デジタルと伝統を生かしたまちづくりを進める山形県長井市を舞台に、企業向け「越境研修」を共同開発

掲載日: 2026年10月28日 /提供:NTT Landscape

~地域の実課題への挑戦と行動評価を通じ、次世代リーダーを育成~

 株式会社NTT Landscape(代表取締役社長:木下 健二郎、以下「NTT Landscape」)と、一般社団法人やまがたアルカディア観光局(理事長:内谷 重治、以下「やまがたアルカディア観光局」)は、山形県長井市(以下「長井市」)を舞台に、地域事業者が実際に抱える課題への挑戦を通じ、企業の次世代リーダーに求められる課題発見・解決力や合意形成力を育成する「越境研修プログラム」(以下「本プログラム」)を共同で開発しました。2026年11月1日より、やまがたアルカディア観光局を提供主体として、本プログラムの本格提供を開始します。
 本プログラムでは、長井市を複数回訪問し、約3か月にわたり地域の実課題に向き合い、解決策の検討・提案に取り組む「通常版」と、2泊3日の滞在を通じて地域の魅力や課題、まちづくりの実情を学ぶ「ショート版」の2つのコースを提供します。通常版では、現地でのフィールドワークや地域の事業者などとの対話に加え、研修中の参加者の発言や行動を継続的に観察・評価し、研修での経験をその後の行動変容につなげます。
1. 背景と目的
 近年、企業を取り巻く事業環境が複雑化する中、新たな価値を生み出し事業を前に進めるためには、知識やスキルの習得に加え、自ら課題を発見し、異なる立場や価値観を持つ関係者を巻き込みながら、解決策を形にしていく力がこれまで以上に求められています。
 一方、日常の業務では、普段の常識や仕事の進め方が通用しない環境で、多様な関係者と対話しながら課題解決に取り組む機会は限られています。そこで本プログラムでは、参加者が普段の職場を離れ、異なる環境や価値観に触れながら、課題の発見から解決策の検討までを実践する機会を提供します。
 本プログラムの舞台となる長井市では、デジタル技術を活用したまちづくりを進めるとともに、地域住民や事業者などと連携したさまざまな取り組みを展開しています。長井市を学びのフィールドとして、地域の人々や事業者、まちづくりを担う関係者との対話を通じて地域の実情や課題に向き合うことで、参加者が相手の背景や立場を踏まえて課題を捉え、周囲を巻き込みながら物事を前に進める力を養うことをめざします。
 これまで、長井市の地域特性を生かした研修プログラムの検討・実証を通じてプログラム内容の改善を重ね、このたび本プログラムの本格提供を開始します。
2. プログラムの概要
 本プログラムは、長井市への複数回の訪問とオンラインでの活動を組み合わせ、約3か月にわたり地域の実課題に向き合い、解決策の検討・提案に取り組む「通常版」と、2泊3日の滞在を通じて地域の魅力や課題、まちづくりの実情を学ぶ「ショート版」の2つのコースを提供します。
(1) 通常版
長井市でのフィールドワークとオンラインでのディスカッション・メンタリングを組み合わせ、約3か月にわたり、地域の事業者などが実際に抱える課題に向き合い、解決策の検討・提案に取り組みます。
参加者は、現地で地域や事業者の実情を学び、対話を通じて課題やその背景を掘り下げます。その後、地域の事業者や事務局との議論を重ねながら、現場の実情や制約を踏まえた実行可能な解決策を検討し、最終的に長井市の関係者などに提案します。
また、研修中の参加者の発言や行動、振る舞いなどをアセッサーが観察・評価します。評価結果は個人別のフィードバックレポートとして還元することで、参加者自身が強みや今後の成長に向けたポイントを振り返り、その後の行動変容につなげます。
(2) ショート版
2泊3日の長井市での滞在を通じて、デジタル技術を活用したまちづくりの取り組みや地域の魅力・伝統文化について学びます。一般的な視察プログラムのように先進事例を見学するだけではなく、地域事業者や自治体職員との対話、現地でのフィールドワークを通じて、取り組みが生まれた背景や地域の課題・可能性を多面的に考察します。
地域の現場で得た気づきや学びを整理することで、目の前の事象から課題を発見する視点を養い、自らの業務や地域での取り組みに生かすための視点や問いを持ち帰ります。

資料展示室(旧長井小学校第一校舎)           視察時の写真(実証時)

参加者・地域事業者と議論をしている様子(実証時)


3. 特長
 本プログラムは座学中心の研修とは異なり、参加者が実際に長井市を訪れ、地域の人々や事業者との交流を通じて地域の実情や課題に触れながら学ぶ、フィールドワーク型の研修です。
- 特長1.:地域の取り組みを現場で学べる「長井市」をフィールドに地域全体のデジタルツインなどのデジタル技術を活用するとともに、地域住民や自治体職員の意見を取り入れながらまちづくりを進める長井市をフィールドに、地域で暮らす人々や事業者、まちづくりを担う関係者との交流を通じて、地域で進められている取り組みだけでなく、その背景にある地域の実情や課題について現地で学びます。

- 特長2.:地域事業者が実際に抱える課題を題材に、実行可能な解決策を検討・提案
架空のケースではなく、長井市内の事業者や施設などが実際に抱える課題をテーマとして扱います。参加者は、地域の事業者などとの対話を通じて課題の背景を掘り下げ、現場の実情や制約を踏まえながら、実行可能な解決策の検討・提案に取り組みます。

- 特長3.:研修中の「行動」を継続的に観察・評価通常版では研修の各プロセスにアセッサーが参加し、参加者の発言や行動、振る舞いなどを継続的に観察します。評価項目・基準に沿って参加者の行動を分析・評価し、その結果を個人別のフィードバックレポートとして還元します。これにより、参加者自身が研修中に発揮した強みや今後の成長に向けたポイントを客観的に振り返り、その後の業務における行動変容につなげます。

4. 開発・運営体制と各者の役割
 本プログラムは、NTT Landscape、やまがたアルカディア観光局がそれぞれの知見や強みを生かして開発しました。本格提供開始後は、以下の役割分担のもと、プログラムを運営します。
- NTT Landscape企業向け越境研修のコンテンツ開発およびプログラムの運営

- やまがたアルカディア観光局本プログラムの提供主体として、全体の統括・事務局を担うとともに、宿泊などの現地手配や地域の事業者・関係者とのコーディネートを実施

また、長井市は研修フィールドの提供や参加者へのフィードバックなどに協力します。
5. 提供開始時期・申込方法
- 提供開始日:2026年11月1日
- 催行時期:申込状況などに応じて順次実施
- 提供主体:やまがたアルカディア観光局
- 申込方法:下記専用問い合わせフォームまでご連絡ください。(問い合わせフォーム)

6. 今後の展望
今後は、本プログラムの提供を通じて得られる知見を生かし、プログラム内容のさらなる充実と、参加企業・参加者の拡大を図ります。また、長井市での取り組みを踏まえ、山形県置賜地方をはじめとする他地域への展開についても検討していきます。地域ごとの特色や課題、地域資源を生かし、それぞれの地域に応じた学びの機会の創出をめざします。

【本件に関するお客さまからのお問い合わせ先】
NTT Landscape 越境研修問い合わせフォーム(問い合わせフォーム)

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