- No.14235(2022/9/20)
「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」を新たに立ち上げ
― 日本全国でのチャレンジド・スポーツのさらなる普及・発展への貢献を目指す ―
― 57自治体の障がい者スポーツ協会が推薦する若手アスリートと、各協会または競技団体などを支援 ―
- 画像ダウンロードはこちら
サントリーホールディングス(株)は、「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」を新たに立ち上げ、9月20日(火)から募集を開始します。
本奨励金事業は、チャレンジド・スポーツの普及・振興や、世界レベルの選手の育成・強化につながることを願い、47都道府県および10の政令指定都市の障がい者スポーツ協会が推薦する若手アスリートと、各協会または各協会が指定する競技団体などの活動に対して奨励金を支給するものです。
奨励金は、アスリートの活動費(義肢装具などの器具購入費、遠征費用など)や、各団体による競技振興のための費用(競技会・研修会の実施費用・参加費用など)に活用いただきます。
当社は、パラスポーツを「チャレンジド・スポーツ」と捉え、2014年に「サントリー チャレンジド・スポーツ プロジェクト」を立ち上げました。アスリート・競技団体への奨励金支給や、チャレンジド・スポーツ体験イベントなどの開催のほか、一般社団法人日本車いすバスケットボール連盟、車いすバスケットボール日本代表、公益財団法人日本パラスポーツ協会等を各種パートナーとして応援するなど、チャレンジド・スポーツの魅力を伝え、競技の裾野を広げる活動に幅広く取り組んでいます。
2015年から2020年にかけては、東日本大震災の復興支援の一環として、岩手県・宮城県・福島県の個人・団体を対象に「チャレンジド・アスリート奨励金」の取り組みを行い、のべ約2億600万円の助成を行いました。
今回の奨励金事業を通じ、日本全国でのパラスポーツのさらなる普及・発展への寄与を目指します。
― 記 ―
●「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」概要
▼助成期間 2023年1月1日~2023年12月31日
▼支援対象
・全国(47都道府県・10政令指定都市)の障がい者スポーツ協会が推薦する若手アスリート
・全国の障がい者スポーツ協会、または協会が指定する競技団体など
▼支援総額
2,850万円
※計57団体に対し、それぞれ50万円を支給
※50万円のうち、アスリートの活動費を30万円以上と定め、差額を各団体による競技振興のための費用とする
▼今後のスケジュール(予定)
2022年9月20日以降 各障がい者スポーツ協会からの申請を受付
2022年11月中旬以降 申請書類の確認等
2022年12月中旬 審査にて支援対象決定・通知
2023年1月下旬 奨励金の給付
▼共催 公益社団法人日本フィランソロピー協会
▼後援 公益財団法人日本パラスポーツ協会
※詳細についてはこちら(https://www.philanthropy.or.jp/suntory/pfc/2022/)をご確認ください。
●サントリーホールディングス(株)取締役副社長 CSR推進部担当
有竹 一智 コメント
当社は、東日本大震災復興支援活動をきっかけに、2014年からチャレンジド・スポーツの支援に取り組んできました。今回の「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」は、ダイバーシティ社会のさらなる実現に向けた活動として、東北3県のみならず全国に対象を拡げ、未来を担う若手アスリートの挑戦を応援する新事業です。昨今のチャレンジド・スポーツに対する関心の高まりをさらに盛り上げ、皆さんの挑戦と今後の可能性を応援しつづけたいと思っています。
●公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長
髙橋 陽子氏 コメント
チャレンジド・スポーツは障がいのある人が行うスポーツということだけではなく、障がいのない人も参加・観戦を含め一緒に楽しめるものです。
そして、地域を元気づけることにつながり、さらには共生社会をつくるきっかけとなっています。2014年から東北3県での良い先行事例を多く見てきました。それが全国に広がることに、大変期待しております。
●公益財団法人日本パラスポーツ協会 企画広報部長
伊藤 卓司氏 コメント
パラスポーツ振興のためには競技力の向上に加えて、裾野を広げることがとても重要です。この奨励金は、裾野を広げるためのとても力強い後押しになりますので、当協会としても大変うれしく思っております。この奨励金を活用した若いアスリートたちが全国各地で活躍し、それを見た若い芽が新たにパラスポーツに取り組んでくれることを期待しています。
以上
画像ダウンロード
お問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/