札幌バイオフードリサイクル株式会社 食品リサイクル・メタン発酵バイオガス発電施設を増強

掲載日: 2022年10月18日 /提供:JFEホールディングス

札幌バイオフードリサイクル株式会社 食品リサイクル・メタン発酵バイオガス発電施設を増強

2022年10月18日
JFEエンジニアリング株式会社
J&T環境株式会社
札幌バイオフードリサイクル株式会社

JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下 元、本社:東京都千代田区、以下「JFEエンジニアリング」)のグループ会社であるJ&T環境株式会社(社長:露口 哲男、本社:神奈川県横浜市、以下「J&T環境」)は、札幌バイオフードリサイクル株式会社(社長:小倉智、本社:北海道札幌市)が有する食品リサイクル発電プラントの更新および増強を目的に新工場の建設を決定し、本日、起工式を執り行いました。

新工場は札幌市と周辺地域の資源循環型社会の実現に向けた先進的な取り組みを拡大するため、現在稼働中の工場が立地する札幌市東区中沼町の札幌市リサイクル団地内に建設します。施設の設計施工はJFEエンジニアリングが実施し、2024年秋の稼働を予定しています。

新設するプラントは、現工場で受入れている札幌市内の事業系一般廃棄物の食品廃棄物68t/日に加え、新たに札幌市と近郊の食品製造工場などから排出される産業廃棄物の食品廃棄物を受け入れ、最大100t/日の処理を行う予定です。また、受け入れた食品廃棄物は、微生物の力で発酵させ、発生するメタンガスを燃料にして発電 を行い、さらに、処理工程で発生する脱水汚泥は、全量堆肥として活用されます。これにより、食品廃棄物を電力と肥料へ転換する地産地消型の "ダブルリサイクルループ"を実現していきます。

J&T環境は、食品リサイクル事業をすでに仙台、千葉、横浜で展開しており、今回の札幌に加え、小牧、福岡でも建設中です。今後も地域における資源循環型社会を通じた持続的な社会の実現に貢献してまいります。

  • ※ 発電出力1,980kW 年間想定発電量16,420MWh(一般家庭の約4,560世帯分)

ダブルリサイクルループ

食品廃棄物から再生可能エネルギーと肥料を創出

会社概要

社名 札幌バイオフードリサイクル株式会社
所在地 (現工場)札幌市東区中沼町45番地53 札幌市リサイクル団地内
(新工場)札幌市東区中沼町45番地19 札幌市リサイクル団地内
代表者 小倉 智
事業内容 食品リサイクル事業
(現工場)札幌市事業系一般廃棄物 68t/日
(新工場)札幌市事業系一般廃棄物および産業廃棄物 100t/日
資本金 1,000万円
沿革 1997年3月 三造有機リサイクル株式会社 設立
2019年6月 J&T環境が100%株式取得
2019年8月 「札幌バイオフードリサイクル株式会社」へ社名変更

施設完成予想CG


このリリースの画像:
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建設予定地

以上

本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。

  • JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室

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