サッポロビール(株)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」(注1)において、ビール製造過程で発生する副産物「モルトフィード」をアップサイクルした紙製タンブラー「もるたん」(注2)が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

「もるたん」は、ビール製造過程で発生する副産物「モルトフィード」を活用した紙製タンブラーです。パルプモールド成型技術によるプラスチック不使用の設計に加え、飲み口の薄さや持ちやすさにも配慮しました。さらに、内側の星型エンボスを目安に注ぐことで、ビールと泡の比率が7:3になるよう設計し、ビールをおいしく楽しむための飲用体験を追求しました。
今回の受賞では、これまで主に飼料として活用されてきたモルトフィードを、素材の風合いを活かしながらビールをより深く楽しむための器へと昇華した点や、紙製でありながら高い飲用性と機能性を実現した点が評価されました。
当社は事業の主要な資源である容器包装に対して「サッポログループ容器包装ビジョン(注3)」を策定しています。製品ライフサイクル全体における、環境への配慮とユーザビリティ確保を目指し、容器包装の研究開発に取り組んでいます。
サッポログループはこれからも、事業活動を通じた世界的な社会課題の解決につながる価値創造に取り組み、「持続可能な社会の実現」と「グループの持続的な成長」の両立を目指します。
(注1) GOOD DESIGN AWARD
(注2) ビール類の副産物モルトフィードをアップサイクルした紙コップ「もるたん(maltum)」を開発│ニュースリリース│ニュースルーム│サッポロビール 企業サイト
(注3) 循環型社会の実現│環境との調和│重点課題│サステナビリティ│サッポロビール 企業サイト
■受賞作品
1.作品名
「もるたん」
2.特長
・ビール製造過程で発生する副産物「モルトフィード」をアップサイクルした紙製タンブラー。
・パルプモールド成型技術により、プラスチック不使用を実現。
・ガラスやプラスチック製の容器と比べ結露を抑制、手やテーブルを濡らしにくい。
・飲み口の厚さを0.6mmまで薄く設計し、飲用体験を向上。
・中央部の段差構造により、飲み口の薄さを実現しながら、把持性の向上と飲用時の変形を抑制。
・内側の星型エンボスを目安にビールを注ぐことで、ビールと泡の比率が7:3となるよう設計。
・星形のエンボスによりスタック時の引き抜き性が向上。
3.審査員の評価コメント(原文)
ビール醸造過程で生まれるモルトフィードは、これまで主に家畜飼料等に利用されてきたが、近年は更なる高付加価値化に向けた模索がある。このパルプモールド製タンブラーは、一般的な紙コップに比べビールを飲むための器として完成度が高い。製造時の歩留まりとのせめぎ合いを感じさせる薄い飲み口は、繊細な味わいを引き立てるはずだ。モルトフィードの風合いを生かした素地感も心地よく、醸造過程で出た副産物をビールをより深く愉しむための器へと見事に昇華させている。
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サッポロビール(株)お客様センター
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