民間金融機関と協調して、地域密着型スーパーマーケット 株式会社佐藤長様に対し、総額27億円のシンジケートローンを組成

掲載日: 2021年03月22日 /提供:商工組合中央金庫


2021 年 3 月 22 日
商工中金

民間金融機関と協調して、地域密着型スーパーマーケット
株式会社佐藤長様に対し、総額 27 億円のシンジケートローンを組成


商工中金は、シンジケートローンなどの取組みを通じて、地域金融機関と連携し、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献しています。

商工中金(青森支店)は、株式会社佐藤長様(本社:青森県弘前市、代表者:佐藤 浩三様)に対し、総額 27 億円のシンジケートローンを組成しました。本シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを、みずほ銀行とみちのく銀行がコ・アレンジャーを務め、青森県信用組合、青い森信用金庫、青森銀行が参加し、民間金融機関との協調により、組成が実現したものです。

同社は、スーパーマーケット「さとちょう」、「海鮮市場 魚三」の運営業者です。1897 年の創業以来、弘前市を中心に全 40 店舗を構え、漁協直送や市場仲買人の資格や目利きを活かし、近海の新鮮な海の幸をリーズナブルな価格で提供するなど、地域住民から親しまれています。

今回、同社は、本シンジケートローンにより調達した資金を既存債務のリストラクチャリングに活用します。また、同社グループは、より鮮度の高い商品を供給するため、加工設備や超低温冷凍庫を備えたセントラルキッチン等、戦略的な設備投資に取り組んでいきます。

商工中金は、現地訪問や経営者へのヒアリングを含む綿密な事業性評価を Value up レポート(※)にまとめ、同社の強みや財務上の課題を確認。同社が推進する「フードロス対策」や「女性活躍への取組み」により一層の企業価値向上が図られると考え、民間金融機関と協調してシンジケートローンを組成しました。なお本件は「経営者保証に関するガイドライン」に則り無保証とし、次世代への円滑な事業承継を後押しするとともに、金融機関の支援体制強化に貢献しています。

商工中金は、持続可能な社会の実現に向けて、地域金融機関と連携してお取引先の課題解決や「SDGs(持続可能な開発目標)」に貢献する取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(※)お客さまとの信頼関係を深め、課題やニーズを共有し、企業価値を高めるために作成する事業性評価のツール

【本シンジケートローンの概要】
組成金額 27 億円(コミットメントライン 8 億 5,000 万円、 タームローン 18 億 5,000 万円)
ア レ ン ジ ャ ー 兼エー ジェント 商工中金
コ・アレンジャー みずほ銀行、みちのく銀行
参 加 金 融 機 関 青森県信用組合、青い森信用金庫、青森銀行
契 約 締 結 日 2021 年 3 月 12 日

【株式会社佐藤長様の概要】
所在地 青森県弘前市大字松森町 93
資本金 2,000 万円
代表者 佐藤 浩三様
従 業 員 数 245 名(2021 年 2 月現在)
業種 スーパーマーケット事業
設立 1984 年 2 月

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