―サステナブルな社会に向けた 就業者・来街者とのよりよい未来づくりー廃棄物再利用率100%【サーキュラーシティ丸の内】始動 - 第一弾 食品…

掲載日: 2022年04月20日 /提供:三菱地所

2022年4月20日
報道関係各位
三菱地所株式会社

―サステナブルな社会に向けた 就業者・来街者とのよりよい未来づくりー
廃棄物再利用率100%【サーキュラーシティ丸の内】始動
第一弾 食品ロス削減施策 料理の持ち帰り「MARUNOUCHI TO GOプロジェクト」


三菱地所グループでは「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」において、CO2排出量や再生可能電力比率のほか、廃棄物においても再利用率と排出量に関する削減目標とKPIを定め、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを推進しております。その一環として、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)においては、2030年までに廃棄物再利用率100%、単位面積当たり廃棄物排出量20%削減達成を掲げており、このほど、丸の内エリアで「資源循環」に着目した取組み「サーキュラーシティ丸の内」を始動いたします。

第一弾として、丸の内エリアの飲食店舗の協力のもと、食べきれなかった料理の持ち帰り用容器TO GO BOXや紙袋を無償配布して食品ロス削減につなげる「MARUNOUCHI TO GO プロジェクト」をスタートします。

サステナブルな社会に向け、テナント就業者・来街者など多様なステークホルダーとともに、環境に優しいまちづくりを目指します。

■第一弾 食品ロス削減施策 料理の持ち帰り「MARUNOUCHI TO GOプロジェクト」

環境省によると、日本で年間約600万t発生している「食品ロス」のうち、約120万tが飲食店等の外食産業から発生しています。一方、消費者庁の調査で、外食時に食べきれなかった料理を持ち帰ることに9割が賛成する反面、実際に持ち帰ったことのある人は2割に留まっていることが明らかになっています。そこで、飲食店舗の協力のもと、希望者に対し、料理の持ち帰り専用容器TO GO BOXと紙袋を無償配布、各自で食べ残した料理を詰めて持ち帰れるようにするものです。

なお、紙袋は、丸の内エリアのオフィス等で発生した段ボール古紙を100%※利用、オフィス就業者による紙ゴミ分別の促進に繋げるとともに、飲食店の利用者にもエシカルな取組みに参加できるようにすることで、国内最大の企業と商業が集積するまち全体で、廃棄物再利用の循環システム構築を目指します。また、同プロジェクトを通じ、食べきれなかった料理を持ち帰るライフスタイルの浸透を目指します。

※クレジット方式。回収した数量に相当する製品を生産する仕組みを採用

■MARUNOUCHI TO GO プロジェクト概要
・期間
2022 年4月21 日(木)~6 月30 日(木)
・対象施設
丸ビル、新丸ビル、丸の内オアゾ、iiyo!!(イーヨ?)、東京ビルTOKIA、丸の内ブリックスクエア、二重橋スクエア、丸の内テラス、TOKYO TORCH Terrace、よいまちの飲食店舗(一部を除く)対象店舗 74 店舗(4 月21 日時点) URL: https://www.marunouchi.com/lp/togobox/
・運用
持ち帰りができる飲食店であることを示すPOP やステッカーを参加飲食店舗に配布。希望者に専用容器と紙袋を無償配布、各自で食べきれなかった料理を容器に詰めて持ち帰り。
・紙袋
丸紅グループと連携、丸の内エリアのオフィス等で発生した段ボール古紙を100%※利用して、トレーサビリティを確保したリサイクルスキームのもと紙袋を制作。古紙100%再生紙(R100)の地球に優しい紙製品。
FSC(R)認証取得(FSC(R) N003945) ※クレジット方式(回収した数量に相当する製品を生産する仕組み)を採用
・容器
バガス(サトウキビの搾りかす)からできたエコ容器。100%天然素材、電子レンジ利用可。
・専用サイト.URL
https://www.marunouchicom/lp/togobox/
ロゴデザイン制作 廣村正彰氏 (廣村デザイン事務所)
「食べ残した料理を持ち帰ることが、サーキュラーエコシステム実現の助けになることが、シンプルに分かりやすく伝わるデザインを目指しました。料理を想起するスプーンとフォークのモチーフから、ラインがのびて円弧を描くことで、エコシステムの循環を表します。落ち着いたグリーンは、本プロジェクトによって森林保護や緑化推進の実現に近づくことを伝えています。」
専用サイト二次元コード

■サーキュラーシティ丸の内について
三菱地所は、丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)において、「資源循環」に着目した取組みをさらに積極展開します。主な取り組みは以下のとおりです。

【生ごみ減量及び再利用率向上】
丸の内エリアの当社所有・管理ビルにおける廃棄物量の内、生ごみが3 割を占めていることを受け、テナント宛てにごみ減量・分別意識の啓発を強化。同時に、バイオガス化、飼料化、肥料化等により現状30%の生ごみ再利用率を2030 年までに100%達成を目指す。

【資源・ゴミ集積所の環境改善】
塵芥処理室(ゴミ集積所)の環境改善を実施。美装化・案内サイン計画の見直し、什器備品の更新を行うほか、名称を『ECO Terminal』に改名。これまでの「ゴミを捨てる場所」から「資源を生み出す場所」に刷新。

【丸ビル・新丸ビルにおける廃棄物再利用率向上、削減に向けた活動】
廃棄物計量管理システムを導入することで店舗毎の廃棄物量の見える化を推進。また、各店が個別に実施しているゴミ削減に向けた取組みの水平展開を図るために、コンテスト形式で、ゴミ削減のアイディアを募集する。

bnr_500_menuplus.png 記事下バナー

注目のキーワード

すべてのキーワード

業界

トピックス

地域