夕食の2時間前の間食が、血糖値上昇の抑制に効果があることを確認
~ポテトチップスなど、4種の食品で検証~
カルビー株式会社は、愛国学園短期大学および早稲田大学との共同研究において、夕食の2時間前または4時間前に適量の間食を摂取することで、夕食後の血糖値上昇を抑えるセカンドミール効果があることを確認しました。本研究成果は、2022年6月10日(金)~12日(日)に行われた「第76回 日本栄養・食糧学会大会」にて発表しています。
一般的に、空腹時間が長いほど、食後の血糖値が高くなるといわれています。これまでにフルーツグラノーラや桑の葉・大麦を含むビスケットを間食に摂取した際、夕食後の血糖値上昇を抑制することは報告していますが、スナック菓子の代表例であるポテトチップスや、糖質や食物繊維を多く含む焼き芋、たんぱく質を多く含む豆類などを間食に摂取した際の報告例はなく、今回の研究に至りました。
本研究では、三大栄養素のバランスが異なる4種の食品(ポテトチップス、フルーツグラノーラ、黒豆、焼き芋)を使い、間食時間に応じて、夕食後の血糖値上昇に及ぼす影響を検証しました。
<研究成果サマリー>
●夕食の2時間前に200kcalの間食を摂取した結果、4種の食品とも、夕食時の食後血糖値上昇を抑制していることを確認しました。
●夕食の4時間前の間食では、フルーツグラノーラや焼き芋に含まれる水溶性食物繊維がセカンドミール効果に寄与しているという結果が得られました。
●間食での糖質や水溶性食物繊維の摂取量が夕食時のセカンドミール効果に重要な要因である可能性が示唆されました。
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https://www.calbee.co.jp/rd/result/report43.php