中期経営計画の策定に関するお知らせ

当社グループは、2023 年 4 月1日 から 2026 年 3 月 31 日(第 85 期から第 87 期)までの 3年間の中期経営計画を策定しましたので、その概要についてお知らせいたします。

当中期経営計画では、10 年後の想定される市場規模やスターゼングループの将来あるべき姿 などから実行施策、計画数値を策定するバックキャスティングを採用しており、第 85 期からの3 年間を当社が長期的発展を果たし社会に貢献し続けるための礎の期間と位置付けております。

当期間で収益構造の再構築を図るとともに社会課題の解決に取り組むことで、当社グループの企業価値向上と持続可能な社会への貢献を達成してまいります。

なお、今後も事業環境の変化に迅速かつ柔軟に対応するため、ローリング方式による年次 での中期経営計画の見直しを図る方針です。



1.新中期経営計画

(第 85 期‐第 87 期)テーマ
・国内のビジネスをより強いサプライチェーンに再構築するとともに 海外事業や国内成長市場への販売拡大等の新たな収益基盤を築いてまいります
・環境・社会・経済をめぐるさまざまな課題解決に「食」を通じて取り組み、 持続的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現に努めます

2.基本戦略について

方針
基本戦略

新規事業への挑戦
(1)海外事業の積極展開
・スターゼン営業モデルの海外展開や海外における食肉調達力強化など
(2)国内成長市場へのアプローチ強化
・DtoC チャネル強化や成長市場への当社の強みを生かした商品提案など
国内事業改革
(3)国内事業の効率化
・製造・販売・物流拠点の再整備など
(4)高付加価値商品の取り組み
・スターゼン No.1 商品、Only1 商品の強化など
サステナビリティ経営と経営基盤強化
(5)社会課題への対応
・GHG 削減、アニマルウェルフェア研究、代替肉の取り組み強化など
(6)DX、業務プロセス改革
・基幹システム刷新、業務・実績の見える化及び働き方の効率化など 「収益構造の再構築とサステナブルな事業運営」

3.計画数値について

【最終年度】売上高 4,400 億円 経常利益 100 億円 EBITDA 120 億円

※DX、業務プロセス改革のための先行投資による償却負担が一時的な経常利益の押し下げ要因となるものの、海外事業、高付加価値商品の構成比増により中期経営計画最終年度は過去最高利益を計画。

【ご参考:直近 3 年業績】(下線は過去最高実績)
2021 年 3 月期実績 : 売上高 3,492 億円、経常利益 86 億円、EBITDA 94 億円
2022 年 3 月期実績 : 売上高 3,814 億円、経常利益 91 億円、EBITDA 98 億円
2023 年 3 月期予想 : 売上高 3,900 億円、経常利益 84 億円、EBITDA 96 億円

4.その他定量目標

ROIC の維持・向上(5.5%以上)、ROE の維持・向上(8%以上)と自己資本比率の維持(40%以上)を骨子とした計画といたします。

(1)投資計画
中期経営計画期間(3 年)合計で約 400 億円の投資(新規 340 億円、維持更新 60 億円)
・海外事業の積極展開 約 60~120 億円
・国内事業の効率化 約 110 億円
・高付加価値商品の取り組み 約 60 億円
・DX、業務プロセス改革 約 50 億円
・維持更新投資 約 60 億円

(2)財務基盤の安定化: DER(負債資本倍率)1.0 以下

※ROIC=(税引後営業利益+持分法投資損益)÷(有利子負債+純資産)
なお、現状のスターゼングループの WACC は 4%程度

以上

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