株式会社まち・カラ(長野県下伊那郡下條村、代表取締役:谷口紀泰)は、長野県下條村で、築110年の古民家を再生した1日1組限定の宿泊施設「古民家宿 雲星(KUMOBOSHI)」の開業準備を進めています。人口減少や空き家の増加が進む中山間地域で、「観光地ではない地域に、人が訪れる理由をつくれるのか」。その挑戦の第一歩として、下條村と共同で古民家DIYイベントを開催します。
完成した宿に人を呼ぶのではなく、つくる段階から地域内外の人が関わる。参加者自身が古民家に残る梁や柱を磨き、天井や壁などに使う木材を塗装します。
自分が磨いた柱、自分が塗った木材が宿の一部として残り、完成したときに、もう一度この村を訪れる理由になる。雲星は、宿泊を地域との最初の接点にし、人と地域の新しい関係を生み出すことを目指します。
本事業は、総務省の地域活性化施策「ローカル10000プロジェクト」において、若者・女性活躍支援の重点事業として採択されています。
【9月19・20日 現地取材可能】築110年の古民家が「取材現場」に
DIYイベント当日は、改修途中の築110年の古民家を公開します。参加者が古い梁や柱を磨く様子等、古民家が新しい地域の拠点へと変わっていく「途中の姿」をご取材いただけます。株式会社まち・カラ代表・谷口紀泰へのインタビューも可能です。
取材テーマ例
- なぜ、観光地ではない村に宿をつくるのか?
- 空き家を宿に変えることで、地域に何を生み出せるのか?
- なぜ50歳で、自ら地域づくりの当事者になることを選んだのか?

【写真1.】完成イメージ
観光地ではない村の「静かな暮らし」を、旅の目的にする
下條村は、全国的に知られた観光地ではありません。しかし、朝には鳥の鳴き声が聞こえ、条件が整えば雲海を望み、夜には人工光の少ない環境で星空を眺めることができます。
株式会社まち・カラが着目したのは、新しい観光資源をつくることではありません。
この地域にすでに存在する、「静かな暮らしそのもの」です。
観光スポットを巡るのではなく、静かな場所に身を置き、その土地の暮らしや人に触れる。
雲星は、「静けさを泊まる。」をコンセプトに、地域の日常そのものを滞在価値に変える、新しい旅の選択肢をつくります。
「宿を、みんなでつくる。」9月19・20日に古民家DIY
その最初の取り組みが、9月19日・20日に下條村と共同開催する古民家DIYイベントです。参加者は、古民家に残る梁や柱などを掃除し、自分たちの手で磨き上げます。また、天井や壁などに使用する木材の塗装も行います。
自分が磨いた柱が残る。
自分が塗った木材が宿になる。
そして完成したら、また訪れる。
「観光客」として一度訪れるだけではなく、宿をつくることをきっかけに、地域との小さな関係が始まる。雲星では、こうした一人ひとりの関わりを積み重ねていきます。

【写真2.】現在改装中の母屋
下條村古民家DIYイベント概要
開催日時:2026年9月19日(土)・20日(日) 10:00~17:00(途中入退場自由)
開催場所:長野県下伊那郡下條村「古民家宿 雲星(KUMOBOSHI)」予定地
参加費:無料
作業内容:天井・壁などに使用する木材の塗装/古い梁・柱などの掃除・磨き作業
主催:下條村・株式会社まち・カラ
築110年の古民家を、1日1組だけの宿へ
南信州の静かな環境の中で、家族や仲間だけの大切な時間を過ごす宿を目指します。コンセプトは、「静けさを泊まる。」
- 屋外バレルサウナ・外気浴スペース
- 囲炉裏スペース・焚き火スペース
- 星空を楽しめる屋外ウッドデッキ
- 小型犬同伴で宿泊可能
- 宿泊者専用の貸切ドッグラン
- 専用キッチン、寝室3室、浴室1室、シャワールーム1室、トイレ2室、洗濯機・乾燥機
- 宿泊者の定員は最大8名まで。
南信州の食材を活用した食体験も組み合わせ、この場所だからこそできる滞在を提供していきます。
宿泊を、地域との最初の接点にする
雲星が目指しているのは、宿泊者数を増やすことだけではありません。希望する宿泊者には、どんど焼きなど地域行事の準備や運営に参加する機会を設ける等、地域の日常に触れられる仕組みをつくります。
泊まる。
人と出会う。
また来る。
やがて、地域に関わる。
観光地ではない中山間地域だからこそ、宿泊を地域と最初の接点とし、訪れる人との継続的な関係そのものを地域の価値として育てていきます。
宿だけではない。地域の「やってみたい」を試せる場所へ
雲星は、宿泊施設として使用しない時間帯などを活用し、シェアキッチンとして地域に開くことも予定しています。飲食店を開く前に料理を提供してみる、地域の食材を使ったメニューを試してみる、小さなイベントを開催してみる。店舗を持つことから始めるのではなく、地域の人が小さく「やってみる」ことのできる場所をつくります。
一軒の空き家を、宿泊者だけでなく地域の人にも使われる場所へ。古民家を起点に、新しい人の流れと経済活動が生まれることを目指します。
下條村長 金田 憲治 コメント
「下條村は、日々の暮らしや静かな環境が今も残る地域です。その一方で、人口減少や空き家の増加などの課題もあり、地域に関わる人の流れをどのように生み出していくかが重要なテーマとなっています。今回の取り組みは、宿泊をきっかけに地域との関係を生み出し、その関係が継続していく仕組みをつくろうとする点に意義があると感じています。一時的な来訪にとどまらず、関わり続ける人が増えていくことで、地域のにぎわいは形づくられていきます。
この取り組みが、新たな人の流れと関係を生み出す一つのきっかけとなることを期待しています。」
株式会社まち・カラ 代表取締役 谷口紀泰 コメント
「これまで地域づくりに関わる中で、どれだけ良いアイデアや制度があっても、誰かがリスクをとって事業化しなければ、新しい取り組みは続かないと感じてきました。50歳になり、これからの時間を何に使うのかを考え、地域の30年後の未来につながる仕事に、自分自身が当事者として挑戦することを決めました。
一軒の空き家を宿に変え、人が訪れ、地域の人と出会い、また訪れる。そこから新しい仕事やつながりが生まれる。そんな小さな循環を、事業として持続させたい。
雲星を、言葉だけではない地域づくりの実践の場にしたい。私自身が、この場所でやります。」
2026年9月DIY、12月プレオープン、2027年春の本開業へ
- 2026年4月 納屋解体着手- 2026年7月 母屋リノベーション開始
- 2026年9月 下條村と共同で古民家DIYイベント開催
- 2026年12月 プレオープン予定
- 2027年春 「信州古民家宿 雲星」本開業予定
12月のプレオープンでは、実際の滞在を通じて施設やサービス、地域との関わり方などを検証・改善し、2027年春の本開業につなげる予定です。
今後は下條村を中心に空き家や空きスペースの利活用を段階的に進め、宿泊・飲食・商業・住居などへ展開することで、地域内で人と経済が循環する仕組みの構築を目指します。
9月19日・20日の報道関係者向け現地取材について
DIYイベント当日は、報道関係者の現地取材を受け付けます。取材・撮影いただける内容
- 改装中の築110年の古民家
- DIYイベント参加者による作業風景
- 梁・柱の掃除・磨き作業
- 木材の塗装作業
- 株式会社まち・カラ代表 谷口紀泰へのインタビュー
- 「古民家宿 雲星」予定地および周辺環境の撮影
テレビ・新聞・Webメディア等の取材をご希望の方は、下記まで事前にお問い合わせください。
会社概要
会社名:株式会社まち・カラ
代表:谷口 紀泰
本社所在地:長野県下伊那郡下條村陽皐2849-1
HP:https://machi-kara.co.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/kumoboshi2026/
株式会社まち・カラ株式会社まち・カラは、地域の歴史・文化・建築物など、そこにある資源の価値を再編集し、新しい地域経済を生み出す会社です。空き家活用を起点に、宿泊・飲食・交流などの事業を展開。地域の人々や行政、大学、企業と連携し、人と仕事が地域を循環する「地域循環型エリアリノベーション」を目指しています。









