スマートフォンと連携して測定結果を管理者に送信できる
通信型アルコール検知器を開発
~2022年10月以降の法改正※ に対応して商品化、今夏発売予定~
株式会社JVCケンウッドは、ドライバーを抱える事業者に向けて、スマートフォンと連携して測定結果を管理者のPCにメールで送信し、検査結果の記録・管理を容易にする通信型アルコール検知器を開発しました。
2022年4月より、道路交通法の施行規則の改正※ が段階的に実施され、事業者には、安全運転管理者による運転者の運転前後のアルコールチェックが義務化されるとともに、同年10月からは運転者の酒気帯びの有無を、アルコール検知器を用いて検査することが必須となります。この法改正に対応し、対象となる事業者が検査、および測定結果の記録・管理がしやすいよう、本開発では、アルコール検知器に通信機能を搭載しました。
※:「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令」(2021年11月10日公布)による。
アルコール検知器に通信機能を搭載することにより、スマートフォンとBluetooth(R)で接続できるようになり、運転者のアルコール濃度を測定後、その測定結果と測定者情報をスマートフォンの通信機能を使用して管理者用PCへメール送信が可能となります。管理者用PCでは、PC管理ソフトウェアを使って、受信した測定結果を測定者ごとにIDで管理し、測定履歴として保存することが可能です。今後は、10月以降の法改正※ に対応するべく、今夏の発売に向けて商品化を進めます。
<主な開発ポイント>
1.スマートフォンと連携し、測定結果や測定者情報を管理者用のPCにメール送信可能
アルコール検知器に通信機能を搭載することにより、スマートフォンとBluetooth(R)で接続できるようになります。測定中は、検知器でアルコール濃度の測定を行うとともに、専用のスマートフォンアプリで測定者を写真撮影します。この測定結果と測定者情報(写真データ、位置情報など)を、スマートフォンの通信機能を使用して管理者のPC管理ソフトウェアにメール送信することが可能です。
2.測定結果を測定者ごとのIDで管理できるPC管理ソフトウェアを用意
管理者が測定結果と測定情報を管理しやすい、PC管理ソフトウェアを合わせて提供する予定です。同ソフトウェアにより、スマートフォンから受信した測定結果を測定者ごとに設定したIDと照合し、測定履歴とともに管理することが可能です。
3.高品質な日本製センサーを採用予定
アルコール検知器に搭載するセンサーは高精度・高品質な日本製センサーを採用予定です。
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