報道関係各位
2026年9月1日
大津北商工会
会社員のままで終わらない。経験を武器に「自分の事業」をつくる
大津北商工会が35~55歳向け「創業・事業化実践塾」を開催
現役サロン経営者と滋賀の事業者支援に携わる、バックボーンの異なる2人の中小企業診断士から学ぶ全5回。創業前から創業後まで商工会が伴走

2026年9月30日(水)から全5回 各回18:30~20:30
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大津北商工会は、35~55歳のミドルキャリア層を対象とした「創業・事業化実践塾」を、2026年9月30日から全5回の日程で開催します。テーマは、単に「創業すること」ではなく、これまで培ってきた経験やスキルを、継続できる事業として形にすることです。
日本政策金融公庫「2024年度新規開業実態調査」によると、開業時の年齢は40歳代が37.4%と最多で、平均年齢は43.6歳。開業者の97.9%に勤務経験があり、83.1%が現在の事業に関連する仕事の経験を持っています。ミドルキャリアは、仕事で積み重ねた経験を「事業の種」に変えられる世代でもあります。
なぜ今、35~55歳のミドルキャリアに「創業」という選択肢なのか
35~55歳は、仕事を通じて経験や専門性を蓄積する一方、「このまま今の働き方を続けてよいのか」「独立してみたいが、踏み出すべきか」とキャリアを見つめ直す時期でもあります。就職氷河期を経験した世代も含まれ、長く働く中で身につけた力を、次の挑戦にどう生かすかという問いに向き合う人もいます。大津北商工会では、こうした経験やスキルを地域の新しい事業につなげることが、本人の新たな働き方の選択肢になるだけでなく、地域経済の新たな担い手を生み出すことにもつながると考え、本講座を企画しました。
「創業・事業化実践塾」について
【開催概要】イベント名:ミドルキャリア向け「創業・事業化実践塾」
開催日時:第1回 9月30日(水)/第2回 10月7日(水)/第3回 10月15日(木)/第4回 10月21日(水)/第5回 10月28日(水) 各回18:30~20:30
個別相談会:11月4日(水)、11月5日(木) ※事前予約制
会場:大津北商工会
対象:35~55歳のミドルキャリア層
定員:先着20名
参加費:無料
主催:大津北商工会
【プログラム】
第1回【経営】経験の棚卸しと事業テーマ設定
キャリア・スキルの棚卸し、創業の目的・目標、事業内容・事業テーマ等
第2回【販路開拓】自社の強みを考え、ターゲットを設定する
業界分析、自社の強みと差別化、ターゲット設定、集客方法等
第3回【財務】財務を理解し、収支を設計する
損益計算書・貸借対照表、収支シミュレーション、創業資金、資金調達等
第4回【組織】運営体制と組織づくり
創業期と3年後の組織、販売先・仕入先・外注先、採用等
第5回【統合】夢と事業計画の発表
創業計画書を中心に発表し、講師がフィードバック
講師紹介
藤本 訓徳 氏 中小企業診断士/有限会社スーパーカット・ビューティーコミューン 代表取締役美容室運営会社での勤務を経て、2002年に独立開業。美容師として現場に立ちながら美容室経営に携わり、サロン運営、人材育成、組織づくり、販売促進、利益改善等に取り組む。2021年に中小企業診断士登録。自身の経営における成功事例や失敗事例を活かした経営支援にも従事。
若岡 聡子 氏 中小企業診断士/製菓衛生師/エルコンサルティング
滋賀県を拠点に、中小企業・小規模事業者への経営支援、販売支援等に従事。事業者の商品・サービスの魅力や強みを整理し、顧客に選ばれるための事業づくりを支援している。
「開業」より難しいのは、その後。だから“事業化”まで学ぶ
創業は、開業届などの手続きを行えばスタートできます。しかし、「事業を始めること」と「顧客をつくり、売上を上げ、利益を残しながら続けていくこと」は別です。日本政策金融公庫の同調査では、開業時に苦労したこととして「資金繰り、資金調達」59.2%、「顧客・販路の開拓」48.1%、「財務・税務・法務に関する知識の不足」36.7%が挙げられています。開業後も「顧客・販路の開拓」47.7%、「資金繰り、資金調達」37.0%が大きな課題で、採算状況は「黒字基調」67.3%に対し、「赤字基調」も32.7%あります。
このデータから見えてくるのは、創業時の資金調達だけでなく、創業後も「顧客をどう獲得するか」「資金をどう回すか」といった、事業を継続するための課題が続くということです。つまり、開業はスタート地点にすぎず、アイデアを顧客に選ばれ、収益を生み、続けられる仕組みにする「事業化」まで考えることが重要です。そこで、今回の名称は単なる「創業塾」ではなく「創業・事業化実践塾」としました。創業そのものをゴールにせず、「誰に、どんな価値を届けるのか」「どう売上をつくるのか」「利益を残すには何が必要か」「事業を続けるためにどんな体制が必要か」まで、自分自身の事業に置き換えて考えます。
知識を学ぶだけで終わらせない。自分の経験を「事業」に置き換える5回
経営・財務・販路開拓・組織など、創業に必要な基礎知識を学ぶ点は、一般的な創業セミナーと大きく変わりません。本講座が重視するのは、それらを知識として聞いて終えるのではなく、実際に事業を続けてきた人の経験や、滋賀の地域事情を踏まえた支援の視点を聞きながら、「自分ならどうするか」を考え、自分自身の事業に落とし込んでいくことです。全5回を通じて、経験・スキルの棚卸しから、顧客設定、提供価値、販路、収支、運営体制までを段階的に整理します。グループディスカッションでは、自分では当たり前だと思っていた経験が強みだと気づいたり、考えている商品・サービスに他者の視点を取り入れたりしながら、事業の輪郭を具体化します。収支シミュレーション等も行い、最終的に創業計画書として形にします。
バックボーンの異なる2人の中小企業診断士から、「事業を続けるリアル」を学ぶ
藤本訓徳氏は、美容室運営会社での勤務を経て2002年に独立開業。現在も美容師として現場に立ちながら、有限会社スーパーカット・ビューティーコミューンの代表取締役としてサロンを経営する中小企業診断士です。講座では、経営理論だけでなく、創業時の迷い、顧客獲得、人材育成、組織づくり、利益改善など、自ら事業を始め、現在まで続けてきたからこそ語れる成功と苦労の両面を伝えます。美容室は、地域の顧客に身近なサービスを提供し、人を雇い、売上をつくり、利益を残していく事業です。これから創業を考える人にとっても経営を具体的にイメージしやすく、「先に事業を始め、続けてきた人」から直接話を聞けることが、本講座の大きな特徴です。
若岡聡子氏は中小企業診断士で、滋賀県を拠点に中小企業・小規模事業者への経営支援、販売支援等に携わっています。滋賀県内の事業者や地域の実情を踏まえ、商品・サービスの魅力や強み、顧客設定、販路づくりなどを支援してきました。「自ら創業し、今も事業を経営する中小企業診断士」と「滋賀の事業者支援を重ねてきた中小企業診断士」という異なるバックボーンを持つ2人から、事業を続ける現実と、地域で事業を育てる視点の両方を学べる構成としています。
目指すのは、地域に新しい事業者が生まれ、育つ「良い循環」
こうして自分の事業を具体化した先に、本講座が目指すのは、創業者数を増やすことだけではありません。創業を考える人が一歩を踏み出し、創業後も商工会に相談しながら事業を育て、地域に根付く事業者として継続する。その事業が地域内の新たな取引、サービス、雇用などにつながり、さらに次の挑戦者が生まれる。そんな地域の良い循環の入口にしたいと考えています。いきなり会社を辞めたり、すぐに開業したりする必要はありません。まずは自分の経験を棚卸しし、「これを事業にできるだろうか」と考えてみる。独立への一歩を迷っているミドルキャリア層の背中をそっと押し、講座の間も、その後も、大津北商工会が事業計画、資金調達、販路開拓などの相談を通じて継続的に支援します。
大津北商工会について
大津北商工会は、地域の中小企業・小規模事業者への経営支援、創業支援、地域振興等に取り組んでいます。創業を考えている方への相談対応をはじめ、事業計画の作成、資金調達、販路開拓など、創業前から創業後まで継続的な支援を行っています。【団体概要】
団体名:大津北商工会
所在地:〒520-0242 大津市本堅田3-7-14
事業内容:中小企業・小規模事業者への経営支援、創業支援、地域振興等
ホームページ:https://www.otsukita-sci.com/
参考データ・出典
日本政策金融公庫 総合研究所「2024年度新規開業実態調査」(2024年11月27日)開業時の年齢:40歳代37.4%、平均43.6歳/勤務経験あり97.9%/現在の事業に関連する仕事の経験あり83.1%/開業時の苦労:資金繰り・資金調達59.2%、顧客・販路の開拓48.1%、財務・税務・法務に関する知識の不足36.7%/開業後の苦労:顧客・販路の開拓47.7%、資金繰り・資金調達37.0%/採算状況:黒字基調67.3%、赤字基調32.7%
参考資料:創業・事業化実践塾 チラシ(表面)

参考資料:創業・事業化実践塾 チラシ(裏面)










